2012年02月29日

消費税の暗黒面

内閣府の事後シミュレーションを検証してみる その2「消費税増税」(ひろのひとりごと)

「消費税を上げれば物価が上がるから、インフレになってデフレ脱却できるじゃないか」という論に対し、今まで上手い反駁を考え付かなかったのだが、腑に落ちる説明が見つかった。

(エントリより)
しかし通常のインフレとは違って、消費税増税による物価上昇分は企業の売上になるわけではなく、国庫に吸い上げられますので、国民の所得は増えません・・・。


つまり消費税増税分の価格転嫁で物価が上昇したとしても、その上昇分は国庫に納められて民間の需要の原資にはならない。民間の所得が増えない一方で物価は増税で上昇するので、民間の需要は益々減退する。結果的には民間部門のGDP拡大に繋がらない、という訳である。

しかし、この例のように消費税増税分を価格に転嫁できる場合はまだマシなのである。


ギリシャ デフォルト格付けへ(新世紀のビッグブラザーへ)

消費税とは、税金が価格に転嫁されることで消費者が税金分を負担し、小売業者はその税金分を国庫に納税するという仕組みである。しかし現実には、多くの小売業者は消費税増税分を価格に転嫁できない。その場合であっても小売業者には納税義務が発生する。

つまり、消費者が負担しなかった消費税増税分を小売業者が負担することになるのである。

(エントリより)
売上=仕入費+減価償却費+一般管理費+「人件費+税引前利益」(付加価値)

 ですが、このうちGDPとなるのは「人件費+税引前利益」(付加価値)です。法人税はこの「税引前利益」にかかりますが、「税引前利益」の出る前段階で、消費税が「人件費+税引前利益」に、内税5パーセントでかかることになります。現実問題として、小売店の中で起こっていることは、消費財の「人件費+純利益」に対して税率5%で課税されるタイプの「外形標準課税」が発生しているということです。

 建前としても、消費税は「商品価格」に対する「外形標準課税」であると公式に言われていますが、以上のように、「商品価格」に対する「外形標準課税」を負担している「納税者」=「消費者」は実際には存在しないのですから、この「外形標準課税」は、小売店が自腹で支払っていることになります。消費税は「人件費+税引前利益」にかかる「外形標準課税」であり、人件費という最も大きな経費を差し引く前の金額にかかるのですから、「人件費+税引前利益」から「人件費」を引いて「税引前利益」を計算したときに赤字となるケースが多いのですが、それでも支払わなければならないことになります。

 ここで赤字となった商店は悩まなくてはなりません。「人件費を払って、消費税を滞納する」か、「従業員をクビにして、または従業員の給料を下げて、消費税を払う」かをです。おそらく、企業は、倒産するわけにはいきませんから、納税するために、社員を解雇したり、給料を下げたりするわけです。したがって、雇用に悪い影響があるのです。こうした実態を無視して、消費税は支出にかかるから公平な税だとか、安定財源だなどというのは、怠惰と言うべきではないかと思うわけです。
posted by かせっち at 22:09| Comment(2) | TrackBack(0) | 経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年02月28日

マイクロマネジメント

東日本原発爆発汚染は菅直人の人災で混乱と拡大 独立検証委員会(民間事故調)が報告書をまとめる(追記あり)(Birth of Blues)

東日本大震災、そして福島第一原発事故からもうすぐ一年。当時の菅首相による原発事故対応が民間事故調によって明らかにされた。

(エントリより)
無論、震災前より包含していた施設や諸体制の原始的瑕疵も事故原因のかなりの比率を占めていると思われますが、結局なぜ、菅直人はこのような反抗挑戦的破壊行為・威嚇行為を図ったのか?

震災発生時、前代未聞だった現役総理による在日韓国人からの違法献金問題の国会追及に自縄自縛、水素爆発があった3月14日を狙い用意周到にこっそり返金した。という犯行の原点には触れられていません。
いくら菅直人でも「違法献金」証拠隠滅のため福島原発事故に介入したとは思いたくもありませんが、いずれにせよ平穏な日々を過ごしていた我々に対し菅直人が唐突に核ミサイルを撃ち込むという、事実上の宣戦布告行為に対する我々日本国民の「知る権利」を鑑み、主要各紙の当該記事を可能な限り転載。


菅直人とマイクロマネジメント(Birth of Blues)

菅氏の所業は「マイクロマネジメント」と呼ばれるらしい。

(エントリより)
マイクロマネジメント - Wikipedia

※置換ルール 上司→菅直人 管理者→菅直人 部下→官僚 社員→官僚 [要出典]→削除

マイクロマネジメントとは、総理である菅直人が官僚の業務に強い監督・干渉を行うことで、一般には否定的な意味で用いられる。マイクロマネジメントを行う菅直人は、業務のあらゆる手順を監督し、意志決定の一切を官僚に任せない。官僚の立場から見れば、菅直人がマイクロマネジメントを行っていると感じられることは多いが、菅直人がそのことを自覚することは稀であるとされる。極端な場合は、職場いじめや独善性など、病理的な現象としてとらえられる。

マイクロマネジメントは、細部にこだわりすぎる性格や、能力不足、不安などの内面的な問題の表れともとらえられる。菅直人の性格の問題が大きいがそれだけでなく、組織文化、納期や業績などの圧力、菅直人の地位の不安定さなど、外的要因にも依るところがある。深刻な場合は、強迫性障害と関係することもある。

また、指示・命令を与えることによって、菅直人自身が有能さや職務の重要さを示していると感じることもある。このような菅直人は、実際には職務に必要な能力や創造性を欠いているにも関わらず、自尊心を満たせる状況を自分で作り上げていると考えられる。

さらにマイクロマネジメントは、より頻度は少ないと思われるが、達成不可能な目標を定めたり、職場に居づらい雰囲気を作ることで、官僚を辞職に追い込むための戦略として使われることもある。しかし目標がどうであれ、マイクロマネジメントは恨みを残し、信頼関係を傷つけ、職場のチームワークに悪い影響を及ぼすものである。

このような菅直人は、往々にして本来の結果よりも枝葉末節にこだわり、必要な意志決定を遅らせ、目標を不明確にし、職場の風通しを悪くさせ、方向性を二転三転させ、成果を挙げることよりも監督権限を行使することを重要と感じている。

マイクロマネジメントを行う菅直人は、官僚が相談なしに決断を行うことを、たとえそれが官僚の権限の範囲内であったとしても、たいへん不快に感じる。深刻な場合には、官僚の自尊心や心身の健康に大変悪い影響を与える。

官僚が十分な自己評価を持てなくなり、能力の成長を難しくするので、そのような場合はすぐに転職するのが最良の選択肢かもしれない。


要は「無能な働き者」ってことでOK?

ハンス・フォン・ゼークト(Wikipedia)

(記事より)
現在のところゼークトの説であることを示す証拠はないが、広く一般にゼークトの提唱した理論として認知されている。


軍人は4つに分類される。

<略>

無能な働き者。これは処刑するしかない。

理由は働き者ではあるが、無能であるために間違いに気づかず進んで実行していこうとし、さらなる間違いを引き起こすため。


参考:
無能な働き者(当ブログ記事)
民間事故調が指摘した菅官邸の原発事故対応について(国を憂い、われとわが身を甘やかすの記)
posted by かせっち at 20:12| Comment(2) | TrackBack(1) | 政治(民主党) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年02月26日

その頃、ドイツでは…

衝撃的だと話題になっていたドイツのアウトバーン映像(らばQ)

アウトバーンが速度無制限である意味を教えてくれる動画。

いや、ベンツやBWMが高速走行に強いという意味もわかるわ。
posted by かせっち at 20:07| Comment(0) | TrackBack(0) | ブログ&ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年02月25日

エコ先進国(笑)の実態

電力危機を嘆くエコの国の人々(Meine Sache)
脱原発に愛想を尽かすドイツ人たち(Meine Sache)

日本同様に大寒波に見舞われたヨーロッパ。電力の多くを原発に頼るフランスでは電力需要に追い付かず、脱原発を標榜するドイツから急遽電力を輸入することになった。日本では自然エネルギー推進派の勝利のように報じるものがあったそうだが、当のドイツの新聞によれば、その実態はそんなものではなかったらしい。

(エントリより)
記事によれば、フランスに電力が輸出された日は、たしかに北ドイツで自然エネルギー発電による余剰電力が生まれていたといいます。しかし同時に、南ドイツは深刻な電力不足に陥っていました。北から南へ送電しても、送電ロスが大きくなるばかりで不足分をカバーできません。そこで、南ドイツとオーストリアにある予備発電所を稼動して電力不足を補い、北ドイツの余剰分はロスの小さいフランスに輸出したのです。

というわけで、ドイツは余裕があって輸出したわけではぜんぜんありませんでした。だからその後天候が悪化すると、すぐにドイツは電力輸入国に転じてしまいました。今回は、最も寒波がひどいときに、たまたま好天に恵まれたために救われただけで、もし天気が悪ければ、ドイツはブラックアウトしていたのです。


そしてこのドイツの元記事に寄せられたコメントを見ると、エコ先進国(笑)のドイツでも脱原発に疑問を持つ人も少なくないようである。

(エントリより)
原発廃止までまだ一山も超えてないないのにこんなことになるなんて、気が重くなるな。

停電してもいいじゃないか。それでエコ原理主義者の目が覚めるなら。

エコ原理主義者は停電したって目を覚ましたりしないよ。

ヒトラーでさえドイツを滅ぼせなかったが、エコイデオロギーはドイツを滅ぼすよ。世界を道連れにね。

エコはすっかり中傷語になっちゃったな。残念だよ。エネルギー転換を急ぎすぎたんじゃなくて、まじめに議論して来なかったツケなのに。

放射能汚染を避けて滅ぼうぜ!

ドイツの電力は、年金と同じくらい安心だな。

posted by かせっち at 20:26| Comment(2) | TrackBack(0) | ブログ&ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年02月17日

自由のレベル

南米対日輸出の悲惨すぎる実情、魚の輸出は死亡寸前(U-1速報)

掲示板の議論の流れでは本質的ではないが、常連さんの重要な指摘。

(エントリより)
572:地球の裏側 ◆/lYVcP7um2 :2012/02/11(土) 23:45:27.78 ID:JWQMsQoQ

>>537
まぁ、日本人だけじゃないですが、大方の人は「言論の自由」と「行動の自由」をはき違えて
ます。「言論」は自由であるべきですが、「行動」は違います。
何を言おうが構いませんが、国民全てがそれに賛成したとしても、言った事を行動に移すと、自動的に
責任が発生します。

エジプトでムバラク退陣を叫ぶまでは構いませんが、それを街頭演説したり、デモ行進したりすれば、
当然ながら「行動」になり、規制を受けることになります。
民主党が勝手なマニフェストを作るのは自由ですが、それを実行しようとすれば、準備段階でもそれは
「行動」です。当然ながらその行動を担保する「法律」が必要になります。でなければ全て違法行為
にしか過ぎません。
昨今はそれがないがしろにされていると言えます。TVに出演して何を言おうが自由ですが、それを電波
に乗せて放送する行為には責任が伴います。新聞紙上にどのような記事を掲載しようが自由ですが、それを
出版する、という行為には責任が伴います。
おそらく、自分が所持するための意見の書かれた紙を、うっかりどこかに忘れてしまった、というような
行為以外、積極的行動には全て責任が伴うはずです。


有害サイトよりSPAM、刑事より民事(404 Blog Not Found)

小飼弾氏も数年前に似たような指摘をしている。

(エントリより)
我々が「自由」を語る時には、大きく分けて三種類の自由がある。

1.思想
2.言論
3.行動

上に行くほど制約は少なく、他者に対する影響も少ないのは言うまでもない。そして、個々の自由が他者に干渉しない限り、なるべく制約を設けないようにし、制約を設ける場合には「特定の関係者に損害が集中しないようにしつつも、関係者の利害の合計を最大にする」ような制約を設けるのが、現代の民主主義の「落としどころ」のように思える。このこと自体に私は異論はない。

それでは、現在のネットを巡る法律、あるいはその欠如が「特定の関係者に損害が集中しないようにしつつも、関係者の利害の合計を最大にする」ようになっているかといえば、そうではないと言える。現在の法の欠如は、SPAMに関しては受信者に被害が集中しているというのは明らかだろう。これを何とかするにはどうしたらよいか。

うち、「言論」そのものに制約を設けるのは、悪手である。これに飛びつきたくなる民主主義世界の住民はあまりに多いが、そういった者達は、我々の祖先たちが制約を取り除けるだけ取り除き、残すだけ残し、直すだけ直すのにどれだけの血と汗と涙を支払ってきたかに改めて思いを致すべきだろう。ましてや、今でもこの「血税」はゼロになったわけではないのだ。

しかし、「行動」であれば、制約もより設けやすくなる。そしてここで制約すべき行動はWebサイト開設ではない。今やWebサイトを開設しただけでは、誰も来ない。そこに人を呼び込むのは、コメント、TB、そしてSPAM Mailといった「勧誘」である。これであれば、取り締まりは可能あるし、言論に対する制約は最小限に留められる。少なくとも何かを言った、何かを書いたということだけでは取り締まられる心配はなくなる。
posted by かせっち at 21:42| Comment(0) | TrackBack(0) | ブログ&ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年02月12日

[訃報]Whitney Houston

【訃報】ホイットニー・ヒューストンさん ビバリーヒルズの高級ホテルで客死(享年48)(追記あり)(Birth of Blues)

自分のピアノがクラシックからポップスに転向し始める頃が『Saving All My Love For You』がヒットしていた時期で、キーボード雑誌にあったこの曲を良く弾いていたのを思い出す。

映画『ボディーガード』のテーマとか、スーパーボウルの国歌斉唱のように、よく通るロングトーンボイスが彼女の持ち味だったが、ボビー・ブラウンと結婚してからはDV受けるわ、ヤク中になるわで私生活は荒み、近年のステージではあのロングトーンは見る影もなかったという。

合掌
posted by かせっち at 20:01| Comment(2) | TrackBack(0) | 音楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年02月03日

ガキ

なぜ有識者は橋下市長に議論で負けるのか(田原総一朗の政財界「ここだけの話」---日経BP)

大阪市長になった橋下徹氏と反橋本派の有識者6人を討論させるという趣向だった先月の『朝まで生テレビ』(テレビ朝日)。結果は有識者6人の惨敗で、橋下氏の株を上げただけだったという。番組の司会者だった田原総一朗氏は有識者6人が惨敗した原因を、「批判はできても対案が出せない日本のインテリの弱さ」と指摘する。


しかしそれは田原氏が属するマスメディアも同じだ


(記事より)
 私も長い間、権力者を批判すれば新しいアイデアは出てくるものとばかり思っていた。しかし今の日本の権力者からは、批判してもアイデアは出てこない。しっかりとした体制というものがなくなったからだと最近になって気がついた。

 日本の最後の「体制」とは、中曽根康弘氏だった。中曽根さんまでの歴代首相は本当の権力者であり、こちらがいくら批判してもそれに対する答えが出てきた。


「権力者を批判すればアイデアは出てくると思っていた」という田原氏の言葉は、アイデア創出を他人任せにして、自分の頭で捻り出せない能無しであることを白状している。そして今のご時世、対案を出さずに批判するだけなら市井のブロガーにもできること。


要は日本のマスメディアとは無いものねだりのガキだったということだ


参考:
いま、香山リカ女史の無能さがヤバい(やまもといちろうBLOG)
香山リカ女史は「無能」として橋下論争では切り捨てるべき&お詫びと訂正(やまもといちろうBLOG)
「ハシズム」の本質(Meine Sache)
posted by かせっち at 20:36| Comment(0) | TrackBack(0) | メディア | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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