2009年02月28日

今望まれていること

崩壊する世界、繁栄する日本 前編(新世紀のビッグブラザーへ blog)
崩壊する世界、繁栄する日本 後編(新世紀のビッグブラザーへ blog)

ほとんど同じ現状認識ありながら、経済学者の野口悠紀雄氏と新日鉄会長の三村明夫氏とでは異なる結論が導かれるというお話。

(エントリより)
 内容をよく読むと、実は野口氏も三村氏も言っていることはあまり変わらないのですが、印象の落差は凄まじいばかりです。
 一つ考えられる原因は、野口氏が官僚⇒経済学者という道を歩んでおり、企業経験がないことにあるような気がします。
 三村氏のような企業経営者である以上、プラグマティストにならざるを得ず、少なくとも悲観論者にはなりえません。悲観的な予想を元に戦略を練るのと、悲観的な論調で発言を続けるのとは全然違います。企業のトップが悲観論を撒き散らしたら、自社の株価は下落し、社員の士気も地に落ちるでしょう。
 その点、野口氏は大卒後に即大蔵省に入省し、その後は経済学者としての道を歩み続けています。つまり、「倒産の危険性」というものを身を持って感じたことがないはずなのです。これはでかいです。
 今のマスメディアが悲観論を煽り、自らの首を絞めているのも、自分たちが一応、資本主義国の民間企業で働いているという事実を失念しているせいかも知れません。民間企業である以上、マスメディアは倒産し、メディア関係者は失業者になるのです。
 マスメディアは「日本人が悲観論を好むから」などと嘘っぱちの言い訳をしていますが、現実に悲観論に溢れたマスメディアからユーザーが離れていっている以上、何をかいわんや、です。


悲観論は現状を憂うことはできても

将来の手立てを指し示すことはない

結局 悲観論は何も救わない



今後景気が回復したとしても、それは悲観論ではなく個々の努力の成果であり、マスメディアは景気回復に何の役にも立たなかった情報を垂れ流していたということになるだろう。
posted by かせっち at 22:02| Comment(2) | TrackBack(0) | 経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年02月27日

経済学の「法則」

「非線形」を解かねばならない経済学(日経ビジネスオンライン)

※公開翌日以降の閲覧にはユーザー登録(無料)が必要です

(記事より)
 エコノミストの中には、「このようなことは周期的に8年ごとに起こるものですよ」と言う人さえいる。一種の循環論を持ち出して、経済を正しく制御できなかった大失敗を片づけるのは間違いだと思う。

 一方では、こんな非線形で複雑な現象が起きているのに、経済評論家やエコノミストの方々は相変わらず簡単な1次方程式のような解説をする。1次方程式というのは、「米国の金利が下がったので、円が買われ、円高が進むのです」といった論理だ。彼らの解説は、こんな1次方程式を2、3組み合わせたものであることが普通だ。4つか5つ組み合わせることができると、ちょっと偉い解説者のように見えているかもしれない。

 しかし、今では、このような単純化(線形化)した論理は全部間違っているということを認めることから再スタートしなければならないのではないか。


経済分野で起こっている事は、非線形というよりは、参加者が多く、それらが相互作用をするために、外から見ると現象が複雑に見えるといった方が正しいと思う。

とはいえ、経済学者が持ち出す数式や法則なるものが余りに単純化されたモデルであることは確か。更にそれらの実証研究も、科学分野における追試に比べるかなり心細いものだ。


経済学で提唱される「法則」も

科学法則を見慣れた自分に言わせれば

「彼の国の法則」「小泉の法則」

同レベルにしか見えないのだが



参考:
非線形な領域(当ブログ記事)
posted by かせっち at 21:31| Comment(0) | TrackBack(0) | 経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年02月23日

「日本ファシズム論」の始祖

日本がファシズムになると予言した人たち――新刊書「東京特派員」から(ステージ風発)

「日本にファシズムが到来する」という論を辿ると丸山真男に行き着くというお話。

(エントリより)
 「70年安保」を前にしたあの喧噪(けんそう)の時代。“団塊の世代”がまだ大学生だったころのことである。世は左派の知識人が論壇を跋扈(ばっこ)し、盛んに「革命前夜」のような幻想を振りまいていた。

 大学紛争が激しさを増して、東大の安田講堂をめぐる過激派学生と機動隊の攻防戦が起きた。お茶の水から神保町にかけては、学生たちが「神田カルティエラタン」と称して道路を封鎖した。

 こんな世情不穏の中で、ワイマール共和国のドイツになぞらえる議論がまことしやかに伝えられたものだ。背景にあるのは、雇用不安と政権政党の弱体化であり、この先、ヒトラーのような独裁者がやってくるとあまたの知識人が煽(あお)っていた。

 そんな折に、柔和な語り口のドイツ文学者、西義之が「乱暴を通り越して無責任な議論にすぎない」と切って捨てた。好々爺(こうこうや)のような東大教授であり、はにかむしぐさの裏に鋭利な言論の刃(やいば)を隠していた。

 西はこのとき、『ヒットラーがそこへやってきた』という雑誌連載によって、ナチスという魔物の正体を見事に腑分(ふわ)けしていた。同時に西は、事実に肉薄することによって、ファシズムの到来説が政治的なデマにすぎないことを立証してみせた。懐かしくも頼もしい論考である。

<略>

 彼は同時代の知識人の言動を克明に積み上げていくうちに、進歩的文化人の中に「事実そのものの発言を封ずる空気」を感じるようになっていく。

 この場合の進歩的文化人とは、岩波書店の雑誌『世界』や『朝日ジャーナル』などを舞台に、容共左派の立場から主張を展開した言論人たちを指す。

 問題は、なぜ彼らが現状をファシズムと結びつけたがるのかであった。西はその根をたぐっていくうちに、進歩的文化人の“教祖”である東大教授、丸山真男のいくつもの論文に行き当たる。

 早くから丸山理論の仮面をはがした人々に、社会思想家の関嘉彦、京大名誉教授の猪木正道らがいる。西の丸山批判には、思想の骨格をなすファシズム論に集約されるところに特徴があった。

 西は昭和50年に『誰がファシストか』を出版して、独伊にファシズムの源流をたどり、日本にファシズムがあったかを解き明かしていく。その結果、西は丸山こそが主著『現代政治の思想と行動』で、「反共=ファシズム」という単純化によって牽強(けんきょう)付会の虚構を築いたと痛烈に批判した。
posted by かせっち at 20:54| Comment(0) | TrackBack(0) | 思想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年02月22日

焼け跡世代の社会把握

昭和一桁世代と現人神(Birth of Blues)

(エントリより)
小林よしのり氏が何を語っているのか?については、最新号のSAPIOを買うか立ち読みして下さいなんですが、つまりは先の「君が代症候群」とか「ぐんくつの足音が聞こえる」「靖国参拝反対」という旗振り役は皆、昭和一桁=大東亜戦時中に小学生だった人達。

純粋無垢な小学生にとって、問答無用であり国家の代弁者に等しいのが当時の学校の先生。
その先生から天皇は神であると鉄拳教育を受け、天皇の字が書かれた新聞紙すら畏怖の対象であると体で叩き込まれた世代にとって、当時の「天皇=現人神」ロジックはある意味、絶対服従且つ戦慄し憎むべき対象だったかもしれません。

しかし当時すでに大人だった人々。つまり、我々の予想を上回る程、現代人より遥かに論理的でモダンで教養と道徳と知的好奇心に溢れた当時の若者達が(誰から強制される事なく、天皇は最優先の「目上の者」として畏れ敬うべき対象であったにせよ)ある日いきなりお上より「今日から天皇陛下は神様ですよ」といわれ、「今日から神様ですね。よく分かります」なんていう流れがどうなのか?
その内面的大衆心理は推して知るべしかと。
つまり、アイドルはウンコをするのか、しないのか?論争と一緒。
知覧などで展示されている特攻隊の遺言がその証左。

であれば、明治・大正生まれの兵隊さん世代が当時を振り返っても割に飄々淡々としている意味も分かりますし、大江健三郎を筆頭とする昭和一桁世代が「天皇=現人神」にトラウマを抱え、小学生目線で「当時の大人は狂っていた=ぐんくつの足音が聞こえる=日の丸の赤はアジアの民の血の赤=靖国参拝すると当時の学校の先生がゾンビのように復活する=軍国主義復興」とヒステリーになるのも分かる。


以前のエントリ「焼け跡世代」でも述べたように、昭和一桁世代は終戦時は小中学生だった。そんな小僧っ子が大人達以上にその時代を的確に把握していたかは疑問だ。


参照:
焼け跡世代(当ブログ記事)
posted by かせっち at 19:47| Comment(0) | TrackBack(0) | 世代間問題 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年02月21日

テレビ脳(笑)

テレビを見るとボケが進行し、テレビゲームをするとボケ防止になることが判明(らばQ)

(エントリより)
人間誰しも歳を取ります。

そして脳の働きはどんどん衰えるので、認知症といった問題も起こりやすくなります。

しかし趣味を持ち、それに熱中する人は、ボケの進行がかなり遅くなるという研究結果が出たそうです。

ただテレビの視聴はそれには含まれず、むしろテレビを見ることはボケを進行させるとのことです。


テレビを見ると馬鹿になる(笑)
posted by かせっち at 20:22| Comment(2) | TrackBack(0) | ブログ&ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

人員整理に潜む罠

見当違いの人員整理をしていませんか?(日経BP)

(記事より)
 John Sullivan博士には人材プランナーというスマートな肩書があるが、平たく言えば人員整理スペシャリストだ。同博士は、ほとんどすべての人員整理と他の代替手段は、やり方が間違っていると言う。

 これは大問題だ。何しろ現在、いたるところで人員整理が進行中だ。米労働省の発表によれば、米国内では1月だけで60万人近くが失業した。人員整理を避けようとして、減給、新規採用の凍結、一時帰休などを実施する企業もあるが、たいていの場合、やり方のまずさでは同様だ。


会社が経営危機に陥ると、人件費削減のために人員整理に手をつける。会社としては「会社にとって不要な人材」を切りたいはずだが、現在行われている人員整理の手法のほとんどは「会社にとって必要な人材」の流出を招いてしまう、というお話。

posted by かせっち at 20:04| Comment(2) | TrackBack(0) | ビジネス | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年02月20日

フロドは国を危うくする

国を愛する気持ちは変わらないかも知れないけど・・・。(あかさたなの執行実験場)

(エントリより)
「自由帳で数学とか物理とか」さんの派遣村を主催する左翼を擁護する記述で(ちなみにその人は経済的にリベラルなだけで政治的にはバリバリの右)で「右翼も左翼も方法が違うだけで国を愛する気持ちに変わりはない」とかいう記述がありましたが、左翼には決定的に軍事や国防、安全保障の知識が欠落している有様では、国をいくら愛しても任せることは無理だと思います。


かつてのエントリで媚中派、嫌中派、中国の三者を『ロード・オブ・ザ・リング』のフロド、サム、ゴラムになぞらえた。指輪の奪還を目論むゴラム、その意図を見抜き警戒するサム、ゴラムを盲目的に擁護するフロドの立場が中国と日本の嫌中派、媚中派に重なって見えたからだ。

この見方を拡大すれば、フロドは左翼、サムは右翼、ゴラムは近隣国となるだろう。

フロド(左翼)にすればゴラム(近隣国)を警戒するサム(右翼)は乱暴者にしか見えない。結果フロドはサムを放逐するが、信頼したゴラムに騙されて最大の危機に陥る。その危機を救ったのは、ゴラムを警戒していたサムだったのである。

自分はフロド、サム、ゴラムの旅の道行きを思い起こすにつけて、『ロード・オブ・ザ・リング』の舞台同様、変事にある世界情勢の中では、フロドのような態度は国を危うくすることを示唆しているように思えてならないのだ。


参照:
旅の道行き(当ブログ記事)
教育の賜物(当ブログ記事)
posted by かせっち at 22:38| Comment(1) | TrackBack(0) | 思想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

日本経済の多面的分析

多面的分析 (前編)(新世紀のビッグブラザーへ blog)
多面的分析 (後編)(新世紀のビッグブラザーへ blog)
続 多面的分析 (前編)(新世紀のビッグブラザーへ blog)
続 多面的分析 (後編)(新世紀のビッグブラザーへ blog)

三橋氏の本職は中小企業診断士だが、その方法論を使って日本経済を分析したエントリ。

(エントリより)
■日本の問題(の一つ):効率性の一指標である「公的債務対GDP比率(公的債務額÷GDPx100%)」が、他国に比して相対的に悪い。

 公的債務対GDP比率は、公的債務額÷GDPですので、まずはGDPに問題があるのか、公的債務額に問題があるのか確認します。

<略>

 そうすると、日本の公的債務対GDP比率が他国と比べて悪いのは、公的債務の増加自体に問題があるわけではなく、公的債務の増加ペースに比べてGDPの伸びが低いためである事が分かります。
 それではなぜ日本のGDPの伸びが低いのか、

<略>

 結論から書くと、日本のGDP成長率が低い理由の一つは、政府の支出(政府最終消費支出+公共投資)が「他国に比べて」伸びていないためであることが分かります。すなわち、日本は「公的債務は増加している」にも関わらず「政府支出が伸びず、GDPが増えない」結果、公的債務対GDP比率が他国よりも悪くなっているという「真の問題」が把握できるわけです。
http://members3.jcom.home.ne.jp/takaaki.mitsuhashi/data_16.html#Seifusisyutu

 それでは、なぜ「公的債務が増加しているにも関わらず、GDPを増やす政府支出が増えていないのか」あるいは「政府支出が増えていないにも関わらず、なぜ公的債務が増えているのか」と、更なるブレイクダウンを行うことで、昨日のエントリーに書いた、↓これに繋がるわけです。(おお、見事に繋がった)

http://blogs.yahoo.co.jp/takaakimitsuhashi/24640701.html
『@ 政府支出が抑えられ、GDP成長率が低下した結果、税収が減少し、国債発行額が増えた
A 円高防止の為替介入(主に2003年と04年)のために、政府短期証券を発行し、円安誘導を行った(政府短期証券の残高は約100兆円)』

 ここまで来れば、日本の効率性改善のための対策までは、あと一歩です。要するに政府の支出以外の公的債務を増やさなければ良いわけですから、

■円高防止の為替介入はしない
■政府の支出を増やし、同時に日銀の国債買取により公的債務額を削減する

 これでオッケーです(多分・・・)。


結論部だけ引用したが、全編読まれたし。
posted by かせっち at 20:54| Comment(0) | TrackBack(0) | 国家のモデル | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年02月19日

五十歩百歩

正義を振りかざすもの(CNET Japan Blog・夢幻∞大のドリーミングメディア )

殺害犯の妹をメディアスクラムやネットスクラムから守る刑事を描いた映画『誰も守ってくれない』のプログラムを引用したブログ。

プログラムの記事中、オウム真理教事件で「タブー」が破られ、ネットはその最たるものだと指摘されている。

(エントリより)
 なぜ、ネットが「タブー」を破りやすい媒体なのか。それはモラルなき個人の集まりだからと白井プロデューサーは言う。

メディアが人を動かし、ネットを動かし、そのネットによってまたメディアが動いていく。マスコミですらもはやネットの持っている匿名性、個人攻撃性には辟易するというと変だけど、もうどうにもならないところに行き着いているといった今の現状を。マスコミは、あるモラルを持って情報を扱おうとしているから、そのモラルを間違った方向で使うと情報操作だと言われ、ある企業や政治家をかばったと叩かれたりもする。でも殺人現場の生の映像を発表などしないし、未成年の名前を発表する際には事件性や少年法に照らし合わせた上でモラルを持って行う。それに比べ、ネットは個人で繋がるから、個人が高い道徳性を持っていないと情報のタレ流しになってしまう。(「誰も守ってくれない」プログラムより)


モラル…?

マスコミがモラルの欠片など持っていないことは、奇しくもプログラムで取り上げられているオウム真理教が起こした松本サリン事件においてマスコミが河野氏に行った所業で明らかではないか。

「(マスコミが)殺人現場の映像を発表などしない」ということも、マスコミが秋葉原事件を撮影した視聴者映像をこぞって使っていたことを知れば、白々しく聞こえる。

「未成年の名前の発表」云々に到っては、犯人・容疑者の名前は伏せられる一方で、本来保護されるべき被害者の個人情報を微にいり細にいり垂れ流しているのはマスコミではないのか。


松本サリン事件で皆わかってしまったのだ

マスコミは決して一般人の味方ではないことを

マスコミの正義が一般人を破滅させることもあることを

ネットの正義を危ういというのであれば

マスコミの正義も五十歩百歩にすぎないのだ



参考:
松本サリン事件(Wikipedia)
秋葉原事件で融解した「野次馬」と「報道」の境界(日経IT-PLUS・ガ島流ネット社会学)
posted by かせっち at 21:02| Comment(4) | TrackBack(0) | メディア | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年02月18日

日本の問題の正体

続 輸出バブルの消滅(新世紀のビッグブラザーへ blog)

三橋氏による2008年第4四半期GDPの分析の続き。

(エントリより)
 日本の輸出対GDP比率は15.5%ですから、輸出が対前期比で14%減ると、これだけでGDPが対前期比でおよそ2.2%減る計算になります(※厳密には、GDPの輸出には「サービスの輸出」も含んでいますが、製品輸出に比べると大した金額ではないので無視)。また、設備投資の対GDP比率も輸出とほぼ同じ15%ですから、民間企業設備投資の-5.3%により、GDPが対前期比で0.8%減る計算になります。両者を合わせて、GDP対前期比3%減少というわけですね。ここに個人消費の分などが加わり、総合で−3.3%となったわけです。(輸入や民間住宅投資は影響が小さいので、省略)
 整理しますと、
 ■輸出 13.9%減 ⇒ 総合GDPを2.2%押し下げる
 ■設備投資 5.3%減 ⇒ 総合GDPを0.8%押し下げる
 ■個人消費 0.4%減 ⇒ 総合GDPを0.2%強押し下げる
 というわけで、日本国内ではどうにもならない外需(輸出)の減少が内需に波及し、設備投資と個人消費合わせてGDPを1%ほど押し下げたわけです。1%押し下げたとは言っても、八割が設備投資なので、
「輸出が総合GDPを2.2%押し下げ、内需に波及した結果、設備投資が総合GDPを0.8%押し下げた」
 という表現が適切だと思います。

<略>

 要するに、今回(08年第4四半期)のGDPは、日本の経済構造について以下二つの事実を証明しているわけです。
 ■日本は輸出が減っても、内需はそれほど縮小しない(外需依存国ではないから)
 ■日本の輸出減少率は、世界の主要国のなかで最も大きい
 日本の問題は外需依存云々ではなく、輸出の減少率が相対的に大きいことなのです。なぜ他国に比べ、日本の輸出減少率が大きいのかといえば、先日も書いたように日本の輸出製品の七割以上が耐久消費財ではなく、↓資本財と工業用原料だから↓です。
http://members3.jcom.home.ne.jp/takaaki.mitsuhashi/data_16.html#Kousei08Oct
 つまり、トヨタやソニーの問題ではないのです。資本財は円高に強いという「強み」もありますが、需要減少の際に真っ先に購入が止まるという「弱み」を抱えています。今回(昨年第4四半期)はその弱みがモロに出たわけですね。


資本財は円高には左右されないが、需要縮退には流石に勝てないということか。尤も需要縮退に勝てるものなどないが、逆に言えば資本財が無ければ消費財は作れないため、消費が上向き始めたときに真っ先に回復するとも言える。麻生氏が「世界で最初に景気を回復させる」と言ったのもこの辺りにあったのかも。


参考:
内需の希望(当ブログ記事)
2番目の上流部にいる国(当ブログ記事)
posted by かせっち at 21:41| Comment(0) | TrackBack(0) | 国家のモデル | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年02月16日

信用と信頼

人間の本性(中韓を知りすぎた男)

(エントリより)
本性と言う言葉は意味が深いので簡単に説明できませんし、下手な
説明は誤解を招きますが、簡単に言えば人間は綺麗なものではない
ということです。

日本の場合 新聞もテレビも雑誌も人間の善性を基本にして、組み立て
ています。そしてそのあまりの多量性をもって人間の耳を聞えないよう
にさせて、人間の本性を隠してしまっています。

<略>

つまり中国人も他の人も人間は、他人の不幸をひそかに喜ぶ悪魔の
微笑を持っているということです。

特に中国人は教育によって日本人が戦中に何千万人という同胞を
殺したと教育を受けています。このような人たちにいくら利益を
与えても、恩をうっても、優しくしても、すきあらば仕返しをする事
しか頭にありません。(全ての人ではありません)

このことを踏まえて私は中国ビジネスをしてきたからあまり痛い目に
合わされずに無事これたのです。

しかし日本の外交はメディアの人間の善意を基本にした報道に誘導され
国益を無視する事に何も感じなくなってしまいました。

国の外交は国益の取り合いなのです、極端に言うならアメリカも中国も
国益のためなら人殺しも、騙しも、自国の歴史の捏造も、何でも
ありです。

日本も同じような事をしろと言っているのではありません、外国とは
そいう人種なのだということを分かって作戦なり行動すべきなのです。


「信用」と「信頼」という言葉は似ているが、字義的に解釈すると以下のようになる。


信じた相手を用いる(利用する)のが「信用」

信じた相手に頼る(依存する)のが「信頼」



両者の違いは相手を信じられなくなったときに現れる。「信用」した相手ならばこちらから利用をやめればよいが、「信頼」した相手はこちらが依存している以上、縁を切るのは難しい。

つまり「信用」できる相手と自分は対等である一方、「信頼」できる相手に対しては依存関係にある。そして国と国は互いに対等な立場が基本であることから、以下のようにいえる。


外交において「信用できる国」はあっても「信頼できる国」はない


日本人は相手を「信頼」しすぎるが、特に外交においては危険だ。何故なら外交とは「信用」する国同士の関係であり、場合によってはいつでも切れる関係であるからだ。

実際、安全保障を頼るアメリカは日本にとって「信頼せざるを得ない国」であるが、アメリカにとって日本は「信用できる国」でしかなく、いつ切られてもおかしくない。

国と国との付き合いとはそういうものだ。


無論、信頼はおろか信用すらできない国もあるが
posted by かせっち at 23:43| Comment(2) | TrackBack(0) | ブログ&ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

内需の希望

輸出バブルの消滅(新世紀のビッグブラザーへ blog)

日本の2008年第4四半期のGDP成長率について。

(エントリより)
日本の実質GDP成長率 前四半期-3.3% 年率換算-12.7%
【内需部門】 数値は対前期比
 ■民間部門
 民間最終消費支出(個人消費) -0.4%
 民間住宅投資 +5.7%
 民間企業設備投資 -5.3%
 ■公的部門
 政府最終消費支出 +1.2%
 政府公的資本形成(公共投資) -0.6%
【外需部門】
 輸出 -13.9%
 輸入 2.9%(※控除)
と、予想通り輸出部門と製造業の設備投資激減により、大きなマイナス成長になっています。輸出バブルが綺麗さっぱり(多分)消滅したわけですね。
 しかし、これも先日の予想通り個人消費のマイナスは小さく抑えられ、住宅投資はプラスになっています。今の政府の対策を見る限り、今後は個人消費部門」「住宅投資部門」「公的部門」の支出を拡大させることで、GDPの建て直しが行われることになるでしょう。日本だけではなく、主要国のほとんどが同じ対策(内需拡大)を採ることになるわけですが。


意外にも、個人消費の下げ幅が微小で、民間住宅投資が大きくプラス。しかしそれらを民間設備投資が帳消しにして、トドメに輸出がマイナスに引っ張り込んだ。

とはいえ全ての分野がマイナスではなく、円高を上手く利用すれば個人消費が活性化する目もあるわけで、適切な対策を打てばまだまだ内需拡大に希望があるということか。


参考:
「成長」「分配」「失業」が景気回復の素!(日経bp SPECIAL)
posted by かせっち at 22:32| Comment(0) | TrackBack(1) | 国家のモデル | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年02月13日

円高デメリット論の出所

機会を捉えた企業たち(新世紀のビッグブラザーへ blog)

為替相場では円の独歩高が続いているが、一時期の「円高→輸出に悪影響→日本終了」一辺倒から、徐々に「円高の好影響」の記事が出るようになってきた

(エントリより)
 当たり前といえば当たり前ですが、内需依存型の企業は基本的には円高の好影響を受けます。日本の輸出対GDP比率は15%台で、諸外国の中では「相対的」に低いと、もう百回くらい繰り返した気がしますが、次第に数字的にも裏付けられ始めているようです。
 後は、中小企業などへの好影響が報道され始めると、徐々に「円高悪玉論」も解消されていくと思うのですが。
 最近の日経新聞も、かつてのように「円高=日本経済破滅!」からは一線を置いているように思われます。未だに時々「輸出依存国 日本」系のトンデモ論を見かけたりしますが、以前よりは確実に少なくなっています。


単純に考えても円高は輸出企業には悪影響だが、輸入企業には好影響になる。だからマスコミは円高のメリット・デメリットを共に取り上げるべきなのだが、余りに円高デメリット論しか流布していなかったように思う。

それは「資源小国→加工貿易」という刷り込みによるのかもしれないが、自動車・電機という輸出企業がマスコミの主要な広告主で、円高を避けたい広告主の意向がマスコミの報道姿勢に影響を与えているということはないのだろうか?
posted by かせっち at 21:54| Comment(2) | TrackBack(0) | 経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

老理論家の看破

「人民を騙すべきではない」―― 中国型共産主義がめざすべき道(日経ビジネスオンライン・ネットは「中国式民主主義」を生むか?)

中国におけるマルクス主義の理論家でありながら、中共政権に容赦ない批判を浴びせる中国人民大学の元副学長、謝韜(しゃとう)氏へのインタビュー記事。

(記事より)
 2009年1月2日に北京で取材した、マルクス主義の大理論家である謝韜(しゃとう)氏は、私に次のように言った。

「20世紀はアメリカ型資本主義とソ連型共産主義とスウェーデン型民主社会主義という三つの社会制度が歴史の舞台でモデルコンテストを演じた時代だった。前二者は敗退し、民主社会主義が勝利を収めた」

 それならば、中国型共産主義制度をどのように位置づけ、そして中国の社会制度はどうあるべきだと考えているのか、今回もまた謝韜氏の取材を中心としてご紹介したい。

<略>

遠藤:謝韜先生は社会制度のモデルコンテストで優勝したのは民主社会主義だと仰いましたが、では中国はこのあと、どうすべきだとお考えですか?

謝韜:もちろん民主社会主義の道を歩めばいいのです。

遠藤:となると、現在の社会主義国家体制を放棄するということでしょうか、それとも社会主義国家の枠内で、ですか?

謝韜:そもそもマルクスが理想とした社会は、最終的には民主社会主義国家なのです。主権在民の“民主”を基礎にして、憲法にきちんと基づいた憲政を行い、労働者に高福理をもたらす福祉国家を建設することであって、共産主義などというのは、一種の空想的なユートピアに過ぎない。


読み進めればわかるが、謝韜氏は現在の中国の政治状況をかなり的確に指摘している。それは「この中国で共産党員がそんなことを言っても大丈夫か?」とインタビュアーの遠藤氏が焦るくらい。
posted by かせっち at 21:42| Comment(0) | TrackBack(0) | 中国 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年02月12日

子供の貧困率

まさかここまでひどいとは - 書評 - 子どもの貧困(404 Blog Not Found)

(エントリより)
データは、私を動かす上でパワフルなツールである。最も動かされたのが、第三章の3である。

PP. 95-96
図3-4は、先進国における子どもの貧困率を「市場所得」(就労や、金融資産によって得られる所得)と、それから税金と社会保険料を引き、児童手当や年金などの社会保障給付を足した「可処分所得」でみたものである。税制度や社会保障制度を、政府による「所得再分配」と言うので、これらを「再分配前所得/再分配後所得」とすると、よりわかりやすくなるかも知れない。

これをみると、十八カ国中、日本は唯一、再分配後所得の貧困率のほうが、再分配前所得の貧困率より高いことがわかる。つまり、社会保障制度や税制度によって、日本の子どもの貧困率は悪化しているのだ!


な、なんだってー!?

あまりのことに、この図3-4が本当か検索してみたところ、以下のグラフを見つけた。

<略>

....まじである。他国との比較がない代わり、経年変化も載っている。日本はこれまでずっと、政府が子どもから奪ってきたのだ。


参考:
増税するなら子供のために使うべき(日経BizPlus・経済学で考える)
posted by かせっち at 21:37| Comment(4) | TrackBack(0) | 世代間問題 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

イナカモンドリーム

静岡空港、イナカモンドリームの末路(江草 乗の言いたい放題)

今年開港予定の静岡空港は地元でも評判がよろしくない。日航も全日空も国内線を縮小しつつある中で、東京にも名古屋にも中途半端に近い(しかも新幹線が走っている)静岡に空港を作って採算が取れるのか、疑問視されている。

そんな中、静岡空港建設を推進してきた石川嘉延・静岡県知事は日航に対して静岡・福岡便の搭乗率保証を行うと表明したとの事。

(エントリより)
 静岡・福岡間という、田舎と田舎とを結ぶだけのローカルな路線に一日3往復もの需要があるとは思えない。確かに静岡は新幹線のぞみも止まらないというほどに軽視された県かも知れないが、それはただ単に静岡が田舎だからであり、そこに人口100万の大都市でもあれば別だが現時点でJR東海がのぞみを停車させないのは妥当だと思っている。そんな田舎、静岡県の田舎知事が「おらが県にも空港を!」と望むのはコンビニとスーパーくらいにしか出かけない主婦がポルシェに乗りたいと思うような出過ぎたことである。しかしそのイナカモンドリームがなぜか実現してしまい、茶畑をぶっつぶして空港が本当にできてしまったのである。作ってしまったからにはなんとか利用実績を上げないといけない。しかし、ただでさえ景気が悪くて航空各社が路線を削減しようとしている時に、そんな需要の少なそうな空港に新たに乗り入れようとは思わないわけだ。

 その逆風下で静岡県の石川知事が思いついた妙案とは「搭乗保証」というシロモノだったのである。証券会社が大金持ちに「損失が出たらうちで補填しますから株取引やってください」と持ちかけるように、静岡県はJALに対して「客が少なかったらうちで損失補填しますので」と持ちかけているのだ。そもそもこれは税金の使い道として正しいのだろうか。


静岡空港は静岡県の真ん中に作られるが、静岡県の西隣の愛知県には中部国際空港(セントレア)がある。自分が住んでいる浜松(静岡県西部地方)からは静岡空港の方が若干近いが、恐らく運行便の差でセントレアを選ぶことになるだろう。

まぁ、当てにできる人口集中地域がかりそめの政令指定都市(苦笑)浜松市と静岡市である静岡空港と、三大都市圏の一つ・名古屋市とトヨタ城下町・豊田市を当てにできるセントレアでは最初から勝負にならないわけで。

尤もセントレアも使える国際線がもう少し増えてくれれば、東京を越えて成田まで行く苦労をしなくて済むんだが。
posted by かせっち at 21:24| Comment(3) | TrackBack(0) | ブログ&ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年02月11日

国が与える毒饅頭

自治なき自治体の得たもの - 書評 - 自治体クライシス(404 Blog Not Found)

赤字第三セクターに苦しむ自治体を取り上げた『自治体クライシス』の書評。

(エントリより)
本書に登場するのは、まさに「顧客が本当に必要だったもの」の世界。

左が「自治体が本当に必要だったもの」だとしたら、中央が「第三セクターが建ててしまった」、そして右が「今それがどうなっているのか」だ。客も来ない施設が、廃墟となり、しかし借金だけが残っている。

何でそんなことになってしまったのか。

国がリゾート法で後押ししたから?自治体がそれに乗ってしまったから?金融機関が損失補填契約に安心して貸し込んだから?いずれも正解であるし、いずれも本書で詳しく解説されているが、根本的な原因は、自分たちに本当に必要だったものを、自分たちで用意するどころか自分たちで考えるのも放棄した、自治の不在、というより自治体が自治体であることの自己否定にあったのではないか。

その結果、本当に必要だったものにまわす金がなくなってしまったのが、本書に登場する自治体が現在直面している危機である。これらの第三セクターの顛末は、リフレ政策に私が賛成するのをためらう一番の理由でもある。いくら供給を増やしても、それに応じた需要がなければ、後に残るのは廃墟と負債しかないのではないか。


同エントリで同書の比較のために取り上げた下條村では、民間出身の村長が知恵を絞り、役所も知恵を絞ることを要求し、また村民自らも知恵を絞ることを望んでいる。

また村の事業の原資を当初国の補助金に頼ったが、利用条件が厳しくて使い勝手が悪いうえ、事業目標と対立する面があったため、村の自主財源に切り替えたという。

日本の未来が見える村(日経ビジネスオンライン)

※公開翌日以降の閲覧にはユーザー登録(無料)が必要です。

(記事より)
 さらに、村営住宅の一件は国の補助金の存在意義を問い直した。第1号マンションが示した通り、国の補助金は事細かに条件を定めるため、市町村にとってはひどく使い勝手が悪いものになっている。この使い勝手の悪さが、補助金の政策効果を著しく弱めている。伊藤村長も指摘する。

 「がんじがらめの補助金は不要。『少子化対策』のように、大まかな使途だけ決めて、あとは市町村に任せてほしい」。下條村は村営住宅を自主財源で建てることができたが、政策実行のために補助金を必要としている自治体は数多い。国の基準に合わせたために、市町村が狙った本来の効果と乖離してしまうのでは本末転倒だ。


国の補助金は地方自治体を幸せにしない毒饅頭か?
posted by かせっち at 19:57| Comment(0) | TrackBack(0) | ビジネス | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年02月09日

格付けの虚妄

格付け会社の罪と罰(新世紀のビッグブラザーへ blog)

いつの頃から経済記事に踊るようになった格付け会社。しかし彼らが行う格付けこそが今回の金融危機の地雷だったわけで。

(エントリより)
 さて、格付け機関の話に戻りますが、格付け制度の最大の問題は、格付けをしてもらう方、つまり債券を発行する方が格付け機関に報酬を支払うという点です。つまり、格付け機関はお金を貰った相手を格付けするわけで、ここには明確な利益相反が存在しています。本来は債券の投資家のために、中立の立場から判断を下さなければならない格付け機関が、格付け対象からお金を貰うことで利益を上げているわけです。
 つまり現在の格付けとは、投資家のためではなく、債券発行者のための制度になっているわけですね。

<略>

 さて、この格付け機関が全く相手にされていない金融市場が世界に一つだけあります。そう、日本です。
 日本のソブリン債(国債など)の格付けは、格付け機関の気の向くままに下げられ、最近は上げられていますが、別に国債価格や金利が大きく変動することもありません。格付けがいかに無意味なものか、証明されているわけなので、格付け機関は恐らく日本が大嫌いでしょう。
 そもそも最高格付けの米国債よりも、格付けが低い日本国債の方が金利が低い時点で、格付けには矛盾が生じているわけです。ローリスクの債券(米国債)が、よりリスクが大きいはずの債券(日本国債)よりも、高い利回りを要求されていることになりますので。まさしく、m9(^Д^)プギャーてなもんです。

posted by かせっち at 20:59| Comment(0) | TrackBack(0) | 経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

民主党三題

陽が昇る前がいちばん暗い(依存症の独り言)

ここ数日麻生首相批判エントリを連投した坂眞氏の民主党観。

(エントリより)
が、では、民主党に期待できるのか?答えは「否」の3乗。この政党も利益誘導型勢力が主導権を握っています。自民党とは利益を供与する相手が違うだけ。自治労や日教組に代表される左派系労組、反国家団体である解同や在日韓国・朝鮮人勢力、そして特ア3国。
これらに媚を売って支持を拡大している。
つまり、民主党も、国家や国民の利益から乖離しているのです。

では、絶望か、というと、そんなことはありません。自民党にも民主党にもまともな政治家は数多くいます。ダメなのは、特定の勢力や組織のために政治を行う勢力、いわゆる守旧派ですね。それと、珍奇な平和思想、平等思想、反米思想に囚われて国益に反する行為を行う勢力、いわゆるリベラルですね。

自民党内にも人権擁護法や外国人参政権に積極的で、憲法(9条)改正に反対の勢力がいます。前出の古賀氏や二階氏、それに加藤紘一氏などなど。もちろん民主党には、自民党以上にそういう勢力が多い。が、自民党に人権擁護法や外国人参政権に反対で憲法改正に積極的な勢力が数多く存在するように、民主党内にも同様の勢力が少なからずいるのです。

<略>

私は、憲法改正や歴史認識、安全保障や外交(特に対中国)を対立軸に、自民党と民主党の双方が分裂して、再び収斂されることを期待しています。これに、効率的な政府(小さな政府ではありません)が軸の一つとして追加されれば言うことありません。
利益誘導型ではなく、国民の目線で政治を考え、国益を第一に掲げる勢力の誕生を望みます。

なお、民主党の凌雲会や花斉会に属する人たちは、労組にカネもヒト(票)も依存していません。個人後援会がその基本。だから、今は自民党的なもの(いわゆるアンシャンレジーム)を倒すために小沢体制下に甘んじていますが、いざとなったらしがらみが少ない分、動きやすいと思います。


つまり、坂氏はある意味民主党保守派の行動に期待しているようだが、「政党政治である以上、そんなことは期待できない」というのがargument氏の意見。

保守政党のリベラル派orリベラル政党の保守派(つらつらかきつらねる)

(エントリより)
「自民党のリベラル派に投票するよりも民主党の保守派に投票する方が良い」
という考えは間違いである。

多少リベラルな考えの候補であっても自民党の公認ならばそちらに投票したほうが良い。

何故か?

日本の政治は政党政治だからである。

個人の考えよりも、政党の政策が優先されるからである。

ここ数年間に民主党保守派がどのような行動を取って来たか思い起こせば良い。

彼らは、内心では多少不満を持ちながらも、民主党のリベラルな政策に賛同してきた。

一方、自民党のリベラル派はどのような行動を取ってきたか。

反対意見を述べながら、抵抗しながらも、自民党としての決定に概ね従って来た。

安倍元首相、麻生首相という極右ともいうべき首相にも従って来た。

首相の座から引きずり降ろすことを考えながらも決定には従って来た。

つまりほとんどの場合は各人の思想よりも党の決定が優先されて来たと言うこと。

例えば、経済政策の違いにより政界再編が起こるかもしれないし、構造改革に対するスタンスの違いで政界再編が起こるかもしれない。

あるいは政権再編が起こらず、すんなり民主党政権になるかもしれない。

単なる一つの可能性である「新保守政党VS新リベラル政党」というパターンを想定して、民主党保守派に投票することは非常に危険である。


いずれにせよ、選挙前の公約を反故にすることを公言するような政党なんか信用できないのは言うまでもない。

【民主党】長島氏「小沢外交、政権取れば必ず君子豹変し現実的な対応」「今は自民を倒すことが大義だから護衛艦派遣に協力しない」(一郎ちゃんねる)

(エントリより)
その中でも、特にこの長島発言は看過できないので書く。問題は2つ。「万が一民主党が政権政党となった場合、それまでの全ての公約(マニフェスト)に撤回の可能性がある」「民主党は政権を奪取するために、与党に反対するためであれば必要な政策とは逆の施策を訴え続ける」という点です。

【民主党】長島氏「小沢外交、政権取れば必ず君子豹変し現実的な対応」「今は自民を倒すことが大義だから護衛艦派遣に協力しない」★5

1 名前:春デブリφ ★[sage] 投稿日:2009/02/05(木) 13:39:00 ID:???0
・小沢外交「政権取れば豹変」=民主・長島昭久氏インタビュー

<略>

−派遣を認めれば、麻生政権に協力することになるが。
最終的に小沢一郎代表が決断することだ。今は自民党を倒すことが大義だから、協力しないという決断は、政治論として理解できる。過渡期だから仕方がない。米国の知人から「インド洋での海上自衛隊の給油活動などに反対する民主党はめちゃくちゃだ」と心配されるが、「小沢代表は必ず君子豹変(ひょうへん)する。政権を取ったら現実的な対応をする」と答えている。そうでなかったら政権運営できない


それなら政権取る前から現実的に対応しろ(怒)


こんな二枚舌を使う民主党はやっぱりめちゃくちゃだ(笑)
posted by かせっち at 20:48| Comment(2) | TrackBack(0) | 政治(民主党) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年02月08日

ロックの街のロック戦争

アメリカ君(仮)大阪へ行くの巻(part107スレ)(日本びいきの外人を見るとなんか和むスレのまとめ)

「六甲颪」をアメリカ人が適当な英語の羅列で英語の歌にすると…

(エントリより)
527 :インド君とアメリカ君の人 :sage :2008/12/24(水) 18:01:17 ID:zY/1hxWb
>>455で好評だったので、アメリカ君に六甲颪をソラミミって貰った。
まず社内に阪神ファンを探す所からスタートしたが意外にも北海道生まれの課長が
阪神ファンでビビった。
歌詞は内容よりも「それっぽく」「即興性」を重視して作る為相変わらず文章として
成立していないのでその辺りのツッコミは勘弁願いたい。
そもそも昼飯食べてから10分くらいで作ってんだから突っ込むのは野暮ってもんだ。
だがそれなりに歌えるあたり流石かと。()内は俺訳。はっきり言って力技。

今日はこれからWii鍋パーティなので投下だけして去る。

Rock War of Rock City(ロックの街のロック戦争)
六甲颪に
Sad Sword(悲しい剣)
颯爽と
So Ten Card Get Rule(そう、カードを10枚手に入れるルール)
蒼天翔ける
Need Chip. Ring No(指輪では無い、チップが必要)
日輪の
Say Surreal No Hard Key(シュールな事を言う、固い鍵?違う)
青春の覇気
Wool Wood World Seed Cool(羊毛と木の世界、冷たい種)
美(うるわ)しく
Car Guard Yard Cool Word Guard Now So(車を守る庭。そう、今こそ冷たい言葉を守る)
輝く我が名ぞ
Half Scene Tights Girls(半分がタイツ女の場面)
阪神タイガース
Oh Oh Oh Oh
オウオウオウオウ
Half Scene Tights Girls(半分がタイツ女の場面)
阪神タイガース
Play Play Play Play
フレフレフレフレ


いや、「タイガース」は「Tigers」でいいだろ

何で「Tights Girls(タイツ女)」になるんだよ(笑)
posted by かせっち at 21:27| Comment(0) | TrackBack(0) | ネタ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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