2012年05月29日

愚劣なる将

菅前首相、自己弁護に終始 真相究明なお途上(泥酔論説委員の日経の読み方)

国会事故調の事情聴取に臨んだ菅元首相は、案の定、自己弁護に明け暮れた。

(エントリより)
「情報の4分の3は霧の中」、かのクラウゼヴィッツは従軍したナポレオン戦争から得た教訓をこう記しています。
戦場ではロクに情報が上がってこないし、短時間で情報を評価することが極めて困難であることを指揮官は所与のものとせよ、言い換えれば「指揮官は約25パーセントの情報量で決断を求められているのだ」(松村劭著『戦争学』)ということです。
混乱の極みの最前線からは、情報の欠片しか上がってこないのは当然であるのに、「情報が全く上がってこなかった。手の打ちようがない怖さを感じた」」と菅氏が怯えたこと自体、最高司令官として失格なんです。
これが戦争だったらどうするのか、「情報が上がってこない」と叫んで首相がヘリで銃弾飛び交う最前線に行き、中隊長の顔と名前が一致したと満足して帰ってくるのでしょうか。

<略>

首相とは何か、有事とは何か、最高司令官とは何か、こうした基本も知らない御仁らが日本のトップであることの方が怖さを感じますよ。


昔 牟田口 今 菅直人


参考:
自身が怒鳴っている自覚すらない菅前首相(国を憂い、われとわが身を甘やかすの記)

韓非子の警告(当ブログ記事)
posted by かせっち at 20:25| Comment(0) | TrackBack(1) | 政治(民主党) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年05月27日

韓非子の警告

明日はいよいよ国会事故調が菅前首相から聴取するので(国を憂い、われとわが身を甘やかすの記)

福島第一原発に関する国会事故調が当時の最高責任者だった菅元首相を事情聴取するに当たり、韓非子が示した「亡国の君主」の特徴をあげる。

(エントリより)
 《君主がせっかちで気が短く、軽率で事を起こしやすく、すぐに激怒して前後の見さかいもなくなるという場合は、その国は滅びるであろう》

 《君主がねじけてかたくなで人と和合せず、諫言に逆らって人に勝つことを好み、国家のことを考えないで、軽率な行動で自信たっぷりという場合は、その国は滅びるであろう》

 《過失をおかしながら忠臣のことばを聴きいれず、一人で思ったとおりにしていると、名声を失って人の笑いものになっていく始まりである》

 《第一は、規則があるのにそのなかでかってな裁量をすること、第二は、法規をはみ出してその外でかってな裁断をくだすこと、第三は、人が受けた損害を自分の利益とすること》

 《君主が好んでかってな知恵をふるって法をゆがめ、時には公法のなかに私情をすりこませ、法律禁制がよく変わって、政令がたびたび出されるという場合は、その国は滅びるであろう》


こうも「アレ」に当てはまるとはな(失笑)


参考:
マイクロマネジメント(当ブログ記事)
排除できぬ主君(当ブログ記事)
無能な働き者(当ブログ記事)
posted by かせっち at 19:31| Comment(2) | TrackBack(1) | 政治(民主党) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年05月22日

金環蝕

先日の金環蝕について。

自分の住む浜松では午前6時ごろまでは曇天で、「こりゃ観測は無理だなぁ…」と諦めかけてたところ、午前7時過ぎになって急に天候が回復し、雲が切れて日がさした。慌てて観測用フィルタを覗いてみると、『ロード・オブ・ザ・リング』の力の指輪のような金環蝕をはっきりと見ることができた。ラッキー♪

【かわいすぎ】溶接マスクを使って金環日食を観察する少女の写真が可愛すぎて猛烈な勢いで世界へ拡散中(ロケットニュース24)

さて、全国各地で金環蝕を見ようとした人の中には、こんな可愛い観測者がいたというお話。

(記事より)
2012年5月21日の朝、日本各地でもバッチリと観測できた金環日食。日食用のサングラスを片手に空を見上げ、感動した人も多いだろう。

日本のみならず、世界各地で観測された日食写真はネット上に多数アップされているなか、日本で撮影された一枚の写真が「あまりにもかわいすぎる」として世界的に拡散しつつある。

話題の写真は、ふたりの少女が鉄工用の溶接マスクを使って金環日食を観察しているというシーンである。TwitterやFacebookでも拡散していたので、見たことのある人もいるかも知れない。
posted by かせっち at 21:33| Comment(0) | TrackBack(0) | 雑感 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年05月14日

プレミアリーグ第38節 マンチェスター・シティvsクイーンズパーク

マンチェスター・ユナイテッド(マンU)で勝ち点で並び、大差の得失点差で首位に立つマンチェスター・シティ(マンC)。マンCは同時刻開催のマンU以上の勝ち点を取れば44年ぶりの優勝となる。一方、対戦相手のクイーンズパーク(QPR)も残留が掛かっており、いずれも負けられない試合。

ホームの大声援を受けながらも優勝への重圧か、マンCは動きが悪くて攻撃が繋がらず、引き分け上等でベタ引きのQPRの牙城を崩すことができない。そうこうするうちに同時刻開催のマンUが先に先制。これで勝つしかなくなったマンCだったが、サバレタが待望の先制点を上げる。

しかし、攻守の要のトゥーレ・ヤヤが太ももを痛め、変わったデ・ヨングのクリア・ミスからQPRに同点に追い付かれる。更に、退場者を出したQPRにカウンターを決められて逆転を許し、優勝するには2点を取らなければならない状況に追い込まれる。

マンCはジェコ、バロテッリと相次いでFWを投入し、シュートを雨あられのように浴びせるも、ベタ引きのQPRの守備網を崩すことができず、無為に時間だけが過ぎて行く。マンUは1−0のまま試合を進めており、スタジアム全体に「もはやこれまで…」という雰囲気に包まれる。

しかし後半ロスタイム1分、CKからジェコが同点ゴールを決める。そして後半ロスタイム3分、マンCのFWアグエロが逆転ゴールを決め、そのままタイムアップ。44年ぶりの優勝、そしてこの大逆転劇に、ピッチ上に歓喜のマンCサポーターが乱入する。

まるで、CL決勝マンUvsバイエルンの「カンプ・ノウの奇跡」を見るような劇的な展開。この試合のマンCはダメなときの日本代表を見るようで、とても勝てる雰囲気はなさそうだったが、去年の女子W杯と同じで「諦めちゃいけないんだな」と思った次第。
posted by かせっち at 01:35| Comment(0) | TrackBack(0) | スポーツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年05月10日

幻の欧州人

「ユーロの罠」にもがくフランス
EUは経済統合から政治分断の季節へ(ダイヤモンド・オンライン)


ドイツ主導で緊縮路線を推し進めてきたユーロ諸国において、ドイツの盟友だったフランスで緊縮路線に反対するオランド氏が大統領に選ばれ、緊縮策を押しつけられたギリシャでは反緊縮策を掲げる政党が議席を伸ばして連立もままならない状況に陥っている。

経済を統合することを端緒に最終的にはユーロ合衆国の成立(いやもしかすると、ローマ帝国の復活)を目論んでいたユーロ諸国が、その経済によって分裂しようとしている。その根本にあるの以下の引用にある「ドイツ人は、ヨーロピアンである前に、ドイツ人なのだ」に集約される。

(エントリより)
 日本でも東京と沖縄では失業率も異なるし、経済格差もある。地域格差の調整は、地方交付税交付金や補助金、公共事業の配分などで行われるが、同じ国民という一体感が、税金再配分のサジ加減を容認している。EUにも地域格差を調整する財政配分はあるが、国としての一体感はなく、よその国に税金を配分することに抵抗が強い。

 日本における東京の役割がドイツだ。都民は東京が稼いだカネを地方に配分することに大きな抵抗を感じていない。都民である前に、日本人だからである。ドイツ人は、ヨーロピアンである前に、ドイツ人なのだ。ラテンの人々と一体感を持つ歴史的背景も乏しい。公務員天国で税金もまともに払っていないギリシャ人に、なぜ自分たちの血税を注ぐのか、納得がいかないのである。


参考:
赤の他人(当ブログ記事)
posted by かせっち at 20:35| Comment(2) | TrackBack(0) | 経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年05月08日

ウォーリー

ディズニー&ピクサーのフルCGアニメ映画。2012/5/5にNHKで放送されたものを見る。

大量のゴミに覆われ、生物もいなくなった未来の地球。人類が地球を放棄して宇宙に旅立って以来700年、地上のゴミを処理し続けてきたお掃除ロボット・ウォーリー(WALL-E)の前に、突如宇宙船が飛来し、最新型の探査ロボット・イヴ(EVE)が降り立つ。人類が残した恋愛ビデオをこよなく愛すウォーリーは、何とかイヴと仲良くなろうと試みる。一方イヴは、人類の未来に関わる重大な任務をおっていた…

「与太郎の恋物語」といった話だが、恋する相手のイブはこの手の話にありがちなお嬢様キャラには程遠い、かなりのじゃじゃ馬。監視の目を盗んで空中を飛び回るわ、腕に仕込まれたレーザー砲を乱射するわ、任務に失敗したと誤解されるとへそを曲げるわ…クールを装いつつも感情表現はかなり豊かなおてんば娘だ(といっても、感情がうかがえるのは目だけだが…)。

ロボットが感情豊かに立ちまわる一種の擬人化アニメと言えるのだが、日本のアニメや漫画の萌えキャラ系擬人化とは一線を隠すリアル系擬人化で、そこはピクサーの得意とするところ。話の筋も練られていて、冒険あり、陰謀あり、ホロリとさせるところあり、と結構良くできたアニメ。
posted by かせっち at 21:02| Comment(0) | TrackBack(0) | テレビ&映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年05月02日

赤の他人

ユーロ危機が一向に収束しない究極的な原因は、ユーロ「合衆国」を作る前に通貨だけを統合してしまったところにある。

ユーロ「加盟国」がユーロ「合衆国」となり、合衆国の市民(かつての国の国民)の間で「ユーロは一つ」という意識―――ユーロ・ナショナリズムが共有されれば、日本政府が破綻した夕張市を支援したように、中央政府が破綻した地域(かつての国)を救済することに、異論が出ることはないだろう。


オランド仏社会党第一書記の『成長協定』呪文でドイツの欧州支配終了(今日の覚書、集めてみました)

しかし、現実のユーロ「加盟国」の国民にとって他国は他国に過ぎないことは、メルケル独首相と共にユーロを引っ張って来たサルコジ仏大統領に代わり、その職に就く可能性が濃厚なオランド仏社会党第一書記の次の言葉が如実に表している。

(エントリより)
"It’s not for Germany to decide for the rest of Europe," said François Hollande, soon to be French leader, unless he trips horribly next week. Strong words even for the hustings.

「ヨーロッパのドイツ以外の国について決断を下すのはドイツではない」と、来週何かとんでもないスキャンダルが起こらない限り、間もなくフランス共和国の指導者となるフランソワ・オランド仏社会党第一書記。
スピーチにしても強烈な物言いである。


参考:
債務危機で再浮上した「醜いドイツ人」という偏見
メルケル首相にナチスの軍服とカギ十字の腕章(日経ビジネスオンライン)

posted by かせっち at 20:10| Comment(2) | TrackBack(1) | 経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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