2009年05月31日

脳に近づいたもの

インターネットとはナニモノだろうか?(大日本セキュリティ総合研究所)

前回のエントリの続き。

(エントリより)
脳のシステムとインターネットのシステムは相似形とよく言われます。脳細胞、ニューロンがシナプスを介して結びつき、記憶・発想等を実現する脳内ネットワークを形成する。一方、インターネットはサイト同士が、何らかの意図を持ったリンク(類似情報、サイト主自体の人脈、ビジネス的な関わり等々)でネットワーク化されている。類似情報をトレースしやすい、つまり、発想を得る為の知識獲得がやり易いシステムと言えます。

<略>

脳味噌がつくるモノは脳味噌に似る。インターネットの創成期には、アメリカの軍事セクションやら、スイスやら、学者ネットワークやらいろんな人達が絡んでいるそうですが、アメリカでは核兵器で一部の都市の情報ネットワークが破壊されても、それ以外の全体的ネットワークは存続できるようにインターネット網を設計したそうです。脳が脳梗塞でダメージを受けても、脳の神経細胞のネットワークが梗塞部分を迂回して新たなネットワークを形成、脳全体の機能を回復させる.....。と同じことですね。

そんなわけで、当方はインターネットはかなり賢いのじゃないか?なぜなら、脳味噌の相似形だから。と思うのです。


参考:
火縄銃と機関銃(当ブログ記事)
posted by かせっち at 19:38| Comment(0) | TrackBack(0) | メディア | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年05月30日

ソフトパワー

海外オタクの反応】日本の防衛システムはスゴすぎ(Suzacu Late Show)

日本のミサイル防衛を図解したネタ画像。何故かローゼンメイデンやエヴァンゲリオンやガンダムや宇宙戦艦ヤマトが混じっていたりする。しかも最終防衛ラインがドラえもんって何よ(笑)

これを見た海外オタクの反応。

(エントリより)
ornehx マレシ−ア
ドラえもんならどこでもドアで北朝鮮にミサイルを送り返せる

Cirno カナダ
やったぁ、ドラえもんのひらりマントだ^^ って、アメリカに向けて跳ね返すのかよ...

Mirage アメリカ
心配無用。我々には自前のヒーローたちがいる(マーベル、DC、チャック・ノリス等々)

euphoria カナダ
ハローキティは総合防衛計画のどこに組み込まれているんだ?

necrophadian アメリカ
ハローキティは防衛システムの中核をなすスーパーコンピューターだぞ

sanguine フィリピン
なぜ日本で1/1スケールの実物大RX-78ガンダムが製造されているのかやっと分った

Quaestor ブラジル
こんなとんでもない防衛計画があるなら日本の安全はまったく心配ない
それどころか世界は日本に征服されてしまう XD

Paliodor ポーランド
…ていうか、こんだけの戦力なら宇宙からの侵略でも防げる

ScorchNRoses シンガポール
何で最終防衛ラインに涼宮ハルヒを使わないんだ? ハルヒなら「ミサイルなんて存在しない」と思うだけでいいんだぞ


なるほど これをソフトパワーというのか(笑)
posted by かせっち at 22:13| Comment(2) | TrackBack(0) | 軍事・国防 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

「創造的な」作品

イエスとブッダが戦隊を組む漫画が海外オタクにバカ受け(Suzacu Late Show)

現代の日本で共同生活を送るブッダとイエスを描くギャグ漫画『聖おにいさん』(中村光/雑誌モーニング・ツー)。宗教的タブーが少ない日本ならではの設定だが、更に悪乗りして、住んでいる立川が危機に陥ると変身して悪と戦う『最聖☆戦隊ホーリーメン〜逆襲のマーラ〜』なるスピンアウト漫画まで作られた。

これを見た海外の反応。

(エントリより)
King of Hentai Gods
ぎゃはは! また日本から”創造的な”作品がきた XD

"KIRA SHOCK"!! (Sissy Kenshiro)
ブッダ「イエス、合体だ!」
イエス「ラジャー、同志よ行くぞ!」
両者「平和と正義と愛と友情のために、合体!!」(グレンラガンスタイル)

ThatGuyWithTheBalls
素晴らしい! このマンガ面白そう…

bmewofforcena
イエスなら十字架と釘を使った大工技をいつでも発動できる
ハンマー地獄! ハンマー天国!

Leonodra
ホーリー・モエモエ・キュン

Meido_Guy
行けイエス! ヤツラにクリスチャン・ハイパー・キックをお見舞いしろ!! XD

metatron
こいつはすげえぇ!!!
日本大好きだ!!!

Aldwin30
オレたち全員のためのマンガだ!!!

Vegio
聖おにいさんは俺が今まで読んだ中で間違いなく最高のマンガだ
あまりにバカげているので笑いをこらえることができなかった。
特に、イエスが着てたあのTシャツに書かれていた「父と私と精霊」の文字…
ギャハハハハハハハハハ 腹が痛てぇ 父と子と聖霊じゃん

posted by かせっち at 21:55| Comment(0) | TrackBack(0) | 日本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

人文学者の傲慢

人文科学者がダメな理由がわかる - 書評 - 日本を変える「知」(404 Blog Not Found)

『日本を変える「知」』(芹沢一也・荻上チキ・飯田泰之・鈴木謙介・橋本努・本田由紀・吉田徹/光文社)の小飼弾氏による書評。「知」を問う本の共著者に自然科学者が名を連ねていないことに、小飼氏は不満のようだ。

(エントリより)
Amazonより
出版社からのコメント ●混迷の時代を生き抜くための、新たな「知」の羅針盤 ●経済学、政治学、教育学、社会学、思想・哲学の俊英が、混沌とした社会の糸を解きほぐす。


よーく見て欲しい。この「俊英」たちにないのはなにか。

そう。自然科学者がいないのである。数学者も物理学者も生物学者も、いない。

これが「『知』の羅針盤」だとしたら、この羅針盤には磁石は入っていない。

<略>

で、ここからは人文学者に対する、人文学的な仮説である。

なぜ人文学者は「知」というものに対してこれほど傲慢でいられるのか?

自然科学者もなしで、「正しい問題解決は、正しい『知』から」などとオビに書いてしまるのか。

研究対象に対する畏敬の念が絶無だからではないか?

自然科学者たちの、研究対象に対する畏敬の念は、門外漢にも伝わらずにはいられない。彼らを研究へと突き動かす力は、非科学的と言っていいほど感情的で、そしてその感情が畏敬である。私が知る限り、例外は一人もいない。

むしろ研究対象との「間合いの取り方」は、人文学者の方が「科学者然」としているようにすら思える。量子力学以上に、客観性が成立しづらい状況がそうしているのか、単に人文学者が鼻持ちならない人々なのかは無学者たる私にはわからない。が、少なくとも自然科学者からびしばし伝わってくる、あの研究対象に対する呪術的ですらある畏敬を、人文学者たちから感じ取ることは稀である。

しかし研究対象に対する態度はどうであれ、人が自然の一部である以上、自然科学抜きの「知」などありえないはずなのである。芹沢一也は死のドス、もといシノドスに自然科学者を招くべきである。彼らなくして、シノドスのこの「痴」からやまいだれが取れることは不断かつ無限にありえない。
posted by かせっち at 21:37| Comment(0) | TrackBack(0) | ブログ&ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

火縄銃と機関銃

既存メディアは火縄銃、ネットはマシンガン。(大日本セキュリティ総合研究所)

『ウェブはバカと暇人のもの』(中川淳一郎/光文社)を受けて、既存メディアとインターネットの情報量の差の話。

(エントリより)
日本中の知性・情報が集結する国立国会図書館の所蔵図書は約900万冊ですが、インターネット上の日本語ブログの情報量を書籍に換算すると(あくまで文字数を機械的に換算したものですが。)2700万冊にもなるそうです。インターネット上でブログが影響力を持ち出して5年やそこらで、国会図書館の3倍の情報量が蓄積してしまった。コピペや「今日のランチはカルボナーラ。」的な内容が多分に含まれていようともその凄さは過小評価されていると思います。(逆に、庶民の何気ない感情の発露が蓄積されていくメディアなんて有史以来考えられなかった。これが20年後・30年後にまで残ればとんでもない資料になるかもしれない。)国会図書館は50年以上に渡って(その前身を含めれば100年以上)、日本中の図書・資料を集めてきたわけで.....。大雑把に計算するとブログの年間情報蓄積量は、新聞・雑誌・本等の旧メディアの20倍です。火縄銃とマシンガンぐらいの差があります。しかも、有料・無料の差や、ある分野のメディアにとっては命である速報性の差もあります。「素人のブログと既存メディアでは、情報のクオリティや信頼性が違う。うちは火縄銃じゃないぞ、連発はできないが大砲だ。」と言い切れる既存メディアの方がどれほどいるのか....。そもそも、量と質は相関関係にあるのです。量が増えれば、同様の割合で質の良いコンテンツも増えるのです。ぶっちゃけ、質なんて主観ですから、質が云々の議論自体に意味がないのかもしれないし.....。この20倍の差が、既存メディア凋落の根底にあるのです。


交わされる情報量を単純に考えれば、確かにネットは既存メディアを凌駕しているとは思っていたが、その差が既に20倍の差が付いていたとは…「火縄銃と機関銃の差」と評されるのも納得。
posted by かせっち at 21:20| Comment(0) | TrackBack(1) | メディア | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年05月28日

淘汰される恐竜

朝日を襲撃した実行犯、相撲の八百長……。それでも週刊誌が売れなかったワケ(Business Media 誠)

退潮著しい週刊誌の関係者によるシンポジウム「週刊誌サミット」での海老原高明・週刊ポスト元編集長の発言。

(エントリより)
 今、Googleという“ティラノザウルス”のような恐竜が火を噴いて、歩いている状態だ。週刊誌は恐竜時代の“哺乳類”のように小さくなって、とりあえず生き抜いて、環境が変われば人類が現れてくるのを待てばいい。デジタルについて僕らは分からない世代なので、若い人たちに出版社に来てもらって、週刊誌を継いでいってもらいたい。とにかく止めたらダメだ、と思う。


何とも清々しい勘違い

自分達こそメディアの世界で火を噴く恐竜だったくせに(笑)



「デジタルについて僕らは分からない世代」が巣食う週刊誌にディジタル・ネイティブな若い世代が来るはずがなかろう。結局のところ、環境に適応しない種は自然から淘汰されるだけである。


参考:
ニュータイプ(当ブログ記事)
posted by かせっち at 22:17| Comment(0) | TrackBack(0) | メディア | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

VANKが連想させる意味

幻想の中の韓国人(月見櫓)

(エントリより)
韓国人にはおそらく、「かくあるべき」、「こうでなければならない」という意識があります。その意識は幻想を生みます。韓国人社会ではその幻想は共有されます。その幻想を共有しない韓国人は、韓国人社会で生きていけぬほどの疎外を受けます。

彼らの幻想と現実が常に一致していれば、それでも良いでしょう。しかしそんな都合の良い現実は、そう簡単に出現しません。故に彼らの幻想は、非常にしばしば現実と乖離しています。乖離した現実と幻想のいずれかを選択せねばならぬ時、彼らは迷わず幻想の方を取るでしょう。いや、むしろ彼らには、幻想こそが現実なのかもしれません。「幻想と現実のいずれかを選択する」ならば、現実を認識していなければなりませんが、彼らは現実の存在を認識していないのです。

現実を現実として認識出来ず、幻想を現実として認識する精神世界とはどのような世界なのでしょうか。残念ながら、そういう精神世界を想像するには、私の想像力は貧弱過ぎるようです。

かろうじて言えることは、我々が事実をよりどころに現実を認識しようとするように、韓国人は「かくあるべき」「こうでなければならない」をよりどころに、幻想を信じようとしているのではないかと思います。


映画『マトリックス』の世界だな


そしてマトリックスに繋がれた人間が、現実世界の中心で「東海(トンへ)」を叫んだわけだが、それを枕に韓国の強訴集団「VANK」のネーミングにネイティブが失笑する意味があるというお話。

★嘲弄されるコリア広報 「VANKと聞けばwank(自慰)を連想する」(★厳選!韓国情報★)

(エントリより)
 韓国政府の支援金を受ける団体のバンク(VANK)も同じだ。バンクはホームページも素敵に構え、国際社会と韓国の親睦を図るなど肯定的な側面もある。しかしバンクはその名前から問題を抱いている。英語を使う人々は、この団体名前を『ヴェンク』と発音する。『ヴェンク』という発音を聞けば、ほとんど自動的に『ウェンク(wank=自慰)という卑俗語を連想せざるを得ない。

 小さな問題ではない。バンクはその名前と発音だけで、度々笑い物になる事がある。実際に海外ブログにはバンクを茶化した文章が漂う。英語は現在世界で一番広く使われている言語だ。団体名称の決定に先立ち、英語を使うネーティブスピーカーに団体名称がどう聞こえるのか聞いていれば、名前もその様に付けなかったと思う。Sさんの広告と同じく、バンクも海外の視覚は無視した状態で、ひたすら韓国人の自分自身を満足させるために作られたのではないかと言う疑惑を消す事ができない。


いや、疑惑じゃなくてその通りだから(爆笑)
posted by かせっち at 21:50| Comment(0) | TrackBack(0) | 韓国・朝鮮 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年05月27日

懺悔

オーマイニュース関係者が振り返る「編集部発・最後の炎上大会」(Internet Watch)

(記事より)
 4月28日に閉鎖した市民参加型ニュースサイト「オーマイニュース」の関係者が、創刊から閉鎖までの3年弱を振り返るイベント「No more! OhmyNews 〜オーマイニュース消滅記念!(元)編集部発・最後の炎上大会〜」が、東京・阿佐ヶ谷の「Asagaya/Loft A」で5月25日に開かれた。

<略>

 創刊から閉鎖までに数多くの“炎上”を起こしたことについて、編集部デスクを務めていた担当者はどのように感じていたのか。「マクドナルドで注文をせずに、Yahoo! BBの無線LANサービスを利用していたら退出させられた」という内容の記事が掲載され、オーマイニュースのコメント欄が炎上した件について、当時日替わりで編集部デスクを務めていた渋井哲也氏はこう振り返る。

 「最初に記事が投稿されてからしばらく編集部内では手つかずの状態だった。私がとりあえず見てみたら、『体験モノ』であることがわかった。私は、オーマイニュースは道徳的なメディアではなく、プラットフォームになるべきで、炎上した場合はそれを書いた側の問題だと思っていた。記事の内容には同意できなかったが、記者が体験して取材もしているので、結論は読者に任せれば良いと判断して掲載した。」

 同じく、日替わりで編集部デスクを務めていた村上和巳氏は、当時の編集部の体質を次のように説明する。「デスクの業務は、編集部員が候補に挙げた記事をチェックすることだが、(炎上につながるような)面倒くさい記事はいつまでも放置されていた」。また、編集部の思想が左寄りなのではないかという意見については、「編集部員は反リベラルの方が多かった。左派リベラルの記事が多かったのは、そのような記事を投稿する人が多かったため」と反論した。


反日リベラルな記者が集まっていたのは表に出る記事を見れば察せられたが、編集部は反リベラルだったというのは意外。とはいえ編集部が編集部の体を為しておらず、そのような記事を排除しなかったことが、編集部も同列に見られた原因だろう。


参考:
述懐(当ブログ記事)
撤収(当ブログ記事)
引導(当ブログ記事)
時代(当ブログ記事)
posted by かせっち at 22:07| Comment(0) | TrackBack(1) | メディア | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

腹を決める

給付水準を落とさない年金システムはネズミ講。(大日本セキュリティ総合研究所)

『人口減少社会は怖くない』(原田 泰・鈴木 準/日本評論社)の書評。

(エントリより)
この本で指摘されていて思ったのですが、現役世代が年金世代を面倒見る年金システム、難しい言葉で言えば、現役世代からの「所得移転」で、年金世代の面倒を見るシステムはやがて破綻のやってくる「ネズミ講」のようですね。年金システムとネズミ講・マルチ商法を一緒にするのは乱暴な話ではあるのですが、「現役世代が年金世代を支えても負担にならなかった時代」(明治から昭和まで。本格的な年金システムが動き出したのは戦後だけれど。)の人口伸び率を続けていけば、2130年には日本の人口が4億7000万人になってしまいます。バブル経済と一緒で、どこかで調整されるモノなのです。給付水準を落とさない年金システムというのが、一種、ネズミ講的な側面を持っているのがお分かりになると思います。

<略>

結論として、全世代で負担していくしかないのです。幸い日本人には、死ぬまで社会参加したい、仕事をしたいという人が多く、退職をして、生きがいを無くした途端、認知症になる人が多いぐらいです。(これこそ、日本人最大の資産だと思います。)団塊の世代が60代に突入するわけですが、自分達の子供の世代、20、30代が非正規雇用による低所得で苦しんでいるのに、自分達だけが貪欲に高水準の年金給付を要望するなら、それこそ「日本の死」です。そんな不人情な人達ではないでしょう。自分達の子供の世代なのですから。

全世代がこの少子高齢化という過渡期を乗り越える為に、「腹を決める」しかないのです。

posted by かせっち at 21:36| Comment(4) | TrackBack(1) | 世代間問題 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年05月26日

あるべき姿への回帰

特殊な時代の終わり(Meine Sache)

20世紀はマスメディアの時代だったが、マスメディアは情報伝達における「邪進化」である、とブログ主は説く。そしてマスメディアの世紀が終わり、21世紀を迎えてインターネットが隆盛したとき、情報伝達はあるべき姿に戻ろうとしている。

(エントリより)
人類の歴史を俯瞰してみれば、情報の伝達というのは、送り手と受け手の立場が対等なのが基本でした。対話、手紙、サロン、カフェ、同人誌的な情報誌を軸とした意見の交換、観衆と演者がインタラクティブにからむ劇場・・・。そうした情報伝達の進化は、本来ならば送り手と受け手がともに力を拡大するような形でなされなければならないのですが、マスメディアというものは、情報の送り手のみの力を拡大した集権的システムで、従来の情報伝達手段とは似て非なるものです。

いわばこれは、人間社会の神経ともいえる情報メディアの邪進化というべきかもしれません。そしてそれは、社会のあり方をがらりと変えました。19世紀末から20世紀初頭にかけて登場した思想家たちの鳴らした警鐘と、失われた“昨日の世界”へのまなざしは、単に変化への怖れや郷愁では片付けられないレベルで、時代の断絶がどれほどのものだったのかを想像させます。

やがて社会は、マスメディアというシステムの必然的結果である全体主義を生みました。そしてそれが、ナチズムやソビエトの崩壊で終わったことなのかどうかは、この世界の外に出てみなければ、見えないことです。

posted by かせっち at 20:05| Comment(0) | TrackBack(0) | メディア | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年05月25日

蟲師

蟲師(Wikipedia)

「蟲師」は好きなアニメだが、かつては深夜に放送されていたため、中々続けて見られなかった。最近NHK−BSで放送されていることを知り、ビデオに録って見ている。

(Wikipediaより)
本作のタイトルにも入っている「蟲」(むし)は作者の創作であり、我々が一般的に知っているいわゆる「昆虫」などの小動物の総称としての「虫」とは異なる。「蟲」とは、現実世界でいえば幽霊や妖怪のような存在がそれにあたるが、作者はそれらの怪異を、普通の人には見えない「蟲」という存在の生命の営みから起こる現象と捉え、霊能力者を「蟲師」(むしし)という「蟲」専門の医者かつ研究者、退治者とすることで、これまでに存在した怪談や霊現象を取り扱った物語とは異なる新たなストーリーを創り出している(但し作中世界においても幽霊等の概念は存在する)。


一昔前の日本のような風景といい、多神教もしくはアニミズム的な世界観といい、日本の昔話や妖怪話にも通じるストーリーといい、余りに日本的なアニメである。

日本人の共通認識に働きかけるストーリー仕立ては日本人にとっては違和感なく没入できると思うのだが、外国人にはどのように感じるのか、興味のあるところ。

そのヒントになりそうなのが、以下の話。

まんが日本昔ばなしはこわい(part20スレ)(日本びいきの外人を見るとなんか和むスレのまとめ)

(エントリより)
459 名前:おさかなくわえた名無しさん :2006/03/28(火) 19:25:44 ID:a9e0f5gS
892 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2006/03/25(土) 00:06:35 ID:ee/Fbhpx0
やっぱそーだろ?
絶対我が国の幽霊、バケモノが怖いよな〜?
俺ら生まれた時から日本人だから、物心つき始めた頃から、
ろくろっ首だとか、お岩さんだとかを
怖いものとして受け入れた事による「馴れそめ」かなぁ〜
って思ってたけど、
単にそんなもんじゃないと思った面白い事があった。

実は西洋人も「昔ばなし」の怖い話を観て“コワイ”ともらしたのだ。
俺の義理の弟はアメリカ人。日本に住み始めて4年近くになる。
こないだある理由で兄弟夫婦と子供達全員実家に集まった。
で、俺が昔録った「昔ばなし」のビデオを
自分の子や妹夫婦の子に見せようと、たまたま再生していた。
しばらくは子供達がテレビを囲って観ていたが、食べ物につられていつしか別の部屋に行った。
せっかくみんな実家に集まったのに義弟は日本語が話せないので自然にビデオに集中していた。まず、いくつか笑える話が続き爆笑していた。
しかしどうやら「デフォルメしすぎ!」「ジャパニメとは思えない手の抜きようだ!」と、別の意味で苦笑していたのだ。…ここまでは。
しかし、「影ワニ」を観ている時の眼が真剣だった。
そして、「九重の楓」や「飯降山」の回を妹にバイリンガルしてもらいながら、真剣に観て何やら妹にブツブツ英語でしゃべっている。
訳してもらったらこう言ってた。
「怖い。なんなんだ?この淋しげな泣きたくなるような怖さは?」
と絶賛し、
最後に「話が短いけど、ジブリなんかより遥かに名作だ。」と言って実家のビデオテープをゴッソリ借りて持って帰った。
妹の話だと、その晩子供達を寝かし付けて、
通訳なしでゆうに2時間半はぶっ続けで観ていたんだと。
てわけで、何故か誇らしげな気分になった俺だった。
ただ、俺の義弟の感性にたまたまフィットしただけで、西洋人全部が「昔ばなし」を名作だというかどうかは知らんが。
スマン。長話になって。


「この淋しげな泣きたくなるような怖さ」というのは当たっている。蟲の子を生んでしまった母親がその子を我が子のように育て、蟲師からかばう「綿胞子」などは実に哀しい話だ。
posted by かせっち at 21:33| Comment(0) | TrackBack(0) | テレビ&映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年05月24日

二元論の果てに

【続】 盧武鉉 韓国前大統領死亡に関して(ピーノの独り言)

盧武鉉韓国前大統領の自殺について。

(エントリより)
盧武鉉流の政治は我々日本人にも多くの教訓をもたらした政治手法だと言えます。
黒田氏が言われていた様に、「持てる者と保たざる者」とか「エリートと非エリート」「保守と革新」などといった左翼的二元論に基づく他者批判。繰り返し叫び続ける「歴史問題の掘り起こし」。
正邪をわかりやすく提示し、明確な「敵」を作り出す。不満を煽り、打倒に向けて全力で攻撃するというスタイルは古今東西、政治でもよく見られる手法です。

 韓国の急速な経済発展で発生した経済格差や待遇に対する不満。不正や汚職に対する嫌悪感。それらを結びつけたのがインターネットでした。
 これは、韓国国民に意識の共有、拡散、政治参加へ促す装置として働いた。そのインターネットで、人々はそれぞれの置かれた境遇に対する憤懣・ルサンチマンを共有し、そのうねりが盧武鉉氏を押し上げた。
盧武鉉氏は従来の財閥や軍関係出身者でなく、弁護士であり弱者の味方としては非常に理想的な経歴だったのです。
韓国人が熱狂したのもむべなるかな。

ここまでは、民主化を遂げた韓国としても非常に幸先の良いスタートだったと思います。
ただ、彼らが選んだ盧武鉉氏はルサンチマンの人であり、尚且つ失敗が認められない人であった。
よく日韓掲示板での議論でも見受けられますが、「間違い」を認めない人、居ますよね。
俺は絶対正しいのだから、お前らが間違っているんだ。また、誤りを認めるという事は自分の人間性も否定されることだと錯覚して逆にムキになる。誤りを隠すために一つ嘘を付けば、その嘘を糊塗する為にまた嘘をつく。
最終的には、周りが黙る事こそ自分の論が通ったという事だと錯覚する。
韓国の大統領は日本の首相とは桁違いの権力を有する統治職です。
わかりやすい二元論や不正を追求する事で大統領職に就いた盧武鉉氏でしたが、彼には国民の多様な意識を理解、吸収するだけの度量は無かった。彼はしばしば自分の理念を現実より優先させ、自分の理念に沿った現実の断片しか見ていなかった事も韓国民にとっては不幸な事でした。


同じことは民主党にも言える。具体的・現実的な政策を提案することもなく、自民党に悪のレッテルを貼り付けて、ただ闇雲に政権交代を連呼するやり方は、盧武鉉氏の政治手法と大差ない。そして盧武鉉氏の政治手法が韓国にもたらした結果を考えれば、尚更民主党を支持できないのだ。


二元論は結果的に道を誤らせるものである
posted by かせっち at 19:22| Comment(5) | TrackBack(0) | 政治(民主党) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年05月21日

民間防衛

情報戦争(新世紀のビッグブラザーへ blog)

愛と平和の永世中立国(笑)スイスが国を守るためにしていること。

(エントリより)
『軍事作戦を開始するずっと前の平和な時代から、敵は、あらゆる手段を使ってわれわれの抵抗力を弱める努力をするであろう。
 敵の使う手段としては、陰険巧妙な宣伝でわれわれの心の中に疑惑を植えつける、われわれの分裂をはかる、彼らのイデオロギーでわれわれの心をとらえようとする、などがある。新聞、テレビ、ラジオは、われわれの強固な志操を崩すことができる。
 こうして、最も巧妙な宣伝が行われる。これに騙されてはならない。戦争の場合、われわれの生き残ることを保証するあらゆる措置をとろう。生き残るためのあらゆる手段をとろう。素朴な人道主義に身をまかせることは、あまりにも容易なことである。偽ものの寛容に身をまかせることは、あまりにも容易である。偽ものの寛容に身をあやまると、悲劇的な結末を招くであろう。敵の真の意図を見抜かねばならない。』

『敗北主義−それは猫なで声で最も崇高な感情に訴える。−諸民族の間の協力、世界平和への献身、愛のある秩序の確立、相互扶助−戦争、破壊、殺戮の恐怖・・・。
 そしてその結論は、時代遅れの軍事防衛は放棄しよう、ということになる。
 新聞は、崇高な人道的感情によって勇気づけられた記事を書きたてる。
 学校は、諸民族との間の友情の重んずべきことを教える。
 教会は、福音書の自愛を説く。
 この宣伝は、最も尊ぶべき心の動きを利用して、最も陰険な意図のために役立たせる』

『ある国家元首の「政治的告白」と題する著書から:
 われわれは、勝利に到達するまでわが道を倦むことなく歩み続ける。われわれは敵を憎む。彼らを容赦なく滅ぼそう。武器による戦いに比べ費用のかからぬやり方で、敵を滅ぼすことができるのだ。「魅力」でひきつける宣伝は、われわれの手の中にある効果的な武器だ。われわれは、われわれの意図するところを、美しい装飾で包み隠さなくてはならない。文化は立派な隠れ蓑に利用できる。
 音楽、芸術、旅行などの口実で、仲間をつくろう。展覧会とスポーツの祭典を組織し、利用しよう。わが国に旅行者を引き寄せ、彼らにわれわれの優越性を納得させよう。これらの「文化交流」は、事実は一方通行としなければならない。(中略)
 革命が困難と思われる国においては、われわれが差し出す有利な条件を受け入れようとする、その国の労働者階級の絶望と空腹な状態を、充分に活用しよう。
 最も経済効率の高い方法、つまり、最も安上がりのやり方は、常に、あらゆる方法で、その国を経済的沈滞−不景気に陥れることである。腹の減った者は、パンを約束する者の言うことを聞くのだから。』 

 これらの文章は、別に日本の現状を言い表しているわけではなく、スイスの「民間防衛 http://www.amazon.co.jp/dp/4562036672/  」から印象的な部分だけを引用させて頂いたものです。スイスの凄いのは、これらの「防衛」に関するノウハウがまとめられた「民間防衛」を、政府が全家庭に配布しているという点です。
posted by かせっち at 22:18| Comment(0) | TrackBack(0) | 軍事・国防 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

「9条のために死ね」という人

ないものねだりでは?(ねこまんま)

憲法9条の信奉者の偽善。

(エントリより)
マガジン9条 この人に聞きたい

田村  9条は立憲主義を考えるうえで、とてもいい題材です。例えば、他国が軍事力で攻めてきたとき「国家が国民を守るのは当たり前だ」という考え方には説得力があります。だけど、国家にどう守らせるかは国民が憲法で決めるのが立憲主義です。9条は「戦争をしません」という守らせ方を選んでいるのです。国家=権力が行なう国防とは、国民を使って国をまもる行為であり、そのために何百万人もの国民が犠牲になった歴史がある。そういう形で国民の命を犠牲にさせないというのが9条です。


こういう解釈には無理があると思うんですが…
国民が守らないと誰が自分の国を守るの?(笑)

特にその後に出てくる…

もちろん、9条の目指す日本は、万が一他国から攻められても抵抗しない国家なのですから、国民の命が犠牲になることも覚悟しなければなりません。


…を読めば、国民が武力による抵抗をして死ぬのは容認できないけど、抵抗せずに虐殺されるのはかまわない…なんてことを日本国民が望んでいるとはとても思えません。


9条のためには国民の犠牲をも厭わないという思想が

天皇陛下のために一億玉砕を唱えたことと何が違うというのか

思考停止においては憲法9条を信奉する人間の言い草が

彼らが最も唾棄する人間の台詞と同じとは皮肉だ(笑)
posted by かせっち at 22:09| Comment(2) | TrackBack(0) | 思想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年05月18日

プレゼンテーション

※2009/5/17初出
※2009/5/18追記

オセロゲーム(新世紀のビッグブラザーへ blog)
「国家破産」論 迎撃「PAC-3」トーク集(廣宮孝信の反「国家破産」論 ブログ)
続・「国家破産」論 迎撃トーク集(1)(廣宮孝信の反「国家破産」論 ブログ)
続・「国家破産」論 迎撃トーク集(2)(廣宮孝信の反「国家破産」論 ブログ)

三橋貴明氏、廣宮孝信氏による日本経済破綻論に対する反論プレゼンテーションの例。

(エントリより)
 「日本は消費税上げなければ財政破綻」「日本経済は外需依存」「日本の内需は絶望的」「輸出立国日本は円安でなければ破綻する」などなど、数値データの裏付けが一切ない言霊が、現在も日本社会に空気のように蔓延しています。しかし、わたしのみならず、皆さんを含めた様々な日本人が動き出した現在、マスメディアに騙されていた日本人が一人、また一人とこちら側に「ひっくり返る」状況になりつつあります。

 すなわち、現在、日本で行われていることは、オセロゲームなのです。そして、一度こちら側の色になった石は、二度と裏側にひっくり返ることはありません。
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2009年05月17日

民主党がすべきこと

民主党に投票してはいけない単純な理由(愛と野望の一郎ちゃんねる)

(エントリより)
民主党は、支持できない。その理由は、この国をどうするのかが全く見えないからだ。具体的には、内政・外交・財源のすべてが全く見えない。

<略>

それでも民主党に一票…と考えている人に問う。民主党に何を期待しているのか。恐らく、政権交代としか帰ってこないだろう。政権交代して、その後日本の政治はどうなる?政権交代は何かを行うための手段なのだが、その何かが分かっているのか?何をどうするために政権交代を行うんだ?政治と金?小沢一郎一人を追放できず、相変わらず要職に据え置く政党に何を期待するんだ?世襲禁止?それを訴えて代表になった鳩山は、代々政治家の家系だぞ。



さてめでたく政権交代が実現した。党内で意見が統一できない民主党は、どのように政権を運営していくのか?問題無い。民主党の長島議員によると、

「(小沢代表は)必ず君子豹変(ひょうへん)する。政権を取ったら現実的な対応をする」

だそうだ。安心したまえ諸君。民主党がどんな主義主張を展開していても、政権交代した途端、それはリセットされちまうって事だ。きてぃがい政策は実施されない 魅惑の政策は、突如取り下げられてしまうという訳だ。現実的な対応、という名の下に。


民主党がまずやるべきことは

「政権交代」という言葉を封印することだ



参考:
支持しない理由(当ブログ記事)
posted by かせっち at 21:17| Comment(0) | TrackBack(0) | 政治(民主党) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年05月16日

流れるプール

ばら撒き政策の効果が出始めているのに(散歩道)

散歩道氏による効果的なばら撒き政策の解説。

(エントリより)
まず基本的なことだが、国内総生産(GDP)とは政府や民間が使った金額の総数なわけで、使い方がどうあろうと金が廻れば景気は上がる。
ドーナツ型に循環しているプールをイメージすればいい。
水量が多ければ景気がよく、少なくなれば悪くなる。

<略>

要するに、先進国は世界経済と密接つながっており、さらに金は天下の回り物。
前述したドーナツ型のプールは、日本だけを廻っているのではなく、世界中を廻る流れの中に日本があるというわけだ。

てことはさ。
プールの水が日本だけを廻っているつもりで水をジャンジャン注ぎ足しても、その水は他の国のプールに流れていくわけだ。
それを出来るだけ防ぐには、国内企業優遇政策、国内で金が使われるようにするのが最善。


この例えでいくと金融政策は差し詰め「プールの水の上下」というところか。
posted by かせっち at 19:17| Comment(0) | TrackBack(0) | 経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年05月14日

切れかけた鎖

悲鳴を上げる中国農業
ある教授が農村で目にした“悲惨な病理”(日経ビジネスオンライン)


(記事より)
 中国農業が悲鳴を上げている。土と水の汚染、担い手である農民の疲弊は、国内消費量の20%に当たる野菜を中国からの輸入に頼る日本にとって他人事ではない。

 『農民も土も水も悲惨な中国農業』(朝日新書)を上梓した愛知大学の高橋五郎教授は徹底した農村調査で中国農業の病理を浮き彫りにしている。現地の農民と語り、土や水に触れる異色の学者に中国農業の現状を聞いた。


詳細は記事を読んで頂くとして、ポイントは土と水、そして農民の疲弊。中国の歴史を振り返ると、王朝の成立→社会の安定→人口の増加→食糧増産の限界→飢饉や天災の頻発→社会不安の増大→動乱の発生→王朝の交替というサイクルを辿っている。

増加した人口を支えるための食料増産は大地に過剰な負担を掛け、自然のバランスを狂わせて飢饉や天災を招く。動乱の発生は増えすぎた人口を間引き、大地への過剰な負担を減らすための「神の見えざる手」のようにも見える。

しかし、工業国家に乗り出した現代中国は深刻な環境汚染を引き起こし、大地に回復困難な傷跡をつけてしまった。「神の見えざる手」によって人口が調整されたとして、傷ついた大地が残された人々を支えるだけの恵みをもたらせるのだろうか。

このように考えると、中国悠久の歴史のサイクルが切れかけているのではないか、と危惧するのである。

農民についてはこちらをどうぞ。

らん軍団VS農民2(中華的生活「多少銭?」)

(エントリより)
なんと言えばいいのか、、、

無知はただ悲しい

いくらこちらが誠意を持って指導しても、教えても
彼ら農民は聞かない。聞かないのに結果の責任は
転嫁する。そしてまた同じ過ちを繰り返し、
永遠に貧乏から抜け出せない。

そう、彼らの置かれた状況はもちろん厳しい。
しかし、どちらが先か解らないが
彼ら自身と話をすること、話を通じさせること
の難しさは如何ともしがたい、、、
posted by かせっち at 23:21| Comment(2) | TrackBack(0) | 中国 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ニュータイプ

今からやつらに任せろ - 書評 - デジタルネイティブが世界を変える(404 Blog Not Found)

生まれたときからデジタル環境が当たり前の世代の行動様式を書いた本『デジタルネイティブが世界を変える(原題:Grown up Digital)』の書評。

(エントリより)
以上の行動規範は、ネット前世代にとっても決して悪いこととは見なされない。むしろ美徳の方に分類されるだろう。しかし前世代にとっては、これらは美徳であると同時に、建前でもあった。自由もカスタマイズも情報操作も誠実性も娯楽もコラボレーションも、そしてイノベーションも、「大人の事情」の前には一歩譲ることになっている。

しかしネット世代にとっては、これらは全て本音であり、ガチであり、ネイティブなのである。大人はそんな彼らを中二病と呼ぶけれども、彼らにしてみれば、大人こそ成人病あらため生活習慣病なのである。

今までの生活習慣を続けるためなら、若者の未来を食いつぶしても構わない、という病。

治療が必要なのは、彼らではなくむしろ彼らの先輩であり、上司であり、親ではないのか。

そして本書は説く、彼らには自らの面倒を見るにとどまらず、親世代の「生活習慣病」を癒すだけの力量をも持っているのだと。

<略>

しかし、米国やBRICsと日本や欧州とは決定的に見える違いが一つある。それが人口ピラミッドだ。後者のそれは、数で旧世代に負けている。本書の価値が、自然の勢いにまかせておけばいい前者に対してより後者、特に日本に対して高い所以である。

前者の国々においては、確固たる戦略がなくとも、ネット世代がその世界を制覇することは可能であり、事実そうなりつつある。これらの国々の旧世代に対する本書のメッセージは、「安心して下さい」である。しかし、後者の国々においては、そのまま放っておいてはいつまでたってもネット世代はリーダーとなることを許されない。それはネット世代に対しても悲劇だが、実は旧世代にはさらなる悲劇なのだ。最も有能な世代を生き腐らせ、彼らであればもっと有効活用できたであろう資源を食いつぶし、そして彼らの呪詛を念仏にこの世を去るなんてぞっとしない絵ではないか。

よって本書のメッセージは、「信頼して下さい」である。
posted by かせっち at 22:43| Comment(0) | TrackBack(0) | 世代間問題 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

恥知らず

「海自派遣による海賊対策反対!…でも海賊から守って」 ピースボート、海自護衛艦に護衛依頼(痛いニュース)

(エントリより)
海賊対策のためアフリカ・ソマリア沖に展開中の海上自衛隊の護衛艦が、民間国際交流団体「ピースボート」の船旅の旅客船を護衛したことが13日、分かった。ピースボートは海賊対策での海自派遣に反対しており、主張とのギャップは議論を呼びそうだ。

<略>

ピースボート事務局によると、船旅の企画・実施会社が護衛任務を調整する国土交通省海賊対策連絡調整室と安全対策を協議し、海自が護衛する船団に入ることが決まったという。

ピースボートは市民団体による海自派遣反対の共同声明にも名を連ねている。事務局の担当者は「海上保安庁ではなく海自が派遣されているのは残念だが、主張とは別に参加者の安全が第一。(企画・実施会社が)護衛を依頼した判断を尊重する」と話している。


うわ、何て恥知らず(呆)


以下、2ちゃんねるの反応

(エントリより)
36 : ニョイスミレ(東京都):2009/05/14(木) 02:21:23.75 ID:JqWeNRZ9
甲板で9条でも唱えてろよ

39 : 菜の花(関西):2009/05/14(木) 02:22:28.68 ID:3b5KOHYi
海賊に通じる言葉で「憲法9条」「無防備宣言」って書いて通ればいいのにね
こんなときこそ無防備宣言の力を見せつけるときだろ

42 : ジョウシュウアズマギク(コネチカット州):2009/05/14(木) 02:23:12.14 ID:hX9isMEP
憲法九条掲げてりゃ大丈夫じゃなかったのかよ

49 : サクラソウ(岐阜県):2009/05/14(木) 02:24:20.89 ID:eb58kGIN
安全な所からなら厚顔無恥で批判するけど
危険な所では我が身可愛いく何でも利用するのなw

53 : 桜(関西):2009/05/14(木) 02:25:03.45 ID:eTsynPZM
ピースボートのいつもの9条精神はどこ逝ったんだ?
海賊をオルグしてこいよ(笑)

64 : 西洋オダマキ(福岡県):2009/05/14(木) 02:27:23.36 ID:cjq5Lpb3
守る必要ない、9条精神で乗り越えろ

99 : カラタネオガタマ(アラバマ州):2009/05/14(木) 02:35:29.90 ID:zsPE/F54
死にたくないけど、日本は無防備でいろ!

この主張

116 : マンネングサ(アラバマ州):2009/05/14(木) 02:39:45.62 ID:ZjsMYQ6H
9条を持って行き忘れたんだな

284 : ホトケノザ(コネチカット州):2009/05/14(木) 04:16:52.46 ID:GEQSoHpc
戦争反対だとか、九条守れとか
そういう主張は好きにすりゃいいけど
主義主張は一貫しろ
中途半端にやるのは、ただ迷惑なだけだ


自分の思想に殉じてアフガンの地に散った

故・伊藤和也氏の足元にも及ばぬ奴らよ(嘲笑)



参考:
【サヨクネタ】9条教信者は故伊藤和也氏の様に命懸けの覚悟はあるか??(Absenteの酔いどれblog)
posted by かせっち at 22:28| Comment(2) | TrackBack(0) | ブログ&ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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