2009年04月30日

Man in The Mirror

最終回「優しい自由主義」のススメ(Bussiness Media 誠:山崎元の時事日想)

経済評論家・山崎元氏のコラム。最終回ということで現在の政治・経済的な立場(意見)について述べているのだが…

(記事より)
 筆者は、経済に関しては自由主義で、政治に関しては自由な経済取引を実現してくれる勢力を応援する一民主主義者だが、防衛などに関しては単純なハト派だ。自由主義に近い立場を持つ人たちには、日本も武装して対外的に軍隊が実力行使できる(彼らのいうところの)「普通の国」になるべきだというようなタカ派が多いが、この点には違和感を感じている。お金持ちは、暴力を使わないと自分の財産が守られないと思って心配になるのだろうか。

 どのみち米国にも中国にも軍事的には到底かなわないのだから、軍備に余計な費用とマンパワーを割かない方が得だし、「国」というものは人の命に代えてまで守る価値のあるものではないと私は考えている。「普通の国」は無駄なお金がかかるし、余計な奴(軍人ないしはそれに近い人々)が大きな顔をするので、願い下げだ。


「余計な奴が大きな顔をする」

山崎氏は鏡を見ることがないらしい



この人といい、森本卓郎といい、経済評論家はどうして日本の国防を安易に考える奴ばかりなのだろう…
posted by かせっち at 21:48| Comment(2) | TrackBack(0) | 軍事・国防 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

外から見る

日本に留まりたかったら、一度は留学しておくべき(404 Blog Not Found)

(エントリより)
希望について - 池田信夫 blog

この意味で今の日本が不幸なのは、富が失われていることより希望が失われていることだろう。終戦直後の日本では、若者は焼け跡に設計図を描いて新しい事業を興すことができたが、今では都市はコンクリートの建物で固められ、職場はノンワーキング・リッチに占拠されている。仕事がいやになっても、転職すると生涯収入は5000万円以上減る。起業してもうかると、東京地検特捜部がやってくる。政府はバラマキと企業救済で、社会主義に舵を切った。それが偽りの希望だったことは、歴史が証明しているにもかかわらず。


社会主義については別entryにいずれ書くとして、なぜ日本に希望がない--ようにあなたの目に映る--かといえば、逆説的であるがあなたが日本というものに希望を期待しているからなのだ。そもそも希望というのは国だの企業だのに求めるものではない。なぜ日本に希望がないか。自分ではなく日本に希望している人が多すぎるからだ。「日本オワタ\(^o^)/」といいつつ、日本がハジマるのをいつまでも待っているあなたに希望が訪れることは、ない。

そのことに気がつくのに、日本に希望しようがないほど日本から離れるほど効果的な方法はない。そして、離れてしまえば日本の悪いところだけではなく良いところもいやでも気がつく。塩野七生も言う通り、愛国者を作る一番簡単な方法は、そいつから国をいったん取り上げることなのだから。

で、最初に戻る。「海外を知らないと日本に留まる資格もない」になりつつあるということは、日本という「怪物」が弱っていることの裏返しでもある。もはや日本を支える人材を、日本国内だけで育てることが無理なのだ。そしてそれは日本だけの話ではない。唯一の超大国ですらそうなのだ。ObamaもMcCainも、米国外から米国を見てきた経験の持ち主である。一応我が国の首相殿もそうなのであるが....

日本が立ち直れない?あなたが開き直ればいい。そうやって十分な人が開き直ってはじめて、この国は立ち直るのではないか。


自分の長期の海外経験となると、会社の出張で一ヶ月ほどアメリカに滞在した程度。その間はモーテルに寝泊りし、片言英語で悪戦苦闘したが、現地駐在員に何かと世話になったこともあって「まぁ何とかやっていけそうだな」とは思った。

それでも「やっぱり日本の方がいいなぁ…」と思う面はあった。彼の地もそこそこ「ジャパナイズ」され、日本の文物を目にすることがあったものの、それは「彼の地で解釈された日本」であって「日本そのもの」とはやっぱり違っていたりする。

まぁ、日本語が通じないことが最大のストレスであったことは確かだが(苦笑)、短期間とはいえ外に出たことで、日本の良いところも悪いところもおぼろげながら見えてきたのは確かで、今のように日本そのものを考える切欠になったかもしれない。


参考:
日本びいきの外人を見るとなんか和むスレのまとめ
posted by かせっち at 21:14| Comment(2) | TrackBack(0) | 日本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

経済二題

巨額の財政出動、分かれる評価
【特別編】ケインズ主義は復活したのか?(日経ビジネスオンライン)


金融危機に端を発する世界的な景気後退に対し、各国政府はこぞって財政出動を打ち出した。政府が財政出動を行うと(悪い意味で)何かと引き合いに出されるジョン・メイナード・ケインズの学説について。

(記事より)
 今月初めにロンドンで行われた20カ国・地域(G20)首脳会合(金融サミット)では、各国の財政出動が重要であることを、首脳レベルで改めて合意。各国の証券市場に好材料として受け止められました。わが国でも、15兆円もの大規模な財政出動を伴う経済危機対策が決定され、国会に提出されました。

 欧米のエコノミストの間では、景気対策に財政政策を使うことは避けるべきであるというコンセンサスがありました。今回の金融通貨危機に際し、各国においてオピニオンに大きな変化があり、一度死んだはずのケインズ主義が復活したとする意見も聞かれます。本当のところは、どうなのでしょうか?


米ドルが凋落するってホント?
中国の基軸通貨改革論、その奇妙な論理(日経ビジネスオンライン)


周小川・中国人民銀行総裁の「ドル基軸通貨見直し論」についての考察。基軸通貨が存在する理由、ドルが基軸通貨になった過程、基軸通貨の多極化の可能性について。

(エントリより)
 読者は言語と通貨に共通する1つの原理をご存じだろうか。例えば1999年に生まれた欧州統一通貨同盟国ユーロ圏では、国際ビジネスで使用される言語は、フランス語でもドイツ語でもなく英語である。ユーロ圏の誕生によって同地域内の経済活動の相互依存が深まったのに並行して、ますます英語の使用が一般化しているというのは一見パラドックスのようにも見える。

 しかしこれはパラドックスでもなんでもない。例えば6人の異なる言語を母国語にするグループ内で会話される言語のパターンは6角形の各頂点を結ぶ線の数となり、15通りもあり得る。しかし、それをすべて実現するためには各人が母国語に加えて5つの外国語を話さなくてはならない。これは事実上不可能だ。

 ところが6カ国語の中から1つだけ国際共通語に選んで皆がこれを喋ることにすれば、1つの外国語の習得だけでグループ全員の会話が成り立つ。1人だけ外国語を学ぶコストなしにほかの5人と会話できるという非対称な結果を伴うが、ともかく大変に効率的である。そのため多国籍的な会話のニーズが強まるほど、1つの共通言語に収斂する傾向が働く。

 これは「ネットワークの外部性」として知られていることであり、ほかの例では電子メールの利用者がたった1人では何のメリットも生じないが、電子メールを利用する人が増えるほど、利用者全員にとっての電子メールの利便性が増していくことと同じ原理である。

 ネットワークの外部性のメリットの強力さを、体現しているのが通貨(貨幣)である。現代の不換紙幣はただの紙切れなのに、皆がそれを商品の共通の交換手段(さらに価値尺度、価値保蔵の手段)として無条件で受け入れているため、貨幣経済が成り立っている。

 そして同じ原理が、諸通貨の中の通貨である基軸通貨を必然にする。というのは、異なった諸通貨にまたがった国際金融ビジネスや外国為替取引市場でも、ネットワークの外部性の原理が強く働いているからだ。
posted by かせっち at 20:28| Comment(1) | TrackBack(0) | 経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年04月29日

金は天下の回り物・その2

国債発行による政府の100兆円予算について朝日が難癖をつけていることに対しての反応。廣宮氏はフィッシャーの貨幣数量方程式で、三橋氏はキャッシュフローで説明。

財政再建=国家破綻への道!(廣宮孝信の反「国家破産」論 ブログ)

(エントリより)
これ以上国債を増発して、金利が上昇したら大変だーと、

まるで財務省HPに書いてあるようなことを、
昨日の朝日新聞の社説「100兆円予算―こんなに借りて大丈夫か」で書いてあるのですが(コメントでご紹介いただきました。ありがとうございます!)

国の借金がどんどん増える中で金利がダダ下がり

なのは、これまで何度も書きましたとおりです。

<略>

ところで、
日本国債の金利が低いことの理由については、いままでも色々説明してきましたが、
先日、読者の方がコメントでフィッシャーの貨幣数量方程式について書いてくださっていましたので、これを使った説明もしてみたいと思います。

<略>

極端な話、

国の借金がGDP比で多い=お金がだぶついている=お金の速度(GDP÷M2)が低い=国債金利が低い

と言えます。

日本経済の問題は、国の借金が多すぎて国が破綻しそうとか、そんなことでは絶対にありません。

問題は、お金が回転していないことなのです。


キャッシュフロー(新世紀のビッグブラザーへ blog)

(エントリより)
 政府の税収を国債発行が上回ることになり、またぞろ朝日新聞が、
「家庭でいえば、実入りと同額の借金でしのぐ危うい暮らし」
 などというくらだらないキャンペーンで政府叩きを始めました。(情報提供 ブラックホーク 様 多謝!)

<略>

 国家より脆弱な企業にしても、キャッシュフローがプラスである限り倒産することはありません。逆に、キャッシュフローに問題があると、たとえ収益を上げていても倒産します。
 日本国家の場合、国債金利が「世界で最も流動性が高く、格付けAAAの米国債」をも「下回っている」状況です。つまり、日本国債は米国債よりも流動性が高いのです。(格付けはアレですが。と言うか、格付け機関には、そろそろこの矛盾を説明して欲しいものです。)
 そしてなぜ日本の国債金利が低いのかといえば、市場の信用だとか、市場の信頼といったそういう曖昧な話ではなく、単純に「日本政府の借金証書と交換できる日本円」が日本の民間に有り余っているからです。日本円を持っている日本人の誰もが、
「借りてください。お願いですから借りてください。」
 という状況だからこそ、日本国債の金利は世界最低なわけですね。要するに、こと日本円については
「貸し手の量>>>>>超えられない何とか>>>>借り手の量」
 になっているのが現実なのです。
 逆に貸し手の量が少なければ、単純に長期金利が上昇していくことになります。
 とは言え、日本政府(及びアメリカ)は、あくまで自国通貨建ての国債が中心なので、国債金利が上昇したならば、中央銀行が買いオペレーションで市場から国債を買い取ってしまうことで、金利を調整できます。
 この中央銀行による国債買い取りですが、お分かりでしょうか。
 これは「キャッシュフローを産み出す行為」そのものなのです。そう。通貨発行権を与えられている政府は、キャッシュフローを新たに産み出すことが、普通にできるのです。
 自国通貨建てのキャッシュフローを産みだせる(企業からしてみれば、反則技ですな)政府が、自国通貨建ての債務問題で破綻するはずがありません。どうあがいても、無理です。


参考:
国債を刷れ! 「国の借金は税金で返せ」のウソ(廣宮孝信/彩図社)
本当はヤバくない日本経済 破綻を望む面妖な人々(三橋貴明/幻冬舎)
posted by かせっち at 21:37| Comment(1) | TrackBack(0) | 経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年04月26日

外国人参政権:民主党鳩山幹事長発言・その3

ニコニコ生討論会で民主党の鳩山幹事長が行った、外国人参政権に関する以下の発言。

「ニコニコ生討論会」に出演した民主党・鳩山幹事長
4:58頃「定住外国人の参政権ぐらい 当然、付与されるべき」
6:32頃「日本列島は日本人だけの所有物じゃないんですから」
8:30頃「今の日本でほんとに居心地がいいんですかね、
     私は必ずしもそうは思わない」「オバマ大統領を生んだ
     アメリカはすごい、絶対に日本では起こりえない」
9:20頃「韓国だって参政権を与えてる、日本は恥ずかしい」


これについて本人が記者会見を行った。

民主・鳩山氏 「永住外国人の地方参政権は、愛のテーマだ。地球は、生きとし生ける者のもの。日本も、動植物の所有物で…」(痛いニュース)

(エントリより)
民主党の鳩山幹事長は24日、記者会見した。
−ニコニコ動画の鳩山氏の発言がネットで批判的に議論されている。「日本列島は日本人だけの所有物じゃない」という発言の真意は。韓国では2月に海外にいる韓国人に対し、国政選挙を認める法律が成立したが大統領の決裁待ちだ。日本にいる韓国人にこの参政権を認めると、二重に投票できることになる。
それでも日本にいる永住外国人に参政権を与えるべきか

「国民に大いに議論してもらいたい。これは大きなテーマ、まさに愛のテーマだ。友愛と言っている原点がそこにあるからだ。地球は生きとし生けるすべての者のものだ。そのように思っている。日本列島も同じだ。すべての人間のみならず、動物や植物、そういった生物の所有物だと考えている。この中でそれぞれが自立しながら共生していく世の中を、どうやってつくっていくかということが、ある意味での日本、世界に生きる人々の最大のテーマになるのではないか。今日までに、世界は弱肉強食に行きすぎたと。その前は、日本は依存に行きすぎたと。
依存でもない、弱肉強食でもない「自立と共生」をいかにうまくマッチさせるか、バランスを
とるか、それが友愛の精神だと思っている。

そこに住んでいる人たちを排斥をするという発想ではなく、権利もできるだけ認めて差し上げる。一緒に多くの税金を払ってこられた方々の権利を認めて差し上げるべきではないか。
そのことによって、お互いの違いを認めながら、それを乗り越えていけるのではないか。
そのように私は強く感じている。

友愛精神の発露で、世の中、ヨーロッパは大きく変動してきている。日本は鎖国をしている
わけではない。もっと多くの人に喜んでもらえる、そして、そのためには、地方での参政権
は付与されてしかるべきではないかと思っている。国政における参政権を認めてしまうと、
二重の選挙権みたいな話になろうかと思っているので当然、地域における選挙権の行使を、
その地域で働いている方々には与えて。それなりの条件のもとで認められてしかるべきではないか。世界では25の国がこのような権限を付与しているので、相互主義に基づくという
発想も重要だ」(抜粋)


以下、2ちゃんねるの反応

(エントリより)
5 :名無しさん@九周年:2009/04/24(金) 18:01:16 ID:ueB6MWXD0
駄目だコイツはやくなんとかしないと

21 :名無しさん@九周年:2009/04/24(金) 18:03:47 ID:nw0pB/sp0
宗教だなこりゃ、お花畑理論 北の楽園とかを本気にしちゃう奴

29 :名無しさん@九周年:2009/04/24(金) 18:04:44 ID:3NqJU2Qn0
鳩山(兄) 愛のテーマ(笑)
 「日本列島は日本人だけのものじゃない!」

263 :名無しさん@九周年:2009/04/24(金) 18:16:11 ID:glw+Arj8O
真顔で正義や愛を語る人間は、狂人か詐欺師の二種類しかいない

696 :名無しさん@九周年:2009/04/24(金) 18:34:33 ID:mraQD7ia0
韓国人 ⇒ 反日
北朝鮮 ⇒ 反日
中国 ⇒ 反日
民主党 ⇒ 愛により参政権プレゼント 日本領土は日本人だけのものじゃありません

708 :名無しさん@九周年:2009/04/24(金) 18:35:05 ID:70a2bQkQ0
博愛と言う名の侵略wwwww

855 :名無しさん@九周年:2009/04/24(金) 18:43:01 ID:iFM6ch6g0
愛が通じる相手じゃねーんだがな
ちょっと親切にすると勘違いして
骨までしゃぶりにかかる奴らを何とかしてから言ってくれよ

908 :名無しさん@九周年:2009/04/24(金) 18:45:56 ID:/Taq8Dcc0
鳩山は、『庇を貸して母屋を取られる』という諺を学校で学ばなかったようだな
まあ学校の前に病院に行くべきだが

960 :名無しさん@九周年:2009/04/24(金) 18:49:42 ID:amXv70b00
謙譲な愛は、暴虐よりもずっと効果の多い怖ろしい力である
ドストエフスキー 「カラマーゾフの兄弟」

2009年04月25日

ヤバさは同じではない

国内経済はただ落ち着いているだけだ(新世紀のビッグブラザーへ blog)

輸出中心主義から内需喚起に論調が変わりつつある日経。そのコラム「大磯小磯」の話題から。

(エントリより)
 この大機小機が素晴らしいと思うのは、「世界不況」を破滅をもたらすアンゴルモアの大王としてではなく、単なる「環境変化」として捉えている点です。環境変化である以上、世界不況から派生した様々な要因(円高、資源価格下落、資本収支の黒字化)を「機会」として捉えることができるわけです。
 もちろん、物事には裏面があって、円高は「輸出企業」にとって、資源価格下落は「商社」にとっては脅威でしょう。そして日本の資本収支の黒字化は、英国を初めとするファンドにとっては悪夢以外の何物でもないでしょう。だからこそ、英FT誌とかが死に物狂いで日本経済悲観論を煽り、日本人の金を海外に向けさせようと頑張っているのであると、個人的には確信しています。
 しかし、別に輸出企業や商社ばかりが日本経済のプレーヤーではないし、ましてや英国ファンドの運命など、日本国民にとっては知ったことではないでしょう。「日本国家」の経済を語る以上、マクロ的、あるいは鳥瞰的な視点での捉え方というのが極めて重要だと考えています。
 また、先日、某テレビ局の方から電話インタビューを受けた際にも話したのですが、現在の日米欧は揃ってデフレに突入しているのは間違いないところです。但し、決定的に違うところは、米欧はこれから不良債権処理、及び過剰債務の返済が始まるのに対し、日本はすでに終了しているというところです。この差は、極めて重要だと思っていますので、日経も一面でこういう事を書いて欲しいと思います。


参考:
本当はヤバくない日本経済 破綻を望む面妖な人々(三橋貴明/幻冬舎)
posted by かせっち at 22:16| Comment(0) | TrackBack(0) | 国家のモデル | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

撤収

オーマイニュース:日本版が閉鎖 市民参加模索するも…(毎日)

(記事より)
 オーマイニュース日本版は06年8月、ソフトバンクが約7億円を出資し、初代編集長にジャーナリストの鳥越俊太郎さんを迎えて華々しくスタートした。

 00年に韓国で創設されたオーマイニュースは大統領選も動かすといわれるほどに成長。身近なニュースを市民記者が集めて発信する試みに、鳥越さんは創刊前「既存メディアを5年で凌駕(りょうが)することは間違いない」と期待していた。

 しかし、鳥越さんが大手掲示板2ちゃんねるを批判したことから、同社のブログに批判が殺到。「朝鮮メディアの反日活動」など記事と無縁の韓国攻撃も目立った。このため、読者が記事に対して書き込むコメントを自由なものではなく登録制に変更、滑り出しでつまずいた。さらに、あらかじめ登録した市民記者しかコメントできなくした。「既存メディアと同じ」との失望を招き、「匿名で自由に」が主流のネットでは幅広い層の支持を得られなかった。

<略>

 韓国オーマイニュースから編集部に出向した朴哲鉉(パクチョルヒョン)さんは「韓国ではほとんど編集しないという私の意見も通らなかった。編集部がどうすればネット利用者に受け入れられるか、空気を読まなかった」と話す。


オーマイニュースを始めるにあたり、鳥越氏以下編集部は既存メディアでできなかった報道をやろうとした。「ネット=自由」という幻想を抱き、既存メディアにはあった縛りがなくなると考えたのだろう。確かにネットの言論は自由だが、読者の反論も自由であったことがまず最初の誤算である。

その上、彼らのやり方は既存メディアと変わらなかったため、ネットユーザーから反発を買い、読者からの批判が集中した。既存メディアであれば封殺することもできた読者からの批判が、ネットに乗り出したことで公開の場で曝される事態になったことも、編集部にとって誤算だったろう。

かつてのエントリ「存在格差」で以下のようにまとめた。

特権的ジャーナリストなど既存メディアという虎の威を借る狐に過ぎぬ

そして虎のいないインターネットの荒野に投げ出された狐は

その身一つで言論の狼達と戦わなければならないのである


結局狐は狐でしかなかったのである。


参考:
引導(当ブログ記事)
時代(当ブログ記事)
「存在格差」(当ブログ記事)

【マスゴミネタ】オーマイニュース日本版が閉鎖された訳ですが(Absenteの酔いどれblog)
( ´H`)y-~~竹島問題:その「平和的解決」のためには【オーマイニュース日本閉鎖記念】(木村幽囚記)
posted by かせっち at 21:58| Comment(2) | TrackBack(3) | メディア | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

Jリーグ第7節 京都vs磐田

救世主現る イ・グノ降臨


いやすげぇ。前節の2ゴールにも驚いたが

DF2人の間を割ってぶち抜いてから

しっかり前田にアシストするなんざ並みじゃねぇ。

縦に速くてチャレンジするFWは相手も怖いんだよ。

彼に加え、前からチェックするジウシーニョと

ターゲットになる前田で攻撃の形は整った。

逆転されてから逆転し返す粘りも出てきた。

これでようやく今シーズン闘える形になってきた。
posted by かせっち at 21:10| Comment(0) | TrackBack(0) | スポーツ(J1) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年04月24日

外国人参政権:民主党鳩山幹事長発言・その2

ニコニコ生討論会で民主党の鳩山幹事長が行った、外国人参政権に関する以下の発言に関する反応。

「ニコニコ生討論会」に出演した民主党・鳩山幹事長
4:58頃「定住外国人の参政権ぐらい 当然、付与されるべき」
6:32頃「日本列島は日本人だけの所有物じゃないんですから」
8:30頃「今の日本でほんとに居心地がいいんですかね、
     私は必ずしもそうは思わない」「オバマ大統領を生んだ
     アメリカはすごい、絶対に日本では起こりえない」
9:20頃「韓国だって参政権を与えてる、日本は恥ずかしい」


鳩山由紀夫氏のニコニコ動画批評。「日本列島は日本人だけのものではない」。(スポンタ通信2.2)

(エントリより)
「日本列島は日本人のものではない」発言とは、アナキズムである。

世界市民といえば聞こえはいいが、「日本人のこと・ため」を一切考慮しない発言である。それは、すでに「国に捨てられた人達」が紡ぎ出しやすい言論である。

「日本列島は日本人だけのものではない」発言は、棄民の論理である。
棄民たちは、「自分達に国土はないのだから、お前たちも国土を捨てろ」と、迫る。

だが、民主国家・日本にいる棄民たちは、「捨てられたのではない」。自ら「捨てられた立場を望んだ」のである。

ただ、重要なこと現行制度において「捨てられた立場」を捨て、「国民」になることができる。

たが、彼らにとって、『それは、「1億3千万分の1の立場」に格下げされること』であり、「損得を考えるならば、それはあえて選択しない」。

現行制度(税制ほか)を見るならば、「棄てられた人達への処遇」は、「1億3千万文の1の国民の権利」よりも高い。
インターネットにアップされる多くの言論は、そういう現状を背景にして発信されていることを見逃してはならぬ。


鳩山由紀夫発言のホントの問題点2つ(「国際派時事コラム・商社マンに技あり!」 ライブ版)

(エントリより)
わたしの勉強不足で、鳩山由紀夫さんの言う 「定住外国人にも地方参政権を与えよ」 という主張はたんに 「永住」 を 「定住」 と言い間違ったものと思った。

甘かった。

「外国人参政権問題」 というときの 「外国人」 の定義が、従来の 「永住外国人」 (=在日韓国人・在日朝鮮人) からぐっと拡げられていたのだ。

正式には ≪定住者≫ という名の 「定住外国人」 は、インドシナ難民や日系ブラジル人、外国人配偶者の連れ子など、人道的に在留を認める必要のあるときに用いられる在留資格だ。

つまり将来的には、大量の北朝鮮難民や中国難民も 「定住外国人」 として扱われる。

このひとたちに地方参政権を与えよというのが、民主党の主張なのだ。

「外国人参政権」 というとき、その対象が 「永住外国人」 なのか 「定住外国人」 なのか、まずそこを質(ただ)す必要があるということだ。

2009年04月21日

マーストリヒトの呪い

頭の体操(新世紀のビッグブラザーへ blog)

通貨統合がもてはやされたユーロ。「アジアも見習って通貨統合を!」と囃す向きもいるが、昨今の金融危機の対処ではその通貨統合が足枷になっている。

(エントリより)
現在、日米英三カ国が中央銀行が国債を買い取る量的緩和を継続しています。(日銀は未だに金利調整の買いオペだと言い張っていますが)
 なぜ三カ国が量的緩和を行っているかと言えば、簡単に言えばデフレだからです。政府が国債を発行することで財政支出を増やし、中央銀行が国債を買い取り通貨を市場に供給し、金回りを良くして景気を回復させようとしているわけです。
 ところが、ユーロ圏が同じ事をやろうとしたときには、幾つか問題が生じます。
1. マーストリヒト条約の縛りにより、各国は財政支出の額に枠を設けられている(GDP比3%)
2. 財政政策は各国の担当だが、金融政策(金利調節など)はECBが統括的に行っており、各国には権限がない
 1は、まあ「非常時です」の一言で解決する話ですが、より問題になりそうなのは2です。
 日米英が行っている量的緩和は、
@ 政府が国債を発行
A 政府が財政支出
B 中央銀行が国債買い取り
 というプロセスを進みますので、政府と中央銀行がタッグを組むことが必須なわけです。すなわち、財政政策と金融政策の連携です。
 これがユーロ圏の場合だと、
@ 各国の政府が国債を発行
A 各国の政府が財政支出
B ECBが国債を買い取り
 問題は、このBです。ECBが国債を買い取るとして、果たして「どの国」の国債を「幾ら」買い取るのでしょうか。それは果たして「誰」が「どういう基準」で決めるのでしょうか。


金融危機が勃発する前のヨーロッパで不動産バブルが起きたのも、ITバブル崩壊で不景気に陥ったドイツを救う為にECBが金融緩和を行ったため、ユーロ圏の金利が下がったことが原因とされる。

このような例を見ると、完全な国家統合をせずに「財政政策は国ごと/金融政策は共通」といったような通貨統合は、非常事態における機動的な対処の弊害になっているように思う。


参考:
崩壊する世界 繁栄する日本(当ブログ記事)
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幻の消費者・その2

中国経済の「回復期待」は楽観的?
あまりにも弱い国内消費への不安(ダイヤモンド・オンライン)


(記事より)
 つまり、「最近までの中国の高い成長率を支えて来たのは、輸出の大幅な伸びだった」ということに他ならない。

 ところが、昨年のリーマンショック以降、世界経済は急速に悪化した。それに伴い、中国の輸出にも急ブレーキが掛かったのだ。

 その輸出のマイナス分を、政府や民間部門の投資によって補い、何とか6%台の成長率を維持しているのが、今の実態だ。

 そんななか、直近では「中国経済の早期回復」への期待が、盛り上がり始めた。これから中国政府は、50兆円を超える景気対策を実施して景気浮揚を図り、高成長を維持するとしているからだ。 だが、果たしてその期待は現実的だろうか?

 問題は、前述のように、「中国経済が輸出主導型から、国内需要主導型の経済構造へモデルチェンジを図ることができるか否か」だ。


その内容たるや 三橋貴明氏の新刊

『中国経済がダメになる理由』そっくり(笑)



この記事で触れられてない点を揚げると、中国では健康保険や年金といった社会保障が整備されていない。特に大怪我や大病をすると医療費をぼったくられて一発で家が傾くという。それに備えて貯金をすることが、中国国内の消費が弱いことの一因でもある。


参考:
中国経済がダメになる理由(三橋貴明・石平/PHP研究所)

幻の消費者(当ブログ記事)
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2009年04月18日

外国人参政権:民主党鳩山幹事長発言・その1

民主・鳩山幹事長「日本列島は日本人だけの所有物ではない」「定住外国人への参政権付与は当然。韓国は既に認めている」(痛いニュース)

ニコニコ生討論会で民主党の鳩山幹事長が行った、外国人参政権に関する発言について。

(エントリより)
「ニコニコ生討論会」に出演した民主党・鳩山幹事長
4:58頃「定住外国人の参政権ぐらい 当然、付与されるべき」
6:32頃「日本列島は日本人だけの所有物じゃないんですから」
8:30頃「今の日本でほんとに居心地がいいんですかね、
     私は必ずしもそうは思わない」「オバマ大統領を生んだ
     アメリカはすごい、絶対に日本では起こりえない」
9:20頃「韓国だって参政権を与えてる、日本は恥ずかしい」


以下2ちゃんねるの反応

(エントリより)
9 : オニタビラコ(神奈川県):2009/04/18(土) 04:12:48.92 ID:6IFOadf4
本当に売国奴だった

18 : コスミレ(dion軍):2009/04/18(土) 04:13:28.18 ID:bflGWIiz
よかった、いつものぽっぽだ

20 : ハルジオン(京都府):2009/04/18(土) 04:14:13.92 ID:U4j7dj2e
民主党らしくて安心する

265 : ゲンカイツツジ(千葉県):2009/04/18(土) 05:11:10.24 ID:WK9IYsSw
日本列島は日本人だけの所有物じゃないって発想が、そもそも異常。
理想で言えば地球自体が人類だけのものではないけど、どこの国に行っても、
その土地は自分たちの物だと主張してるよ。
自分たち民族、国家がその土地を「所有」しているしそれがあたりまえって考え方が
国際標準だよ。

267 : ツルハナシノブ(千葉県):2009/04/18(土) 05:11:20.58 ID:787eJdMs
友愛だの自信だの、言ってることがキレイゴトの精神論じゃないか
それに、順序が逆だろう
仮に日本がアメリカなどのような多民族国家・移民大国になれば、
外国人への参政権の付与もあるかもしれんけど
まだそこまでの段階になってないのに先に参政権を与えて、
そして与えれば日本がグローバルな国家になると思ってる

270 : カキツバタ(東京都):2009/04/18(土) 05:11:42.14 ID:/JDWVoGg
日本が日本人のものじゃないなら国家の存在する意味じゃん
もう馬鹿は死んでくれ

277 : クレマチス・モンタナ(東京都):2009/04/18(土) 05:13:38.35 ID:S3N1dZDQ
アメリカとかならまた話は別で
アメリカはアメリカ人だけのものじゃないっつうのも理解できる
インディアンうんたらかんたら
日本人はもうそんなことも言及できないほど遠くの時代に
祖先が守ってきた土地なんだから
こんなキチガイどもに伝統の破壊をされたら困るんだよ
マジでよその国でやってくんねえかな

372 : イヌガラシ(アラバマ州):2009/04/18(土) 05:35:41.80 ID:SbPdQwhF
>>1
> 9:20頃「韓国だって参政権を与えてる、日本は恥ずかしい」

計算した上だろうが? 韓国で参政権付与されてる日本人何人いるんだよ?

100人にも満たないだろ? 日本に在日何人いるんだよ?

比較して韓国には影響ないけど、日本に影響を与えられると思ってるんだろうが

しかも参政権どころか被選挙権までよこせとかほざいてるんだろ? 
どこまで拡大していくんだ?

556 : ジュウニヒトエ(アラバマ州):2009/04/18(土) 06:50:02.76 ID:dCmvDaU+
民主党もうちょい本音隠せよ


日本列島は日本人だけの所有物ではないのだから参政権ぐらい外国人にくれてやれby民主鳩山(朝鮮歴史館)

(エントリより)
ハトぽっぽの三段論法を理解できる人いますか?

自身を持てないから外国人を受け居られない。
自身があれば参政権を与えられる。
だから日本人は自信を持たなければならない。

これって参政権付与の説明になっていますか?
自身があれば参政権を付与する根拠ってなんですか?
民主党支持者の方、ぜひ教えてください。

2009年04月15日

リーダーに頼らない

戦列復帰のイチローとマリナーズの09年
元監督と元チームメートが語るチームの裏側(スポーツナビ)


メジャーリーグで目覚しい成績をあげながら、自己中心的な選手とチームメイトから批判されていると報じられたシアトル・マリナーズのイチロー。マリナーズ元監督のジョン・マクラーレンにその事情を聞いてみると…

(記事より)
 唐突に、「ホセ・ギーエンを手放したのが痛かった」と口にしたのは、マクラーレン。「彼を失ったことが響いた」と、昨季のチーム崩壊の一因を振り返った。

 彼は、ギーエンがいた07年シーズンの記憶を呼び起こしながら、さらにこんな話を始める。

「イチローの話は知っているだろう?」

 それがチーム内に、イチローのプレースタイルに対して、疑問を抱いている選手らがいたことだと容易に想像でき、黙ってうなずけば、彼は言葉をつないだ。

「2年前にも問題があったんだ。まあ、子どもみたいな選手が多くてな。ちょっとのことで嫉妬(しっと)したり……。で、誰かが、ほかの選手の悪口を言ったとする。それをギーエンが耳にすると、その選手を誰もいないところに呼び出して言うんだ。『文句があるんなら、直接そいつに言え。影でごちゃごちゃ言うんじゃない』と。まあ、ギーエンについては、悪く言う人もいるようだが、07年のチームというのは、ギーエンがある意味支えていたんだよ」

 それはつまり、イチローを守っていたのが、ギーエンだったのか?
 と問い返せば、マクラーレンは否定しない。うなずきもしなかったが、ギーエンがチーム内のさまざまな雑音を封じていたのだと、想像できた。


確かにイチローはメジャー屈指の好選手だが、不振のマリナーズを一人で背負えるほどの大選手ではないように思う。基本的には彼は「出塁してホームに帰ってくる打者」であり、「彼をホームに返す打者」が必要なのだ。

地区優勝した年はE・マルチネス、J・オルルッド、B・ブーンがそうであり、2位に躍進した一昨年は記事中のギーエンがその役を担っていた。今年はK・グリフィーJrがその役を演じるのだろうが、往年の打撃が復活するかが課題だ。

しかし何よりまして、他の選手の意識向上が望まれるだろう。WBC序盤でイチローが極度の不振に陥っていたとき、「イチローさんばかりに頼らず、自分達が頑張らねば」と他の選手が発奮したことが優勝に繋がったとされる。


リーダーを作らずリーダーに頼らず

自立した個人が自分の役割を全うする

これがマリナーズの目指すところではないだろうか
posted by かせっち at 22:07| Comment(2) | TrackBack(0) | スポーツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

メディアが伝えないこと

マスゴミが絶対に報道しない麻生総理の中東における外交手腕と実績(朝鮮歴史館)

自分が関与した中東和平外交についての麻生首相の演説の動画。相変わらずのべらんめぇ口調だが(笑)、内容は一見の価値あり。詳しくはリンク先を見られたし。
posted by かせっち at 21:22| Comment(0) | TrackBack(0) | 政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年04月13日

アダム・スミス

アダム・スミス―『道徳感情論』と『国富論』の世界 (堂目卓生/中公新書)

古典派経済学の父アダム・スミスの著書『道徳感情論』と『国富論』について解説した本。両者の内容をコンパクトにまとめているので、原著を2冊読むには骨が折れる人や、とりあえずの取っ掛かりという人にはうってつけの一冊。

有名な『国富論』によって「規制緩和と市場原理主義の始祖」と見られがちなアダム・スミスだが、彼の基本思想は道徳・倫理について述べた『道徳感情論』にあり、『国富論』は『道徳感情論』の結論を経済分野に実践してみせた本といえる。

そして『道徳感情論』に基づいて『国富論』を俯瞰して見れば、アダム・スミスの主張が近年非難されることの多い市場原理主義などではなく、寧ろ「利益を得るには正直を以ってすべし」という石田梅岩の商人道に通じていることに気付かされる。


(第二章p99〜101より)
 富と名誉と出世をめざす競争において、彼はすべての競争者を追い抜くために、できるかぎり力走していいし、あらゆる神経、あらゆる筋肉を緊張させていい。しかし、彼がもし、彼らの誰かを押しのけるか、投げ倒すかするならば、観察者たちの寛容は完全に終了する。それは、フェア・プレイの侵犯であって、観察者たちが許しえないことなのである(『道徳感情論』二部二編二章)


参考:
原点 - 書評 - アダム・スミス -「道徳感情論」と「国富論」の世界(404 Blog Not Found)
posted by かせっち at 22:02| Comment(0) | TrackBack(0) | 経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年04月12日

口先だけでは信用されない

こら!たまには実証しろ!!(404 Blog Not Found)

経済学者が偉そうに見える理由について。「だったら、お前の経済政策を実践してみろよ!」といいたくなるのは確か(笑)

(エントリより)
2009-04-07 - こら!たまには研究しろ!!
「経済学者って何であんなに偉そうなんですか?」

2009-04-07 - こら!たまには研究しろ!!
僕の仮説は経済学帝国主義みたいな意識.経済学帝国主義って言うのは,ざっくり言うと「進んだ理論的的基礎と分析・実証手法をもつ経済学」を「他の社会科学に注入しなければならない」っていう意識です.

ここまであさっての方向に間違っていると、私何ぞは「これぞ愛すべき学者バカ」って愛おしさが増しちゃったりするんですが、余裕がなければ「偉そう」になるでしょうね、そりゃ。

で、なんで経済学者、特に日本の経済学者が偉そうなのかといえば、理由は単純。

自分の理論を、実証する人がいないから。

役人や政治家より正しいと主張するなら、なぜ経済学者は役人になったり政治家になったりしないんでしょうね?竹中平蔵ぐらいじゃないですか?あれだって自分で実証しようとしたんじゃなくて、呼ばれてホイホイ行っただし。

<略>

良くも悪くも米国で経済学者が一目置かれているのは、実証に行く人が少なからずいるからでしょう。政権に入ったり、ファンド起こしたり。うまく行くとは限りません。それどころか経済学者が実証に走った例は、とほほ話の方が目立ってもいます。ブラックとショールズが自分たちでオプションを買ったときの話から、LCTMまで。

それでも、なんかやってるわけですよ。なんか言ってるだけじゃなくて。

やってないから「偉そう」なのに、自分の言っていることが「偉そう」だと勘違いする。

これ、経済学者に限らず学者という生き物に対する日本人のラフコンセンサスだと私は「勘」じていますが、他の学者にも増してそれを経済学者により強く感じるのは、経済学という学問の扱っている問題が、他のどの学問よりも「感じやすい」ものであるにも関わらず、実証しようという人がどの学問にも増して少ないという、言うこととやることのギャップが最も大きいところにあるのでしょう。
posted by かせっち at 20:05| Comment(9) | TrackBack(0) | 経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年04月11日

費用のただ乗り

既存メディアとネットの書き手がともに質を高めるために(日経IT-PLUS・ガ島流ネット社会学)

(記事より)
 「情報は、しばしば提供する側が金を出すのである」。情報産業という言葉を生み出し、国立民族学博物館の初代館長を務めた文化人類学者の梅棹忠夫氏は、1988年の論文「情報の文明学」でこう指摘した。

<略>

 梅棹氏は情報を受け取る側ではなく、提供する側が金を支払う例として、テレビ広告の広告主、電話や郵便の利用を挙げ、農業や工業ではこのような仕組みは原則として存在しないとした。自主レーベルを制作しているミュージシャン、自費出版、ブロガーは、しばしばお金を払って情報(コンテンツ)を提供している。


何という慧眼

「情報の供給側が金を払う」

この視点には気が付かなかった



この視点で思いつくのは新聞の広告主。広告主は自社の広告という情報を供給するために、新聞に対して広告費を支払う。新聞社にとって広告収入は新聞自体の売上に匹敵する収入であり、これなくしてはビジネスが成り立たないといっても過言ではない。

一方で、新聞自身も記事という情報を供給している新聞記者が「情報を供給するための費用」を支払っているという話は聞かない。口の悪い言い方をすれば「広告主が情報を供給するために支払った費用に、新聞記者がただ乗りしている」と言えるのかも。
posted by かせっち at 21:34| Comment(3) | TrackBack(0) | メディア | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

赤字と黒字はバランスする

政府赤字は民間黒字!(廣宮孝信の反「国家破産」論 ブログ)
自国の黒字は他国の赤字!(廣宮孝信の反「国家破産」論 ブログ)

この二つのエントリのポイントは以下。

(エントリより)
さて、
私なりの表現で、貯蓄投資バランスの話をしてみますと、
・民間の黒字は、政府の赤字

・民間の黒字が、政府の赤字を上回る状態が、経常黒字

・自国の経常黒字は、他国の経常赤字

・世界中の国の経常赤字の合計と、世界中の国の経常黒字の合計を足すとゼロ
となります。


「自国の経常黒字は、他国の経常赤字」については、今日の三橋氏のブログでも取り上げている(尤も、氏の著書でも指摘していたことであるが)。

読売新聞の奇跡(新世紀のビッグブラザーへ blog)

(エントリより)
 そして下の記事ですが、これもう、この一言に尽きますね。
日本が旧来型品目の輸出に依存した成長軌道に復帰するのは現実的ではない
 そもそも、何度も書きましたが、輸出依存の成長とは貿易黒字の拡大、すなわち相手国のGDP(需要)を奪い取る行為です。日本が貿易黒字になると、必ず逆側に貿易赤字の国が産まれ、貿易赤字額分だけその国の「純輸出のマイナス」としてGDPから差っ引かれるわけです。
 外需経済とは、所詮はゼロサムゲームです。それに比べて内需は、最初に投下された資金が何度も「回転」することでフロー(GDP)を高めていく、プラスサムゲームなのです。日本のエコノミスト(もどき)たちがこれを理解する日は来そうにないですが、何と今の日本では政治家がきちんと理解しているのです。凄い時代です。
posted by かせっち at 20:25| Comment(0) | TrackBack(1) | 経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年04月10日

幻の消費者

ピリングさんの今週のコラムを覚書ってみた(今日の覚書、集めてみました)

Financial Timesのコラム記事「China’s consumption is a disappearing act(中国の消費、消滅)」の英訳。中国の消費者が世界を救ってくれるかと言うと…?

(エントリより)
中国の消費者の財布の紐が緩まないのには、いくつか理由がありますね。
第一に、皆さん何年間も「鉄の丼」がぶっ壊されるのを目撃してきたわけです。
昔はタダだった医療や教育もなくなっちゃいました。
政府もようやく、社会のセーフティーネットは作り直しますから、とか口約束してますね(まあ、実際に頑張るようにもなってますけど)。
でも、皆が「国が面倒見てくれるさ」なんてまた信用するようになって、万が一のために貯金するのを止めるまでには何年もかかるんだろうなあ。

<略>

第二に、殆どの中国人って、リサーチ会社ドラゴノミクス言う所の「サバイバー」なわけです。
つまり、彼等が生活必需品な食品だの衣料品だの買ったって、多国籍企業とかグローバル・デマンドとかにはそんなのかんけーねー、ってこと。
「お買い物しチャイナ」って、たった1.5億人。
2015年までには倍に増えて3億人になるかもしれませんけど。
消費してる中国家庭の平均収入って大体6,000ドル。
対する米国は45,000ドルですけど、なにか?
北京のマイカーオーナーが、ボストンのマイカーオーナーと同じように金使うわけありませんから。

<略>

最後に、最近の中国の消費ブーム予測って、連中の収入が増えたらって話でしょ。
でもって、連中の収入って、それって外国の需要が健全だったら増えるって話でしょ。
経済成長は7-8%で続くかもしれませんけど、二桁成長とか打ち止めかもしれませんわね。
ってことで、中国家計部門の買い物って、加速するどころか、実は減速しちゃうかもなわけです。
ま、アメリカ人はツケでなんでもかんでも…中国人の消費まで、買ってたってことですなあ。
posted by かせっち at 22:15| Comment(0) | TrackBack(2) | 中国(経済) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

「いわゆる良心的日本人」からの護身術

朝鮮についての知識が必要な理由(月見櫓)

(エントリより)
この「朝鮮人の与太や寝言、難癖に素直に振り回される日本人」=「いわゆる良心的日本人」と朝鮮人とは、一種の共依存と言って良い関係だと思います。

茨城大学人文学部人文コミュニケーション学科加藤篤志准教授によれば、【共依存者とは、自己自身に対する過小評価のために、他者に認められることによってしか満足を得られず、そのために他者の好意を得ようとして自己犠牲的な献身を強迫的に行なう傾向のある人のことであり、またその献身は結局のところ、他者の好意を(ひいては他者自身を)コントロールしようという動機に結び付いているために、結果としてその行動が自己中心的、策略的なものになり、しだいにその他者との関係性から離脱できなくなるのである】となっております。

「いわゆる良心的日本人」と朝鮮人の関係は、この構図によく符合すると思います。しかしここで話がややこしくなってくるのは、朝鮮人が望む共依存の対象は「いわゆる良心的日本人」を含む日本人全般なのですが、「いわゆる良心的日本人」が共依存によってコントロールしたいと思っている【他者】は朝鮮人そのものではなく、朝鮮人と同じく「日本人全般」であったりするためではないかと思います。

「いわゆる良心的日本人」が、朝鮮人と共依存に陥り、互いに互いの心身を損なう関係を構築するだけであるならば、ある意味相思相愛というものです。互いの心身に取り戻せない傷を負うことになろうとも、心行くまで損ない合っていれば良いと思います。私には理解出来ませんが、それもひとつの愛の形なのでしょう。

しかし「いわゆる良心的日本人」が共依存によって本当にコントロールしたい対象は、共依存関係にある朝鮮人ではなく、日本人全般であるために、これを放置して心身を損なわれるのは、相思相愛の彼らだけではありません。それどころか、おそらく最も真っ先に狙われ損なわれるのは、日本人の中でも最大多数派であるだろう「朝鮮に無関心で、朝鮮のことはよく知らないし、特に知りたいとも思っていない日本人」でしょう。

朝鮮を多少なりとも知っている日本人としては、それが何とも歯痒く憤ろしいのです。


韓国・朝鮮を知ることこそが「いわゆる良心的日本人」の増殖を断ち切る方法とブログ主は説く。韓国・朝鮮への理解が深まれば「いわゆる良心的日本人」になりそうなものだが、そうならないのが韓国・朝鮮の真骨頂。


「知れば知るほど嫌いになる国」だからな(笑)
posted by かせっち at 21:59| Comment(2) | TrackBack(0) | 韓国・朝鮮 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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