2009年12月13日

遠く異朝を訪へば

天皇陛下と外国要人との会見は1ヶ月前までに申請する慣行となっているが、この慣行を破り、明日来日予定の習近平国家副首席との会見が18日に設定されるという。宮内庁は天皇陛下の体調と、政治利用への危惧から難色を示したが、首相官邸からの強い要請があったとされ、そして訪中中の小沢氏の意向も強く働いたと報じられている。

これについては各方面で異論が出ている(何と、朝日からも)

天皇陛下、中国副首席と会見 小沢氏が影響力(泥酔論説委員の日経の読み方)

(エントリより)
この流れからしても、中国大使に頼まれた小沢氏が鳩山首相に会見をセットするようゴリ押したことが窺えますし、羽毛田宮内庁長官が「政治利用」だと言ったのは、こうした背景が透けて見えていたからでしょう。
中共政府としては天皇との会見が主席候補者の箔をつける意味を持つため、中国大使も必死だったのでしょうし、翌10日に訪中団を率いる小沢氏にしても、ここで大きな貸しを中国に作っておきたい場面です。


もうなんとコメントしていいのか分からないこの政権(国を憂い、われとわが身を甘やかすの記)

(エントリより)
 中国側には二つの狙いがあったと思います。一つは、陛下といつでも会える習副主席という実績をつくって習氏に箔をつけること。もう一つは、中国の「要望」という踏み絵を日本が踏むかどうかを確かめること。結果的に、日本はほいほいと簡単に踏み絵を踏んでみせたわけで、中国は「日本は何でも言うことを聞くんだな」とさぞほくそ笑んでいることでしょう。平成5年に天皇、皇后両陛下の訪中を実現させ、国際社会への復帰の足がかりとして利用したときのように。

 それなのに、小沢一郎幹事長の働きかけを受けた鳩山由起夫首相は平野博文官房長官に宮内庁との調整を指示し、宮内庁は抵抗したものの押し切られた形です。しかも、ルール破りについて記者団に質問された、鳩山氏は逆にこう言い放ちました。

 「1か月を数日間切れば、もう杓子定規でダメだというようなことで、果たしてそれが本当にたとえば諸外国との国際的な親善の意味で、正しいことなのかどうか」

 これはいわば逆ギレです。自己正当化のあまり、1カ月ルールの方がおかしいと言っているようです。天皇の政治利用など当たり前だと言っているようにすら受け取れます。鳩山氏は万事がそうで、在日米軍再編問題への対応を見ても、「国と国との契約」(政務三役)など、どうとでもテキトーに変えられると考えているように見えます。法治主義よりも人治主義が優先するという考え方は、中国に近いのかもしれません。


この件について雪斎禅師は平家物語の冒頭を引用して、中国の前漢と後漢の間にあった革命政権・新とその首謀者・王莽になぞらえて見せる。

「新」の政治(雪斎の随想録)

(エントリより)
どこかの「剛腕・幹事長」を思い起こさせる記述である。
 / 旧主先王の政にも随わず   ― 皇室のルールを平気で曲げている。
 / 楽を極め、            ― 六百人も随行させて訪中とは御満悦であろう。
 / 諫をも思い入れず        ― 諫言らしきものをした同志は遠ざけられてきた。
 / 天下の乱む事を悟らず     ― 日米関係を平気で乱している。
 / 民間之愁る所を知ざりしかば ― 「鳩山不況」に責任は負わないのか。、

  そもそも、「新」とは、どういう王朝であったか。どのような統治が行われたのか。手っ取り早く「ウィキピディア」の記述を紹介する。

<略>

 要するに、時代の要請に合わない非現実的な統治を平気でやったのである。王莽は、周代の統治を理想として、『周官』という書物に依って治世を行ったが、書物に書いてあることに現実を合わせようという統治は、例外なく失敗するのである。


また2ちゃんねるでは、「ということは、中国で国家主席になるためには、日本の天皇陛下に拝謁しなければならないってことだな(笑)」と中国人のプライドを傷つける作戦に出ようとしている。

中国は日本の属国になり下がりました。(とてつもなく日本)

(エントリより)
350 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/12/11(金) 18:28:17.68 ID:1pH+cpyKO (携帯)
台湾と中華に金印とかw
最強の嫌がらせだぜw

367 名前:代表戸締役@携帯 ◆EP2zNwyYN2 [sage] 投稿日:2009/12/11(金) 18:46:51.30 ID:QtLhEP+gO (携帯)
>>350
普通に
李登輝に金
シナに銀wだろ
いやだといったら、金美齢さんでも

724 名前:Trader@Live![sage] 投稿日:2009/12/11(金) 21:51:50 ID:YZzzieLH
コピペ推奨

※重要
<中国終了のお知らせ>

中国は日本の属国になり下がりました。
中国で主席になるには、日本の天皇陛下に謁見を乞い、認証してもらわない
といけなくなりました。
その為、習近平副主席は13日に日本の天皇陛下に認証してもらいに
いくことになりました。

China has become a vassal nation of Japan.

In order to be the leader of China, necessity of confirmation by the Japanese Emperor has been made clear.
Therefore, Xi Jinping will be visiting Japan on the 13th to audience with the Emperor.

中國打算成為日本的附屬國

需要在成為國家主席之前對天皇謁見

同時對天皇陛下出了來主席的認可的必要

由於以上的理由,習近平副主席13日從天皇陛下領受主席的認證的


posted by かせっち at 20:46| Comment(2) | TrackBack(2) | 政治(民主党) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
早い話が議席数を盾にした乱暴な運営が目立って多くなってきていると言うことで。手続きは「外してはならないもの」という感覚はゼロなんですね。法の裏付けはしっかり確保しながら、最後の手続きを簡素化?しています。
形式的なルールは無視しても構わないものなのでしょうか。何か違和感を感じずには居られません。せめて野党だけでも口を酸っぱくして「ルールを守れ」という主張をしてくれても良さそうなものですが。政界全体にそういう雰囲気が醸成されているようで何か閉塞感のようなものを感じます。
Posted by クマのプータロー at 2009年12月14日 07:22
クマのプータローさん:

全く同感です。そもそもルールを守るべき法務大臣が特例措置を連発しているのですから、話になりません。曲がりなりにも法治国家であった日本が、中国並みの人治国家に堕ちていく様子を黙って見ていくしかないのでしょうか。
Posted by かせっち at 2009年12月14日 21:07
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