2013年04月18日

バグが引き起こした結果

米大学院生ら、ハーバード大教授の影響力ある経済学論文に異議(ウォールストリートジャーナル)

「公的債務がGDP比で90%を越えている国では経済が0.1%縮小する傾向にある」というハーバード大のラインハートとロゴフの論文は、世界の緊縮財政推進論者の金科玉条となっている。

ところが、マサチューセッツ大の大学院生がこの論文で用いられている計算式を実際のデータに当てはめてみると、景気が縮小するどころが2.2%景気拡大するという結果が導かれた。

早速大学院生と彼の指導教授はラインハートとロゴフに連絡して、両者の間で論争になったのだが、その結果はというと…


「国家は破綻する」著者らが誤り認める、米研究者らの指摘受け(ロイター)

ラインハート&ロゴフ「Excelの計算式を間違えてました」


…えー、つまり、

ラインハートとロゴフのコーディングミスが

財政赤字国に過剰な財政切り詰めを強いていた、と…(微笑)



参考:
「ごめんなさい」では済まされない! 財政切り詰め策の根拠となった論文に誤り 欧州連合の方針に疑問(Market Hack)
posted by かせっち at 20:10| Comment(2) | TrackBack(1) | 経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
ボストンマラソン爆破事件の余波じゃないですよね?www
あれ、99%の側から川の向こう側へのメッセージだったりして。
Posted by クマのプータロー at 2013年04月19日 16:03
クマのプータローさん:

事の初めは大学院生が指導教授から課された単なる課題だったそうです。何度やっても論文の結果にならないので、こういうことになったとか。

てか、碌な査読がされてなかったそうですよ、この論文。続きは、次のエントリで。
Posted by かせっち at 2013年04月19日 20:06
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本当に「バグ」だったのか
Excerpt: 昨日に引き続き、ラインハート・ロゴフ論文の問題について。 This Time is the Same.(unrepresentative agent) 上記のブログは問題のマサチューセッツ大の大..
Weblog: 今日の与太話 on the Blog
Tracked: 2013-04-19 19:59
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