2013年09月08日

東京五輪 再び

既報の通り、スペインのマドリード、トルコのイスタンブール、そして日本の東京で争った2020年の五輪開催地は、東京に決定した。

事前の予想では三者の差は僅かで、どこが勝つか予断を許さないとされていたが、蓋を開けてみれば1回目の投票で東京が一抜けでマドリードが脱落、2回目の決選投票でも東京がイスタンブールにあわやダブルスコアの票を集めて圧勝した。

元々東京は世界第3位の経済力、安定した治安、各種スポーツイベントでの開催実績で他を圧倒しており、直前に発覚した福島第一原発の汚染水漏れは大きなネガティブファクターとなったが、安倍首相が事態の鎮静化を確約したことでダメージコントロールに成功した。

そして前回の招致活動の失敗の原因の一つとされた稚拙なロビー活動も、今回は各段に向上したという。富士山の世界遺産登録で除外推奨された三保の松原を復活登録させたのもロビー活動の成果と言われ、日本が不得手とされるロビー活動も着実に進歩しつつあるようだ。

【祝!東京五輪】喜んだ人、悲しんだ人、予言していた人(2chコピペ保存道場)

(エントリより)
51 名前:名無しさん@13周年[] 投稿日:2013/09/08(日) 08:47:16.26 ID:dzDo8Bqu0
日本のプレゼン

開会式は8万人収容の新国立でやります
選手村はベイエリアに作ります 緑豊かな選手村にします 過去最大級規模と施設です
他の競技も概ね8キロ以内の場所で開催できます
前回の遺産を使うので、そんなにお金はかかりません
でも五輪用に48億ドル、しかも現金で持ってますけどね ←歓声と笑い声
選手の移動は秒単位で正確な鉄道があります
日本人はボランティア精神にあふれています
落とし物として年間30億円の現金が警察に届けられます
それらは持ち主の元へ帰ります ←歓声
東京の治安は世界一安全です
日本人でドーピング違反になった選手は過去に一人も居ません


スペインのプレゼン
もう五輪やる気で一杯施設作ったんです
経済のことは・・・とにかく観光方面で頑張ります 
スペインがやばくなったら欧州のみんなもヤバイんですよ 
投票してください


イスタンブールのプレゼン
我が国には誇り高き歴史があります
そう、我が国には誇り高き歴史があります
つまり、我が国には誇り高き歴史があるのです
要するに誇り高き歴史こそ我が国なのです


参考:
東京開催で見せつけた安倍晋三のその外交力の異様な高さ(木走日記)
posted by かせっち at 20:11| Comment(0) | TrackBack(0) | スポーツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年06月04日

W杯予選 オーストラリア戦

前半・後半と攻めあぐねているうちに後半37分、サイドを駆け上がったオーストラリア選手のクロスがそのまま日本のゴールに吸い込まれ、先制を許す。この時間に得点されて「だぁぁ、今日もダメかぁ?」と諦めかけたロスタイム、オールトラリアの選手がエリア内でハンドを犯し、本田がPKを決めて1−1のドロー。


かぁぁぁぁ、しょっぱい試合だねぇ…


まぁ、予選は結果優先なので最低限の成果は出したわけだが、ガッチリ守った相手をこじ開けるだけの力は日本代表には未だ無いということなのかねぇ…
posted by かせっち at 21:43| Comment(0) | TrackBack(0) | スポーツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年06月25日

EURO 2012 準々決勝

スペイン「ギリシャがやられたようだな…」
イタリア「ククク…奴は我らPIIGSの中でも最弱…」
ポルトガル「それを言うならアイルランドは?」
スペイン「ふっ、為す術なくやられるなど、我らの面汚しよ」


…いえ、EURO 2012の話ですよ

ドイツの対戦相手がユーロ圏の債務国ばかりというのは

ただの偶然です(笑)



参考:
「ククク…奴は四天王の中でも最弱…」のガイドライン(NAVERまとめ)
posted by かせっち at 19:48| Comment(2) | TrackBack(0) | スポーツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年05月14日

プレミアリーグ第38節 マンチェスター・シティvsクイーンズパーク

マンチェスター・ユナイテッド(マンU)で勝ち点で並び、大差の得失点差で首位に立つマンチェスター・シティ(マンC)。マンCは同時刻開催のマンU以上の勝ち点を取れば44年ぶりの優勝となる。一方、対戦相手のクイーンズパーク(QPR)も残留が掛かっており、いずれも負けられない試合。

ホームの大声援を受けながらも優勝への重圧か、マンCは動きが悪くて攻撃が繋がらず、引き分け上等でベタ引きのQPRの牙城を崩すことができない。そうこうするうちに同時刻開催のマンUが先に先制。これで勝つしかなくなったマンCだったが、サバレタが待望の先制点を上げる。

しかし、攻守の要のトゥーレ・ヤヤが太ももを痛め、変わったデ・ヨングのクリア・ミスからQPRに同点に追い付かれる。更に、退場者を出したQPRにカウンターを決められて逆転を許し、優勝するには2点を取らなければならない状況に追い込まれる。

マンCはジェコ、バロテッリと相次いでFWを投入し、シュートを雨あられのように浴びせるも、ベタ引きのQPRの守備網を崩すことができず、無為に時間だけが過ぎて行く。マンUは1−0のまま試合を進めており、スタジアム全体に「もはやこれまで…」という雰囲気に包まれる。

しかし後半ロスタイム1分、CKからジェコが同点ゴールを決める。そして後半ロスタイム3分、マンCのFWアグエロが逆転ゴールを決め、そのままタイムアップ。44年ぶりの優勝、そしてこの大逆転劇に、ピッチ上に歓喜のマンCサポーターが乱入する。

まるで、CL決勝マンUvsバイエルンの「カンプ・ノウの奇跡」を見るような劇的な展開。この試合のマンCはダメなときの日本代表を見るようで、とても勝てる雰囲気はなさそうだったが、去年の女子W杯と同じで「諦めちゃいけないんだな」と思った次第。
posted by かせっち at 01:35| Comment(0) | TrackBack(0) | スポーツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年09月08日

富士川の戦い

日本代表、最低限の勝ち点1(その1)(国際サッカー戦略研究所)

(エントリより)
長谷部キャプテンは前日の記者会見で「自分たちのサッカーを変わらずにピッチの上で表現したい」と言っていたのに、どうして単調で雑なサッカーをやってしまったのか?

それはマスコミ報道に選手たちが引きずられてしまったからではないでしょうか。

数日前から日本の報道陣がさかんに、「パフタコル競技場のピッチがひどくてパスがつなげない」と大騒ぎしていました。

駅のスタンドで売っているスポーツ紙に「日本代表、W杯予選大ピンチ」と書いてあったら、多くの人はつい買いたくなるでしょう。

マスコミは、やれ「日本と比べてピッチが荒れている」だの「ボールがJリーグで使っているのとは違う」(ドイツW杯予選、アウェーのシンガポール戦)だの言っては、「日本代表、W杯予選大ピンチ」と大騒ぎして危機感をあおります。

そうやって読者の不安をあおった方が新聞が売れるからです。

しかし私がTVで試合を見たかぎりでは、ボールがイレギュラーしてボコボコはねるシーンはほとんどありませんでしたし、ウズベキスタンは普通にショートパスで日本を崩して川島との1対1の決定機を何度もつくっていました。

ですからショートパスが回せないほどピッチが極端に悪かったとは思えません。芝も試合直前に短く刈り込まれたましたし。

一部の選手のコメントが示すように、日本のマスコミが「ピッチがひどくてパスがつなげない」と大騒ぎしたことで、監督や選手たちが「この試合はパスをつなぐのは無理」と思いこんでしまったのではないでしょうか。

それがミドルの浮き球パスばかりを使った単調で雑なサッカーをやってしまった理由だと思います。

<略>

ショートパスをつなげないほどひどいピッチかどうかは、試合当日までの練習で確認できるはず。

自分たちが実際にボールを蹴ってみた感触だけを信じて欲しい。

そして日本代表の選手や監督は、マスコミやTV解説者の大騒ぎには一切耳を貸さないで欲しいと思います。


マスコミは水鳥の羽音か(笑)
posted by かせっち at 20:32| Comment(0) | TrackBack(0) | スポーツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年07月05日

達人

ようやく才能が開花した北海道日本ハムの中田翔。足幅を広めにとり、腰を落として構える「ガニ股打法」は一部に批判はあるが、今のところは功を奏しているようである。

2011年5月6日, 日本ハム・中田翔第 3号(YouTube)


この構えを見て、かつてのアストロズの強打者ジェフ・バグウェルを想起する人も少なくない。中田以上のガニ股で、野茂も彼によく痛打されていたっけねぇ…

Jeff Bagwells' Home Run BOMB(YouTube)


今の中田は打つ瞬間にまだ前後のステップがあるが、バグウェルはノーステップで打っており、特に上半身がビタッと動かず、体が一本の軸で回転しているのがわかる。

中田も前後のステップすらなくなった時がバグウェルの域に達したといえるだろう。
posted by かせっち at 22:34| Comment(0) | TrackBack(0) | スポーツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年06月15日

3-4-3の手本

前編。4バックと3バックはどこが違うの? そしてその機能性の話。(FCKSA55)
後編。4バックと3バックはどこが違うの? そしてその機能性の話。(FCKSA55)

4バックと3バックの解説。そしてザッケローニがキリンカップでテストした(そして可もなく不可もない結果になった)「3-4-3」について、参考となる布陣がかつてJリーグに存在したという。

「日本代表よりも強い」と称された黄金期の磐田の「N-BOX」である。

(エントリより)
そして、最後に、正確には「3−4−3」ではないのですが、3バックシステムで攻守に高い機能性を発揮していた、しかも、日本人選手だけでそうであった、そういうチームがあった事について書いて終わりたいと思うのですが、それが、黄金期のジュビロ磐田というチームでした。

2トップに高原と中山、トップ下に名波、左WBに奥、右WBに藤田、ダブルボランチに服部と服西、3バックに、左から、山西、田中、鈴木、というメンバーで、その機能性のポイントはどこにあったのかと言うと、それは以下の5つでした。

@ 高原と中山の高い起点力と得点力。
A 名波は1.5列目ではなく2.5列目。
B WBの選手のポリバレント性の高さ。
C サイドも中央もカバーできるダブルボランチ。
D SBタイプである山西を3バックの1枚として起用。


参考:
N-BOX(Wikipedia)
posted by かせっち at 20:03| Comment(0) | TrackBack(0) | スポーツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年06月12日

バルサが目指したもの

今シーズンのUEFAチャンピオンズリーグは、バルセロナがマンチェスター・ユナイテッドを3-1で下して幕を閉じた。試合巧者のマンチェスターにほとんど主導権を渡さず、自分達のサッカーを当たり前のように実行して難無く勝ってみせたバルセロナは、名実共に最強のクラブとなった。

そのバルセロナのサッカーを解説する記事2つ。

最新トレンドは「ポジションレス」!?
CL決勝にみる、バルサ究極の進化形。(Number Web)


(記事より)
 ならば今回、バルサに勝利をもたらしたキーワードは何か。しいて言えば、それは「ポジションレス」と表現できるのではないかと思う。

 もともとバルサは、他のどのチームよりも選手がポジションとパスを頻繁に交換するチームだ。ポジションなどあって無きがごとくだし、このような伝統はクライフのトータルフットボールにまで遡る。

 しかし、バルサの選手のシームレスな動き方は2年前に比べても格段に進歩していた。以前のトップレス(ゼロトップ)は主にFWとMFを対象としたものだったが、今のバルサではFW/MF/DFという垣根さえなくなりつつある。

 しかもコンビネーションの精度と速さは飛躍的に向上。結果、メッシは以前にも増して「個」としての能力を発揮できるようになっただけでなく、チーム側はスケールアップしたメッシを、一枚の「駒」としてフルに活かすことが可能になった。これこそが今回観察された「進化」の本質だった。

 と同時にバルサの進化は、選手のポジション取りや意識の持ち方において、攻撃と守備の区分すら曖昧にするという現象をもたらした。


フットボールとは?(国際サッカー戦略研究所)

(エントリより)
 さて、FCバルセロナに自らのサッカー哲学を植えつけ、数十年かけてバルサの現在の地位を築き上げたのは、言わずと知れたヨハン・クライフです。

そのクライフのインタビュー記事が、サッカーマガジン2月1日号に掲載されていたのですが、彼はバルサのサッカーについてこんなことを言っていました。

「(バルサでは)ボールを持つ選手の重要度が最も低い。他の選手は常に動いてボールを受ける位置にポジションを取る。周囲の選手は皆フリーでボールを受け、ボールを持つ選手はほとんど動かずに済む」

<略>

私は、かろうじてロバノフスキーが現役の監督時代(ディナモ・キエフがチャンピオンズリーグでベスト4に入った98/99シーズン)に間に合って、リアルタイムで試合を見ることができましたが、彼はベンチに座って前後にゆっくりと体をゆする癖があり、うつむき加減になると白いブラシのようなフサフサの眉毛が邪魔をして目を開いているのかよく見えなくなるので、ナイトゲームの時なぞは「夜遅いから、このおじいちゃんもう寝ているんじゃなかろうか」と何度も思ったものですが、このおじいちゃんがただものではありません。

ロバノフスキーが偉大だったのは「ボールを持っていない選手は、持っている選手と同様に重要である」ということに気づいたからであり、さらに彼はこう言っています。

「フットボールとは11人の個がすべてではなく、11人がつくりあげるダイナミックなシステムである」
posted by かせっち at 22:25| Comment(2) | TrackBack(0) | スポーツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年03月01日

策は色々

3バックは本当に復活するのか?
ザッケローニの次なる一手に注目。(Number Web)


アジア杯決勝、日本は攻撃MF藤本を下げてCB岩政を投入、CB今野をSBに回し、その位置にいた長友を前に押し出した。このポジションチェンジが功を奏して勝利に結びつく。

このように説明すると布陣は変わってないように見えるが、実際の日本の最終ラインは、現代のトレンドからは取り残されつつある3バックになっていたという。

(エントリより)
 もちろんザッケローニは悪しき意味でのシステム至上主義者ではない。

 アジアカップにおける一連の采配、とりわけ韓国戦やオーストラリア戦が示すように、むしろ監督としての最大の特徴は、個々の戦況に応じて、自分が必要だと感じた策を迷いなく打てる「実践知(practicalwisdom)」にこそある。

 仮に3バックを採用した場合でも、それは彼なりの工夫とアイディア、経験値が盛り込まれた柔軟性に富むものになるはずだ。現にミラン監督時代の'98-'99シーズン、ザッケローニは3-4-3がうまく機能しないと判断するや途中で見切りをつけ、最終的には3-4-1-2に切り替えることでチームをセリエA優勝に導いている。

 また極論すれば、仮に世界のトレンドに反するものでも、日本代表の選手やチームと相性が良く、かつ相手に対しても通用する──W杯で上位進出を目指す強力な武器になるのであれば、3バックの導入に反対する理由などあるはずがない。

「私はこの世の中にあるシステムを全部試しました。当然、新しいシステムや他のシステムのバリエーションも日々探求しています」

 試合翌日の記者会見で、ザッケローニはこうも語った。

 はたして彼は、ゆくゆくは日本代表の3バック化を試みるのか。そして3バックというシステム自体の新たな可能性を、自らの手で証明してみせようとするのだろうか。彼の次なる一手と日本代表の行方が、さらに楽しみになってきた。


EURO 2004でギリシャを優勝させたオットー・レーハーゲルのサッカーが、「時代遅れ」と揶揄されたマンツーマンだったことを彷彿とさせる。

参考:
オットー・レーハーゲル(Wikipedia)
posted by かせっち at 19:38| Comment(2) | TrackBack(0) | スポーツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年02月19日

紆余曲折

一つの時代の終わり・新しい時代のはじまり?(その1)
一つの時代の終わり・新しい時代のはじまり?(その2)
一つの時代の終わり・新しい時代のはじまり?(その3)
一つの時代の終わり・新しい時代のはじまり?(最終回)

Jリーグ草創期から現在に至る日本サッカーの変遷を辿る、国際サッカー戦略研究所のシリーズ。

(エントリより)
 これまでの日本代表のサッカーは、今では本家でもなかなか見られなくなっているような、クラシックな南米スタイルをどこかひきずっている感がありました。

それは良くも悪くも中盤にいるややクラシックなタイプのプレーメーカー中心のサッカーで、攻撃も守備も個の能力で解決することをベースとしていました。

しかし南アフリカW杯以降、フィールドプレーヤー10人がコンパクトな陣形を維持し、一つの組織として相手が使えるスペースを限定する守備をするようになります。

ザックジャパンになってからは、攻撃面でも組織力がレベルアップしています。

そのおかげで、テストマッチとはいえ「個の自由」の時代では何度兆戦しても敗北を繰り返していた、自分たちより個の能力で勝るアルゼンチンとの試合に勝利するという結果を得られました。


ラモスやカズ、そしてジーコらブラジル系がJリーグ草創期を牽引し、ブラジル的なテクニックを身に付けた日本サッカー。しかしその集大成であるジーコジャパンが、その方向性に限界があることをドイツで証明してしまったとは何とも皮肉である。

とはいえ、世界屈指のテクニシャンが生み出す素地作ったという点で意味はあったと思う。それを土台にして世界基準の組織戦術を身につけるのが今後の課題。「アジアのFCバルセロナ」がリップサービスでなくなる日が訪れんことを。
posted by かせっち at 18:52| Comment(0) | TrackBack(0) | スポーツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年11月27日

南アの遺産

アジア大会を優勝したU−21日本代表に見る一貫性の重要さ。そして、そこから見えてくる、日本社会の今後の正しい在り方、という事について。(FCKSA55)

Jの控えと大学生の寄せ集めで準備期間も十分に取れない中、アジア大会で優勝したU-21日本代表。今回の優勝は南アW杯での日本代表の成功が基になっている、とブログ主は主張する。

(エントリより)
どん底でもがき苦しんでいたフル代表が、戦術とシステムを守備的に変えただけで、世界の強豪国を相手にしても、突然、結果を出す事が可能になりました。このインパクトというのはとても大きくて、このビックバンをきっかけにして、日本のサッカーというのは大きく変わったと思う訳です。

つまり、守勢になったら勝てない、ポゼッションとハイプレスが日本的なスタイルだ、という固定概念、という意識、それが根底から覆されて、日本サッカーはその呪縛から開放された、そのように思います。

それによって何が起こったのか? それによって何が変わったのか? と言うと、1つには、日本であっても守備的に戦えば、相手が世界の強豪国であっても、もう守り切れるぐらいの能力が備わってきたんだ、という事で、つまり守るべき時には守って守り切れるんだ、という事が明確になったという事で、それが日本の選手の大きな自信に変わった、大きな心の拠所に変わった、という事ですね。

そして2つには、攻撃的な役割を担う選手が、エゴイスティックなプレーをする事は悪だ、という呪縛から開放された事で、むしろ今は、そういうエゴイスティックなプレーをしない攻撃的な役割の選手、つまり、個人で仕掛けていくチャレンジをしない、個人で局面を打開し得点まで奪ってしまう、そういうプレーをしない、できない選手というのは、ダメだという意識が日本サッカーにも高まってきていると思う訳です。

今大会でも、永井であったり山崎であったり、そういう選手たちが個人で仕掛けていって攻撃が失敗に終わる、という事は多々あった訳ですが、それを責めようという風潮は、選手の間にも、ファンの間にも、マスコミの間にも、全く無かった訳で、これは驚くべき変化だと私は思う訳です。

<略>

と言う事で、脱線した話を戻しまして、サッカーの話に戻りますが、そうやって日本に守備の文化がフル代表を発端にして生まれ、それが、岡田ジャパンから、暫定的な原ジャパンというワンクッションを経て、ザックジャパンという所へ上手く継承されていき、守備の確固たる文化を持つイタリアのサッカーがそこに加わる事によって、完全に日本のサッカー、特にナショナルチームには、守備の文化というものが根付いてきました。

そしてそれを、アンダー世代のナショナルチームにも変える事なく伝えた事で、急造のチームであっても、それを基盤にする事で、まるで長い期間かけて作ってきたかのようなチームとなる事ができた、そのように私は思う訳です。
posted by かせっち at 19:42| Comment(2) | TrackBack(0) | スポーツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年10月13日

国際親善試合 日本vs韓国

韓国FWのレイトタックルで地面に叩きつけられた駒野が腕を骨折して始まり、松井のセンタリングをエリア内で腕に当てた韓国DFのハンドが取られないで終わるなど、色々あった割にはスコアレスドローに終わった日韓戦。

フィジカルに強い韓国は日本の選手に厳しいチャージを仕掛けてきたが、日本の選手も臆することなく迎え撃ち、1対1の局面でも組織的にも守備面は安定していた。しかしアルゼンチン戦と同じく、攻撃面はまだまだ課題が多い。

■日本代表、韓国と惜しい引き分け(国際サッカー戦略研究所)

(エントリより)
 攻撃面では岡田ジャパン時代よりは良くなりましたが、まだまだ課題は多いです。

日本の一部のサポが「鬼プレス」と呼ぶ、韓国の激しいプレスにうまく対応できませんでした。

日本の選手がパスを受けたらミドルサードでまずボールをキープしようとするので、すぐさま2人・3人と相手選手に囲まれボールをロストする場面が目立ちました。

ボールを持って前を向いたら自分より前にいる味方にシンプルにはたいて目の前の敵選手を抜いてしまえば、得点の可能性がぐーんと広がっていくのに、モタモタとドリブルしているうちに相手がどんどん戻ってしまい、自分からゴールチャンスのドアを閉じてしまいました。

パスをもらったときに選手がまずチャレンジすべきことは、ボールを持って前方へターンする事ですが、韓国代表をリスペクトしすぎているのか、日本の選手はパスをもらうと後ろ向きにトラップして、まずボールを大事にキープしようとする消極的な姿勢も目立ちました。

そのこともうまくパスを回せなかった原因の一つです。

ザッケローニ監督が「自分たちの才能に気付いていない選手、このチームがもっと良くなることを信じていない選手がいる」と試合後コメントしたのは、このことを指しているのではないでしょうか。


韓国戦 「この試合におけるザックジャパンの攻撃の問題点は2つ」(FCKSA55)

(エントリより)
@ DFラインの裏を狙う選手がいない。前田と本田の組み合わせ。
A サイド攻撃ができていない。松井と香川が中でプレーし過ぎ。

それで、結局この試合は、スコアレスのドローで終った訳ですが、日本の攻撃の問題点は、上記の2つでありました。お互いにコンパクトにしながら中盤での攻防を続けていたという事は、どちらにもDFラインの裏に、それなりのスペースがあった訳ですが、1トップが森本や岡崎のようなタイプの選手ではなく、前田のようなタイプの選手であると、裏が狙えない訳ですね。もし中盤やDFラインの選手がそういうパスを狙っていたとしても、前田が主導的に裏へ走らない事には、そこには出せないし、出しても上手くいかない、という事ですよね。

私の個人的な構想において、1トップには岡崎か森本、トップ下には本田か前田、という前2枚の組み合わせにした方が良いのではないか、とした理由というのは、ここにある訳です。前田はFW、本田はMF、しかし、この2人というのは、プレーの質、プレーのタイプ、持ち味、武器、それが似ている訳です。どちらも前線でポストプレーをしながら、もしくは、前線で起点となるようなボールキープからの捌き、それが持ち味で、ヘディングでの強さもあり、フェイントのようなドリブルからシュートという形を持っている、という部分まで似ている訳です。

従って、前2枚をこの2人にしてしまうという事は、同じタイプの選手を前に2枚置いてしまうという事になって、裏を狙うという事ができなくなってしまう訳ですよね。ですから、1トップには岡崎か森本、トップ下には本田か前田、という前2枚の組み合わせにした方が良いのではないか、という事になって、もし本田と香川にした場合でも、これは違うタイプの組み合わせになるので、それは有りではないか、という事にはなると考えている訳です。


参考:
「強引さ」こそザックジャパンの旗印!
90分間ゴールを目指し続けた日韓戦。(Number Web)
posted by かせっち at 20:57| Comment(5) | TrackBack(0) | スポーツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年10月08日

国際親善試合 日本vsアルゼンチン

うーん、勝ってしまったなぁ…(意外)

まず、アルゼンチンの攻撃があれだけ個人頼みだと、南アW杯で身に付けた守備戦術をもってすれば対処できそうだ。但し一発の速さのあるFWの前でDFラインのパス回しするのは止めた方がいい。メッシやテベスがチェイスしなかったからよかったものの、危なっかしくて見てられない。

一方攻撃は南アW杯に比べれば積極性が出てたように思う。攻撃の強いアルゼンチンに対しても、引き籠ることなく攻撃に多くの人数を割いていた。長谷部のミドルからこぼれ球を岡崎が決めたシーンも、岡崎の一歩目が早かったからこそで、攻撃への積極性のあらわれだろう。

但し攻撃の遅さは相変わらず。絶好のカウンターの場面でもドイツのような一気呵成の攻め上がりをせず、何故かバックパスをして攻撃を止めてしまい、相手守備陣の帰陣を許している。こんな攻めではまだまだ世界には通用しない。

最後に、森本より前田の方がよかったんじゃ?
posted by かせっち at 22:05| Comment(2) | TrackBack(0) | スポーツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年09月13日

セリエA チェゼーナvsミラン

前半動きがのろいミランに対し、チェゼーナは堅い守備をベースに2点先制する。特に2点目は南アW杯のドイツvsイングランド戦でのエジル&ミュラーのカウンターを見るよう。

チェゼーナの左サイドは、運動豊富なジャッケリーニが前線からチェイシングをかけ、そのこぼれ球を長友が対処する。前線があれだけ汗をかけば、長友も守備が楽だろう。

長友は前半ミランのFWを上手くマークしていた。しかし後半になると、エンジン全開になったミランの選手に振り切られ始め、あわやオフサイドトラップ・ミスとなる場面も。

ミランの波状攻撃に、チェゼーナがカウンターでけん制する展開が続く中、長友が自陣エリア内でミランのインザーギを倒してPK。デンマーク戦の長谷部のようにちょっと軽率。

ところがキッカーのイブラヒモビッチがPKを外して事なきを得て、このままチェゼーナが守り切って終了。昇格組チェゼーナが優勝候補ミランを破る大金星。

チェゼーナはローマ、ミランとセリエAの強豪2連戦を1勝1分け、しかも無失点で切り抜けた。ただの昇格組のアンダードッグではなさそうだ。
posted by かせっち at 21:48| Comment(2) | TrackBack(0) | スポーツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年09月10日

MとW

1トップか? 2トップか? 2ボランチか? 3ボランチか? カウンターか? ポゼッションか?(FCKSA55)

WとMで読み解くサッカーのフォーメーション論。

(エントリより)
例えば「4−2−3−1」ならば、
中央の「2−3」のところが「W」になる。

例えば「4−3−2−1」ならば、
中央の「3−2」のところが「M」になる。

例えば「4−1−2−3」ならば、
前の「2−3」のところが「W」になる。

しかし、実はもう1つ「M」の形はあって、
それはつまりSBが「M」に加わった形の、
例えば、南アフリカW杯時のメンバーで示せば、

FW:    本田
MF: 大久    松井
MF:  遠藤  長谷
MF:長友  阿部  駒野
DF:  闘莉  中澤

長友、遠藤、阿部、長谷部、駒野、
というところで「M」の形が作れるという事ですね。


posted by かせっち at 20:41| Comment(0) | TrackBack(0) | スポーツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年08月30日

新監督発表

W杯終了後、中々決まらなかったサッカー日本代表監督に、アルベルト・ザッケローニという人が就任するそうだ。3−4−3の攻撃的サッカーを好み、イタリア・セリエAのウディネーゼで3位、ミランで優勝経験があるという。

で、ちょっと調べてみたんだが…


アルベルト・ザッケローニ(Wikipedia)


うーん、微妙…


前述のウディネとミラン以外は大した成績はなく、特にチャンピオンズリーグではグループステージで敗退続き。最近のユーヴェも負け越した上に、MLSチームとの親善試合に負ける体たらく。確かに欧州リーグ経験者でCLで戦ったことのある監督だけど…
posted by かせっち at 23:24| Comment(2) | TrackBack(0) | スポーツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年07月17日

南アW杯 総括

サッカー日本代表が4年後に目指すべきもの(日経)

(記事より)
 決勝トーナメントに入ってイングランドに4−1、アルゼンチンに4−0と猛威をふるっていたドイツの速攻を封じ、チャンスの糸口さえ与えなかったのは、シャビとイニエスタを中心としたパスワークの威力だった。

 スペインはパスを次々とつないでドイツの守備陣形を崩した。ドイツの速攻が形にならなかったのは、陣形を崩されたからだった。「パスの威力」というものを、これほどまでに明白にした試合を、私は見たことがない。

 遠藤のようなパスの能力をもった選手がGKを含めて11人そろえば、日本も同じようなプレーができる。その選手たちがすべて足も速く、少なくとも数人が長身でヘディングが強く、そして2人が得点能力に優れていれば、「ベスト8」どころか「4」でも「2」でも夢ではない。そうしたチームが4年後に作れなくても、そうした方向性を持って選手を育て、チームを強化していかなければならない。


遠藤が11人いれば苦労はしない

それができなかったから岡田ジャパンは当初の戦術を放棄し

そして遠藤が11人いなくても世界と戦える戦術はある

それが確認できたのが今回のW杯の最大の収穫



参考:
岡田ジャパン総括(1)(国際サッカー戦略研究所)
岡田ジャパン総括(2)(国際サッカー戦略研究所)
岡田ジャパン総括(3)(国際サッカー戦略研究所)

オランダが決勝でやったサッカーと、日本がやったサッカーと、アンチフットボールについて。(FCKSA55)

“ハンドボール”か“堅守速攻”か?
南アW杯が示した2014年への新潮流。(Number Web)
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2010年07月02日

Inter Inside

インテル化するW杯
変わりゆく戦術トレンド(スポーツナビ)


今回のW杯では、強豪国が伏兵に足元を掬われる試合が何度も見られた。日本をはじめとする伏兵が取っていた戦術は、今季のチャンピオンズリーグでバルセロナを下したインテルのそれだった。

(記事より)
 規則的なゾーンによる守備、それを打ち破るスペインの存在。この2つがすでに大会前に分かっていることだった。つまり、すべての参加国にとってスペイン、あるいはスペイン的なパスワークは大きな脅威だった。この構図はCLでの「バルセロナvs.対抗勢力」と同じである。そこで、インテルの方法が参考になった。スペイン的なパスワークを封じ込むには、中盤を放棄して後方に守備ブロックを作り、なるべくコンパクトにして(人と人の距離をあらかじめ近づけて)ポジション移動に生じる時差を少なくする。すき間をゼロにするのは不可能だが最少にする。スイスがスペイン戦で採用したのもこの方法だった。

 しかし、スペインと対戦しないチームもインテル式に傾いていたのはなぜか。これは簡単にいえば、すでに記したようにその方が短時間でマネできるからだ。スペインやバルセロナになるのは無理だが、インテルならまだ何とか形になる。スペイン式を成立させられる技量がなければ、パスワークに失敗してカウンターを仕掛けられてしまう。リスクが高い。要は、W杯では誰も負けたくなかったのだ。より簡単で、成果の出やすいほうに飛びついた。その背景には、代表チームに多くの時間を割くことはもはや、どの国にとっても容易ではないという事情も横たわっている。

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2010年06月30日

W杯 日本vsパラグアイ

そこでやったか 駒野…


堅守速攻のチーム同士の戦いだが、日本と同じくらいパラグアイも決定力がない。互いに守備が堅いこともさることながら、相手の攻撃の下手さに救われているような試合。

キリキリと胃が痛くなるような試合展開が続き、90分でも延長でも両者点が入らず、PK戦に突入。日本は駒野が外した一方、パラグアイは全員が決めて決着。日本敗退。

PK戦はともかく、その前の90分及び延長で点を決められないのが、今の日本代表の限界。途中から阿部を外して中村憲剛を入れるという攻撃布陣にしたのだが、それも実らず。


守備は通用することはわかった

ブラジルへの宿題は攻撃だ
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2010年06月28日

W杯 イングランドvsドイツ

昨年末、ドイツ人と仕事をする機会があった。仕事が終わった後、「日本らしい物が食べてみたい」という彼を居酒屋に連れていき、飲み会メニューでお相伴することになった。

英会話ができる同僚が専ら彼と話していたが、自分もブロークン・イングリッシュで何とか参戦。サッカーに話題を振ると、そこはサッカーの本場のドイツだけあって、話に乗ってきた。

ド:「丁度、W杯の組み合わせが決まったよね。日本はどこと?」
自:「オランダ、デンマーク、カメルーン…これは厳しいよなぁ」
ド:「でもデンマークとカメルーンなら勝てそうじゃん。もしかするとオランダにも」
自:「いや、流石にオランダには無理だろ」
ド:「是非勝ってほしい。そうするとドイツが決勝Tで勝ち上がりやすくなるから」
自:「おいおいおい、お前のところのために日本が勝てってか?」
ド:「でも、いきなりイングランドと当たるかもしれないんだよね」
自:「イングランドかぁ…そういや昔、決勝で当たらなかったっけ?」
ド:「そう!1966年大会でね(即答)」
自:「確かあの時、微妙なゴールの判定でドイツが負けちゃったとか…」
ド:「…それはね、Dangerous Discussion(危険な議論)なんだよ」


これは例のイングランドFWのシュートがクロスバーを直撃、真下に落ちたボールがゴールと判定された件のこと。彼によると未だに独英のファンの間で論争を巻き起こすとのこと。

奇しくも今回もイングランドが同じようなシュートを放ったが、明らかにゴールインしているにも関わらずノーゴールという、イングランドには不利な判定がなされたというのは、歴史の皮肉か。

とはいえ、ポドルスキーの爆殺シュートや、エジルやミューラーの超高速カウンターを見ると、今日のイングランドはドイツに力負け。あのゴールが認められていても勝てていたかどうか…


ともかく、あのドイツ人は呵々大笑していることだろう(笑)
posted by かせっち at 21:56| Comment(0) | TrackBack(0) | スポーツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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