2007年08月31日

朝日には期待する(笑)

【朝日社説】朝日新聞勧誘員らによる女性殺害事件「インターネット社会の危うさ」を浮き彫りにした〜闇の職安を放置できない(痛いニュース)

愛知県で発生した女性拉致強盗殺人事件。容疑者グループは「闇の職業安定所」なるインターネットサイトで知り合い、犯行計画を立てたという。

これを受けて朝日の社説では、容疑者に朝日の新聞勧誘員が含まれていたことは一行程度で済ませ、インターネットの危険性を問題視した。

(エントリより)
犯行の悪質さとともに、今回の事件が浮き彫りにしたのは、インターネット社会の危うさだ。

容疑者たちが知り合ったのは、携帯電話などから接続する「闇の職業安定所」というサイトだ。

互いの素性や本名すらよく知らないまま、顔を合わせると女性を襲う計画を立てた。

接点のない者同士を、ネットは簡単に結びつける。互いに身元を知られにくいことが、犯行へのハードルを下げた面もあるのではないか。


なるほど、インターネットは怖いですね(棒読)

社会正義のために日夜言論活動を続ける朝日新聞としては、同様のネット犯罪が発生すれば、綿密な取材を重ね、その温床となったサイトを徹底糾弾することでしょう。

それでは、早速お仕事です。

寺強盗の韓国人 在日サイトで共犯募集(スポニチアネックス)

(記事より)
仏画を奪おうと寺に押し入り、僧侶に暴行し負傷させたとして、強盗傷害罪などに問われた韓国籍の金在七被告(48)が、在日韓国人向けの求人サイトで共犯者を募っていたことが30日、名古屋地裁が金被告に言い渡した判決などで分かった。


さ ぁ や っ て み ろ


参考:
【朝日新聞】「闇の職安」自社の責任をネットに転嫁する厚顔(加賀もんのブログ)
posted by かせっち at 22:06| Comment(0) | TrackBack(0) | 朝日新聞 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年08月29日

情報の受け取り方

仮説は持つな〜余分な仮説が質問力を鈍らせる(日経ITpro)

最近「仮説思考」「仮説力」という言葉をビジネス書などで見掛ける。「イノベーションのジレンマ」シリーズでクリステンセンが説く「破壊的イノベーション」を見つける方法というのも、言ってみれば仮説思考だったりする。

営業担当者が顧客が抱える課題を引き出すヒアリングの際には、前もって仮説を立てておくことが重要と言われているが、下手に使うと顧客をミスリードして真実を歪ませる、というのがこのコラムの趣旨である。

この中で「情報」について以下のように述べている。

(記事より)
情報には「客観的事実」「評価」「仮説」の3つがある。

「月末の数字を締めるのに3日間かかる」というのは事実だが、「月末の数字を締める業務が非効率になっている」というのは「非効率である」と、その人が評価している情報だ。その人にとっての主観的な事実ではあるが、客観的な事実ではない。

また、「経理部のA氏が、『非効率で困る』と言った」というのは事実だが、「経理部門全体が非効率な業務に悩まされている」というのは、「経理部門全体がおそらく悩んでいるだろう」という仮説である。

人は、客観的事実と評価、仮説を混在させて話をする。主観的な評価や仮説があたかも客観的な事実であるかのように話す。物事の本質を理解するには、相手から引き出された情報が、客観的事実なのか、評価なのか、仮説なのか、しっかりと区別していかなければならない。


最後の段落はマスコミが垂れ流す「情報」にそっくりそのまま当てはまる。


新聞記事をよく読むと、事実関係はほんのちょっとで、残りは記者の主観的な評価や仮説(或いは妄想(笑))であることは多い。そして評価や仮説の主体者が記者自身であることを隠すことで、それらがあたかも客観的事実であるかのようにすりかえる。

彼らはこうやって読者をミスリードする。


新聞を読むときは気をつけよう

何が実際に起きた「事実」なのか

何が記者が下した「評価」なのか

何が記者が考えた「仮説」なのか



参考:
新聞が背負う「われわれ」はいったい誰なのか(CNET Japan/ジャーナリストの視点)

(エントリより)
ある特定の観点を<われわれ>の観点とみなすこと、特定の主張を<われわれ>の名において主張すること、<われわれ>の意識をある特定の意識の中に囲い込もうとすることを意味している以外ではないだろう。私たちがそこから何ほどかのアジテーション的なうっとうしさ、押しつけがましさ、あるいはイデオロギー的な臭気を感じとるのもそのためだと言っていい。その文脈において仮構されている<われわれ>の意識と受け手の側の<われわれ>の意識とのズレが大きければ大きいほど、私たちが甘受するそのうっとうしさ、押しつけがましさの度合いもまた、それだけ高くなるはずである。
posted by かせっち at 22:04| Comment(0) | TrackBack(3) | メディア | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年08月28日

全く、お人が悪い(笑)

【社会】 積水ハウス、営業停止命じられる(ニダー速報(仮))

(エントリより)
国土交通省近畿地方整備局は27日、マンション新築工事で義務付けられている監理技術者を置かなかったなどとして、建設業法に基づき大手住宅メーカー 「積水ハウス」(大阪市)に、愛知など4県での営業停止を命じた。

営業停止は民間工事が対象で、期間は9月11日から25日までの15日間。対象区域は愛知のほか静岡、岐阜、三重の各県。住宅やマンションの請負工事などの営業ができない。

近畿地方整備局によると、積水ハウスは2月から3月にかけて、名古屋市北区のマンション新築工事の現場に監理技術者を置かず、同市名東区のマンション新築現場では、直接雇用関係にない専任監理技術者を配置していた。


積水ハウスは上記とは関係ない事件で、ネット上では既に有名になっている。

積水ハウスが建てた建物の不具合調査の見積り額について、顧客とのトラブルが発生。その際、担当だった在日韓国人社員が「自分の名前について差別発言された」と顧客を人権侵害で提訴、積水ハウスも社として社員の全面支援を打ち出した。

この事件はマスコミで取り上げられた一方で、ネットでは「そもそも積水ハウスの施工自体に問題があったのでは?」という疑惑が浮上。被告(顧客)側が裁判所に提出した準備書面には、積水ハウスの施工ミスを伺わせる内容が書かれている。


以上の予備知識を頭に入れた上で

このブログで取り上げられた

2ちゃんねるのレス(38番以降)をご覧頂きたい



全く、ねらーもお人が悪い(苦笑)


参考:
積水ハウス ねずみ裁判 まとめブログ
posted by かせっち at 22:21| Comment(2) | TrackBack(0) | 韓国・朝鮮 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年08月24日

同じ価値観

【朝日新聞社説】「日本にとって中国の重要性、インドの比ではない。安倍首相、一本調子の価値観外交考え直せ」(痛いニュース)

安倍首相のインド訪問に対する朝日新聞の社説。

(エントリより)
首脳会談でインド側は米印協定への支持を求めた。これに対し、安倍首相は「唯一の被爆国として核不拡散体制への影響を注意深く検討する」と述べるにとどまり、態度を保留した。理解しがたい対応である。被爆国の首相がこんなあいまいな態度を取っていいはずがない。大切な友人であっても、言うべきことは言う。核不拡散問題では譲歩できない、と明確に伝える。それが日本の役割ではないか。

そもそも安倍首相の価値観外交は、中国包囲という色彩を帯びている。3年度以降、インドは中国に代わって円借款の最大の受け取り国になった。値観外交の展開に伴って、援助額はさらに膨らんだ。しかし、日本にとって中国が持つ重みは、インドとは比べものにならない。在留邦人でみれば、中国が10万人を上回るのに対し、インドは2000人ほどだ。相互依存の度合いが全く異なるのだ。

中国を牽制するテコにインドを使うような外交は見透かされる。インドにしても中国との交流を深めており、利用されることに甘んじるような国ではない。 価値観を声高に唱えるような一本調子の外交は考え直した方がいい。


共産党独裁の中国よりも、民主主義国家のインドの方が

日本と同じ価値観を共有していると言えるが、それが何か?



これに対する2ちゃんねるのレス。

(エントリより)
38 名前:名無しさん@八周年[] 投稿日:2007/08/24(金) 08:27:15 ID:ZTwk4eB+0
朝日にとって中国の重要性、日本の比ではない


93 名前:名無しさん@八周年[] 投稿日:2007/08/24(金) 08:34:54 ID:n4+HzhrH0
>しかし、日本にとって中国が持つ重みは、インドとは比べものにならない。
>在留邦人でみれば、中国が10万人を上回るのに対し、インドは2000人ほどだ。
>相互依存の度合いが全く異なるのだ。


うわ、ここまでアカラサマなインド軽視中国擁護にでるとは、
朝日は中国の機関紙ってよくわかるな。


125 名前:名無しさん@八周年[] 投稿日:2007/08/24(金) 08:39:52 ID:n4+HzhrH0
>大切な友人であっても、言うべきことは言う。核不拡散問題では譲歩できない、
>と明確に伝える。それが日本の役割ではないか。


中国と北朝鮮には何も言わない、言わせないくせにな(w

さすが二枚舌の朝日。


262 名前:名無しさん@八周年[sage] 投稿日:2007/08/24(金) 08:58:59 ID:9ps9J7Q9O
>在留邦人でみれば、中国が10万人を上回るのに対し、インドは2000人ほどだ

在留邦人の数で決まるなら米国やブラジルが重要なんだ。


312 名前:名無しさん@八周年[] 投稿日:2007/08/24(金) 09:07:48 ID:pl2flDCW0
朝日が必死ということは安部外交GJということか


※2007/8/25追記
安倍総理のインド訪問(外務省)・・・今回の安倍氏のインド訪問の概要。国会演説ではスタンディング・オベーションを受けるほどの反響だったとか(情報提供感謝>よねさん)

安倍総理のインド演説を刮目して読む(玄倉川の岸辺)・・・安倍氏のインド国会演説を読んでの感想

※2007/8/28追記
インド シン首相の日本国会での演説。(よねの備忘録)・・・昨年末訪日したシン首相の国会演説。こんな重要な演説がマスコミで報じられなかったとは・・・必読。
posted by かせっち at 21:36| Comment(7) | TrackBack(0) | 朝日新聞 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年08月23日

「共同体」観の違い

「拡大する共同体」と「拡大しない共同体」(日経BP Tech-On!)

『中国の不思議な資本主義』(東一眞著,中公新書クラレ)を読んでのコラム。

(記事より)
著者の東氏は,日本社会では「世間」という名の拡大された共同体が「日本全土を大気のように覆っている点に特徴がある」(同書p.45)と見る。そうした「拡大共同体」の中に,会社や家族といったより小さい共同体が入れ子構造になっている。そして日本ではこうした拡大共同体としての「世間」が人々が行動する規範となっている。「世間」が認めることが正しいことであり,そこから「赤信号,皆で渡れば怖くない」というメンタリティも生まれる。

「拡大する共同体」というのは面白い表現だと思った。共同体の基本単位は家族であり,伝統的な意味の共同体は血縁や地縁関係などの小さい集団を指すが,日本人の場合それが会社や業界,広範囲の地域といったところまで拡大しようとする傾向があるようである。

これに対して中国では,こうした「拡大」のメカニズムが働かないという。血縁や親しい友人だけに閉じた秘密結社のような「共同体」からなる無数のネットワークが堆積している構造が中国社会の特徴だと東氏は見る。


「血縁や親しい友人だけに閉じた秘密結社のような「共同体」からなる無数のネットワークが堆積している構造」という著者の中国社会評は、自分が以前のエントリで指摘した「中国社会は家族・宗族という「砂粒」の寄せ集め」という評価と一致する。また、その「共同体」意識が社会や国家レベルまで拡大しないという点も同じである。

一方、中国との比較対象として取り上げられた日本の場合、地縁・血縁→会社・業界→広範囲の地域→日本全体と、「共同体」意識が入れ子構造でスケーラブルに拡大していく、という指摘は面白い。そしてこの拡大する共同体の倫理規範が「世間」である、という点も肯けるところである。

韓国の「ウリ」意識も中国の「共同体」意識に似ていると考えれば、東アジア地域はその他のアジア地域に比べて宗教色が薄い代わりに、「共同体」意識が強いことが特徴なのかもしれない。むしろ宗教色が薄く世俗的であるが故に、世俗の倫理としての「共同体」意識が発達したのかもしれない。

そして極めてローカルであるはずの「共同体」意識を国家レベルまで拡大させたところに、日本の特徴があるのではないだろうか。


参考:
砂上の楼閣
posted by かせっち at 22:47| Comment(0) | TrackBack(2) | 中国 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年08月20日

服の下から鎧が見える

【中国の印象】良くなった人っているんですか?(加賀もんのブログ)

日中両国において相手国に対する好感度調査を行ったところ、中国では日本の好感度が上がったのに対し、日本では中国の好感度の低落傾向に歯止めがかかった程度なのだとか。

加賀もん氏のブログでは更にこのように指摘する。

(エントリより)
調査が行われたのは5月
その時は、せいぜい「インチキディズニーランド」が話題になっていたくらいで、毒の混じった風邪薬や、鉛入りの玩具塗料、段ボール肉まん、そして直近の「鉄筋のない橋」とネガティブ情報が洪水のようにあふれ出る前であるから、
「マイナス印象が66.3%」などというのは、「まだ印象が良かった頃」の数字と言えるだろう。


尤も、朝日新聞は同じニュースにおいてプラス印象が増えたことを強調して伝えているのだが、そんな朝日の涙ぐましい努力をどぶに叩き込むような発言を中国様はしてくれた(爆笑)

中国、アメリカに対し、「太平洋の東西分割」提案か(痛いニュース)

(エントリより)
17日付の米紙ワシントン・タイムズは、キーティング米太平洋軍司令官が最近訪中して中国軍事当局者と会談した際、中国側が、太平洋を東西に分割し東側を米国、西側を中国が管理することを提案したと報じた。

米側は拒否したという。提案の詳細には触れていない。


・・・凄いですね、この覇権主義っぷり。

よりにもよって「太平洋分割提案」ですよ。

「核戦争によって中華民族は繁栄を取り戻す」と発言した

トンデモ将軍がいた国は流石に違う(呆)



でも国益さえ合致すれば「はい、そうですね」と手を結びかねないのがアメリカだってこともお忘れなく。


参考:
中国がアメリカに太平洋の東西分割管理を提案 〜表に出た中国の戦略的海洋進出〜(アジアの真実)
中国人民解放軍幹部、対米戦略で全面衝突の強硬論(大紀元)・・・トンデモ将軍の発言

※2007/8/21追記
「赤色帝国主義」に本腰?空母はまず2隻建造とか。(日々是チナヲチ。)

(エントリより)
中国は自国の成り上がりを「和平崛起」(平和的台頭)と称しています。「中共語」における「平和」とは「中共による制圧下での非戦時状態」ということは以前書いた通り。ですから「和平崛起」と称しつつ軍拡路線まっしぐらで自前の空母まで持とう、というのは至極当然のことなのです。
posted by かせっち at 22:08| Comment(0) | TrackBack(2) | 中国 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

lhaz v1.33に脆弱性

また日本のフリー圧縮ツールにゼロデイ攻撃(ITmedia)

(記事より)
日本で人気の圧縮・解凍ツールを狙ったゼロデイ攻撃がまた発生した。今回は、フリーツール「Lhaz v1.33」の脆弱性を悪用したターゲット型攻撃が仕掛けられたという。セキュリティ企業のMcAfeeとSymantecが8月17日のブログで伝えた。

McAfeeによると、この攻撃には細工を施したZIPファイルが使われ、Lhazの脆弱性を悪用してトロイの木馬に感染させる仕組みになっていた。脆弱性の詳細は不明だ。


zipファイルやlzhファイルなどの圧縮・解凍でお世話になっているフリーソフトlhaz v1.33に脆弱性が発見され、既にこの脆弱性を悪用したトロイの木馬が出現しているとのこと。

2007/8/20 21:00現在、作成者のちとら氏のサイトでは暫定対策を施したlhaz v1.34β1が公開されているが、アイコン・ドロップによる圧縮の際にエラー表示される不具合がある模様。

とりあえず、脆弱性のあるlhaz v1.33はアンインストールすることをお勧めする。アンインストールの方法はlhazのヘルプを参照のこと(「プログラムの追加と削除」による操作だけでは完全にアンインストールされないようだ)。

※2007/8/26追記
2007/8/23付けでver.1.34が正式リリースされました。


参考:
lhazのオフィシャルサイト
posted by かせっち at 21:26| Comment(0) | TrackBack(0) | IT | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年08月18日

謝らない理由

中国人って・・・@プチシリーズ(中華的生活「多少銭?」)

(エントリより)
・中国人は「すみません」を多用するが、
 本当に悪い時は絶対に謝らない


ま、いうまでもないか。
日本語でいうところの「ごめんね〜っ!」的な
「不好意思」や「対不起」は
友人関係でも、他人同士でも、公共の場所でも
良く使うが、意味はあいさつ程度。

本当に絶対的な過ちがあるときには、謝らない。
自分の正当性を何時間かけても言い続けるww


ああ、そうか

中国製品の品質問題で中国側が一向に非を認めないのは

本当に絶対的な過ちがあるとわかっているからだな(爆笑)



参考:
北京オリンピックこそ中国を教育する好機(日経BP SAFTY JAPAN)
posted by かせっち at 11:57| Comment(0) | TrackBack(0) | 中国 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年08月15日

砂上の楼閣

壊れた中国(日経ビジネスオンライン)

※公開日翌日以降の閲覧にはユーザー登録(無料)が必要です。

(記事より)
中国には問題解決のための財源があるし、環境や医療、労働者の安全性などを律する法体系も備わっている。北京政府に絶対的に欠けているのは、辺境の村々に至るまで官僚が国民の経済活動の様々な面で大きな権限を握っている今の政治構造を改革しようという意志である。

「中国の法律は世界でも最高水準にあるが、地方政府は企業経営者のご機嫌取りばかりしているので法を厳格に適用することができないのだ」と、和民工社区学院を創立したリュー・カイミン氏は指摘する。


世界経済とリンクすることで次々と明るみに出る中国社会の闇の部分。経済発展と平行して汚職や不正が横行し、近代的な産業社会の前提となるはずの法律遵守が守られている気配は全く無い。

「神との契約」の概念が現在の法律観に連なる欧米では、法律に背くことは神に背くことであり、「法律は自ら従うべきもの」という意識があるように思う。だから法律がありながら違反が横行する中国社会は、彼らには神をも恐れぬ世界のように映ることだろう。

しかし、如何に法体系が備わっていようとも、法律が世界最高水準にあろうとも、法律を厳格に適用しようとも、「法律は守るものだ」という自律的な意思が人々にない限り、法律は有効に機能しない。このような自律的な意思は罰則強化や見せしめの処刑だけでは培われず、社会倫理がその役割を果たす。

しかし中国には「神との契約」はもちろん、それに代わる社会倫理も存在しない。中国古来の儒教的価値観も倫理の及ぶ範囲は家族・宗族の内に止まり、社会全体には遡及するものではない。かくて、家族・宗族の外から押し付けられる法律を自律的に守るという意識など培われるはずもない。

例えて言うなら、キリスト教的価値観という「鉄筋」が貫いて社会倫理を構築している欧米社会に対し、中国社会は家族・宗族という「砂粒」を寄せ集め、法律という「枷」で外を取り囲んで社会を為しているだけ。「枷」の力が弱まれば「砂粒」は易きに向かって自ら崩落する。


砂の土台の上に幾ら杭を打ち込んで近代社会を構築しようとも

それは文字通り「砂上の楼閣」でしかないのである



欧米や日本はもちろん、中国自身すらこの視点を欠いているため、中国の法治に対して大きな誤解をしているように思われてならない。
posted by かせっち at 21:37| Comment(2) | TrackBack(0) | 中国 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年08月14日

寂れる山間部

山間部集落対策を急げ!(極右評論)

(エントリより)
真面目に田舎を守っている農業就業者に対して、生活をしていけるだけの補償をしなければならないし、集落消滅への対策を講じなければならない。

誰が日本の山野を守って行くのか?

山野を荒れ放題にしてしまうともう回復は困難になってしまう。

今年から団塊の世代(680万人)が定年退職を迎える。この人たちにも田舎を持つ人も多いはずだ。定年帰農する人に対する助成や支援制度も早急に確立すべきである。


北遠(静岡県西部山間部)、奥三河(愛知県東部山間部)は格好のドライブコース。梅雨時には綺麗に田植えされた段々畑が見られ、都会育ちだった自分は見事なものと感動すると同時に、「この風景がいつまで見ることができるだろうか」と危惧せざるを得なかった。そう思わせるほど山間部は寂れて見える。

限界集落の問題は、結局のところ「如何にして自己継続的に人口を維持するか」という問題に帰着する。具体的には「如何に若年人口を村落に繋ぎとめるか、外から曳きこむか」ということである。都会はほっといても人口は流入するが、地方山間部は何もしなければ若者は流出する。

こう考えてみると、瀬戸氏の団塊世代の帰農策は減った若年人口を代替しているに過ぎず、彼らが老いた時(既に老いているが(笑))同じ問題が浮上する。また農業就業者の生活保障にしても、若年人口を農業に引き込むだけの魅力があるか、疑問である。まして文革後の下放を若者に強いるわけにもいかない。

それでは山間部のインフラを整備し、新たな産業を興し、工場をぶっ建てて人を呼び込めばよいかというと、今時そんなハコモノ政策が上手く行くとは思えない。第一それは「日本の山野を守る」という農業のもう一つの役割からは大きくかけ離れてしまっている・・・ここで自分の考えが行き詰ってしまっている。


この問題を有効に解決する方法があるなら

「ふるさと納税」も喜んで払ってやるのだが
posted by かせっち at 23:31| Comment(2) | TrackBack(2) | 日本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年08月13日

お伊勢参り2007

夏休みの恒例行事。今年も伊勢神宮にお参りしてきた。走ったルートは以下の通り。

浜松市内

国道1号

潮見峠(静岡・愛知県境)

国道42号

伊良湖(いらご)岬(渥美半島の西端)

伊勢湾フェリー

鳥羽市

国道42号→県道37号

伊勢市楠部町

国道23号

伊勢神宮(内宮)


浜松から伊勢に行くには、伊勢湾を陸路でぐるっと回るか、伊良湖〜鳥羽の伊勢湾フェリーを使う。伊勢湾回りだと延々走り続けなければならないが、伊勢湾フェリー経由だと船内で1時間弱の休息が得られる。但し夕方にはフェリーが終了してしまうので、帰路の時間には注意しなければならない。

潮見峠から伊良湖岬までの国道42号は50km弱の道のりだが、アップダウンあり、ワインディングあり。しかも信号が多くて引っかかる確率が高いため、距離の割には時間が掛かる。最低でも1時間は見ておいたほうが無難。

伊良湖岬と鳥羽を結ぶ伊勢湾フェリーは、一部外洋を通るためか結構揺れる。船内で下手に飲み食いすると船酔いするかも。雑魚寝できるスペースが用意されているので、そこでごろ寝して時間を潰す方がよいかもしれない。

鳥羽から伊勢へのルートは国道42号、伊勢二見鳥羽ライン(有料)、県道37号、伊勢志摩スカイライン(有料)がある。無料で遠回りにならない県道37号がお勧め。ただし楠部町の道幅の狭い住宅地を通るので、ここを避けるには伊勢二見鳥羽ラインの楠部IC〜伊勢ICの無料区間を利用する。

伊勢神宮には豊受大御神を祭る外宮(げくう)と、天照大御神を祭る内宮(ないぐう)があり、外宮から参拝するの正しい順序。両宮は歩くにはかなり離れているので、バスか車で移動する。周辺駐車場は混雑するので、どちらかの周辺駐車場に車を停め、バスを使って行き来するのが妥当(片道¥300前後)。

外宮周辺に目ぼしい観光スポットがない一方で、内宮周辺には「おはらい町」「おかげ横丁」といった門前町が集中している。内宮近くの駐車場に停めるより、伊勢市の宇治浦田駐車場(無料)に停め、「おはらい町」を通って参拝するのも一興。ちなみに伊勢名物の「赤福」の本店は「おはらい町」の中にある。

神社の境内は巨大な古木が立ち並んで直射日光を遮り、日陰の場所がほとんど。そのため真夏でもそれ程熱くはないが、湿気が多く汗が止まらない。夏場の参拝には発汗に適した服を着て、熱中症対策に適度に水分補給をすることをお勧めする。

おはらい町やおかげ横丁ではクレジットカードが使える店は余りないようなので、高額の飲食をする場合はそれなりの現金を用意しておくこと。またバス移動のことも考えると、バラ銭や千円札は多めに用意しておいた方が無難。外宮⇔内宮の往復だけでは1日パスは高くつく。


参考:
伊勢神宮
伊勢市観光協会・・・伊勢市内の交通案内がある
株式会社 赤福・・・伊勢名物「赤福」
伊勢湾フェリー


以下、今回の参拝で撮った写真。

続きを読む
posted by かせっち at 22:42| Comment(2) | TrackBack(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年08月09日

消費行動の格差

高齢者はいつ豊かになったのか(日経BizPlus 経済学で考える)

(記事より)
ところで、年金記入漏れはとんでもない話だが、働く人が少なく、年金を受け取る高齢者が多くなれば、高い年金は払えない。多くの高齢者は「自分たちは自分の親の世代の面倒を見たのに、なぜ自分たちが・・・」と言うが、本当に現在の高い年金に見合うような仕送りをしたのだろうか。

図は、世帯主の年齢階層ごとにみた世帯1人当たり実質消費額について、1970年から現在までの推移を見たものである。

<略>

これを見ると、1970年には最も消費水準の低かった65歳以上の高齢者、下から3番目だがほとんど2番目と変わらなかった60-64歳の高齢者の実質消費が、70年代にどんどん上昇して、90年代には2位と3位を占めるようになったことが分かる。さらに、90年代の「失われた十年」の時代にも安定的に上昇し、リストラに苦しめられた現役世代を尻目に、今や最も豊かな世代と3番目に豊かな世代になった。


この図を見ると、2,000年以降、現役世代(〜49歳)が月8〜9万円弱の消費に対し、年金受給者(60歳〜)&受給予備軍(50〜59歳)は月10〜11万円も消費に当てている。


結構使ってますな、ご老体の皆様方

羽振りが良くてうらやましい限りですよ、全く(皮肉)



そして、受給予備軍の皆様方は向こう10年で受給者になるんですよね?しかもこの人達、団塊の世代ですよね?つまり現役世代よりも2万円も消費行動がでかい人達が、どっと年金を受け取る側になるわけですよね?

(記事より)
もし、65歳以上の高齢者の消費を現在の水準、すなわち、50-59歳の人々の98.1%(2001-05年の平均)という水準ではなくて、1980年代前半の水準、すなわち、50-59歳の人々の77.4%(1981-85年の平均)という水準に引き下げれば、年金は現在の79%(77.4÷98.1)の水準に抑えることができる。80年代の高齢者は、そのレベルの年金で暮らしていた。この程度の年金削減で、高齢社会の年金負担という問題はほとんど解決できる。少なくとも、90年代の失われた十年の間にも上昇していた分はカットしても良いのではないだろうか(この場合には年金を85-89年の水準にすることで、16%のカットとなる)。(本稿の事実については大和総研の鈴木準主任研究員より示唆を得た。)


無理

自己主張ばっかりのあの世代が

そんな事を受け入れる訳がないもん(諦念)



参考:
書評 - 若者を食い物にし続ける社会(404 Blog Not Found)
格差是正の「本当の線引き」はどこにあるか(日経BP)
「論座」の文章を公開しました(深夜のシマネコBlog)
posted by かせっち at 22:03| Comment(4) | TrackBack(1) | 世代間問題 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

スッドの二の舞

「こんなにひどいのは初めて見た」 中国車の安全性は「最悪」=WSJ紙(痛いニュース)

(エントリより)
今度は中国製自動車に警戒令か。8日付米紙ウォールストリート・ジャーナルは、ロシアで人気を集めている中国製自動車について、安全性に問題があると報じた。

同紙はロシアの自動車雑誌「アブトレブ(AvtoRevu)」が最近実施した衝突テストで、中国奇瑞汽車のセダン型乗用車「チェリー・アミュレット」の結果は最悪だったとして、衝突テストの映像が動画サイト「ユーチューブ」で公開されたと報じた。


中国製品の粗悪さに慣れた2ちゃんねるでも、「ダンボールで作ってるだろこれww」「相手を殺さず、自分が死ぬ凄く優しい車」「衝撃を「運転席」で吸収する素晴らしい設計」などのレスがつき、動画元のYouTubeでは以下のようなコメントが。

173 名前: 請負労働者(不明なsoftbank)[sage] 投稿日:2007/08/09(木) 13:30:03 ID:U42clGpM0
>>16
http://www.youtube.com/watch?v=f7rrk3ZjN-I
>China's way to control population growth?

>人口増加を制御する中国の方法?

ワロタ


こんな車を作った奇瑞汽車と、アルファロメオは製造契約を結んだという。

アルファロメオを中国生産へ フィアットと奇瑞汽車が提携(livedoorニュース)

7日、伊フィアット・グループ・オートモビルズ(FGA)は、中国のチェリー・オートモビルズ(奇瑞汽車)と、ジョイントベンチャーに関する覚書に調印した。

両社の合意によると、中国・安徽地方の奇瑞工場で、2009年からアルファロメオとフィアットなどを製造する年間生産台数は17万5000台を予定している。現在のところ具体的なモデル名は明らかにされておらず、両社はこれから正式な提携に向けて詰めを進める。


ロシア製の粗悪な鉄板で作ったために

「アルファ史上最弱ボディ」という悪評を被った

アルファ・スッドの二の舞になったりして(冷笑)
posted by かせっち at 21:25| Comment(2) | TrackBack(0) | 中国(経済) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年08月03日

差異の存在

韓国人のイスラム認識度(世界一小さな新聞)

(エントリより)
韓国人23名がタリバン兵士によって拉致される寸前の様子を
毎日新聞のカブール特派員の栗田慎一記者は次のように記述している。

   警察によると、韓国人一行は7月19日午後、
   大型チャーターバスでカラボフ地区のレオナイ市場に乗り入れた。
   休憩のため下車し、レストランでアイスクリームを買い求め、
   約30分間にわたって市場内を散策。
   一行の中には袖無しシャツ姿の女性もおり、
   市場の風景をビデオやカメラで撮影しながら楽しんでいたという。

韓国人の姿が、目に浮かぶような記述だ。
イスラム教の「常識」を少し知っていれば、
次に何かが起こるかも知れないことが予測できる。

タリバンはイスラム原理主義的で、
女性が肌を露出することを厳しく禁じている。


アフガニスタンを訪れた韓国人23人がイスラム原理主義武装勢力タリバンに拉致された事件。人質解放交渉が行われる一方で、韓国人人質に犠牲者が出る事態も発生、交渉の行方は予断を許さない状況にある。

韓国国内ではタリバンを非難する一方、この韓国人グループが政府の渡航禁止ポスターの前で記念撮影をしたり、キリスト教系団体でありながらイスラム原理主義の巣に足を踏み入れるなど、その軽率な行動にも批判があがっている。

この事件について、ブログ主氏がかつて見た韓国人の姿を重ね合わせて論評したのが上記のエントリだが、これについて以下のようなコメントがついた。

(コメントより)
日本人とか韓国人とか中国人とか関係ないと思います。どこの国でもいい人はいるし、殺人者もいます。あなたがよい人であれば全ての日本人が良い人とはかぎりません。もうそんな時代じゃないです。人それぞれ育った環境により人間が形成されます。


「日本人とか韓国人とか中国人とか関係ない」で切り出したコメントを

「人それぞれ育った環境により人間が形成されます」で締めていることは

完全な自己矛盾である



「人それぞれが育った環境」とはとりも直さず社会そのもの。コメント主は「人それぞれが育った環境」を「個々の家庭環境」と想定したのかもしれないが、そうだとしても家庭はそれが属する社会と無縁ではいられない。

そして社会はそれが属する国の文化、国民性に影響される。即ち人は自分が住む国の文化、国民性をバックボーンに形成され、「いい人」「悪い人」はそのバックボーンからの誤差範囲のブレでしかない。


日本人とか韓国人とか中国人とかは、やっぱり関係ある

寧ろ「日本人とか韓国人とか中国人とか関係ない」という考え方こそが

国際摩擦を助長する



「日本人とか韓国人とか中国人とか関係ない」と考える人は、全世界の人間の間に国民性の差異はなく、一つの普遍的な価値観で存在するとでも思っているようだ。もしそのような価値観が存在し、皆がそれに基づいて行動しているならば、国を跨いだ問題など起きないはず。

しかし現実には国民性の差異は存在し、それに起因する摩擦は起きている。その現実を無視し、一つの普遍的価値観があるかのように言う事は、実はその普遍的価値観自体が何処か特定の国の国民性を下敷きにしている、と疑うべきである。

そして自分のもつ価値観が「日本人とか韓国人とか中国人とか関係なく」普遍的であると信じてきた人が、全く異なる価値観を持つ異国人と出会ったとき、その人はその異国人を普遍的価値観から外れた「異端者」と呼ぶだろう。

しかし「異端者」と呼ばれた異国人も、同じ理屈でその人を「異端者」と呼ぶだろう。かくて国際摩擦の種は蒔かれるのである。


大事なことは、互いに違うことを認識すること

認識した上で違う相手を尊重すること



拉致された韓国人達にはこれが決定的に欠けていたように思う。


※2007/08/12追記
韓国人拉致被害団体と地球市民(月見櫓)
posted by かせっち at 21:05| Comment(0) | TrackBack(0) | 韓国・朝鮮 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年08月02日

破壊の後に生まれたもの

参院選に思ふ(福田 逸の備忘録―独断と偏見)

今回の参院選について、「Let's Blow! 毒吐き@てっく」で紹介されたブログ。

(エントリより)
選挙民が――我々が、国の姿を、国のありやうを考へず、年金問題や「政治とカネ」といつた内側を向いた――つまり個人に纏はる問題のみをクローズアップする時、つまりエゴイストの自己愛ばかりを発揮する時、民主主義は死ぬ。


参考:
良薬口に苦し(Let's Blow! 毒吐き@てっく)・・・上記ブログを紹介したエントリ
posted by かせっち at 22:20| Comment(0) | TrackBack(0) | 政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年08月01日

信ずるところ

家臣は強いそなたを信じるのではない

そなたの信ずるところを信じるのじゃ


これは、大河ドラマ『風林火山』において、上田原の戦いで村上義清に惨敗した武田晴信(後の信玄)を母・大井夫人が慰める際の台詞である。

安倍氏の「信ずるところ」は「美しい国」「戦後レジームの脱却」であり、これを掲げて戦っている。勿論、彼の「信ずるところ」には賛成もあれば反対もあろう。「信ずるところ」を掲げる限り、批判は免れないものである。

その一方で、民主党と小沢氏からはこのような「信ずるところ」がちっとも伝わってこない。与党の政策に脊髄反射で反対し、政権交代という言葉は鸚鵡のように繰り返すが、それは「信ずるところ」を実現するための手段に過ぎない。

しかし彼らの言動を見ていると、こういった手段自体が目的と化しているように見える。目的の無い手段の追求は結果を問われないゲームをしているのと同じで、国民生活に関わる政治で行ってもらっては困るのである。

民主党が政権を取ったら為そうとしている「信ずるところ」こそが自分の知りたいところなのだが、安倍氏のような明確さを以って彼らの「信ずるところ」を提示できていない。提示されないものを安倍氏のものと比較しようもない。

これこそが、自分が民主党を信じることができない理由なのである。


自民党・経世会の残党と社会党崩れが執行部を牛耳る民主党に

統一した「信ずるところ」が提示できるとは思えんがな(冷笑)
posted by かせっち at 23:52| Comment(2) | TrackBack(0) | 政治(民主党) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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